私たちにとってディアビとは何だったのか?
まずは、テレグラフの記事を翻訳してくださったmygunnerさんの「ディアビへの無償の愛」を幅さんが朗読。
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(※このイベント用に加筆修正された翻訳記事をmygunnerさんにいただきましたので、掲載させていただきます。mygunnerさん多謝です。)
「Abou Diaby’s tragic tale symbolised Arsenal’s struggles under Arsene Wenger」
ディアビはほとんど試合に出ていないのに色々な意味でアーセナルのこれまでの9年間を象徴している。彼の在籍中ベントナーもアルムニアもアンドレ・サントスもいたが、ディアビほどヴェンゲル時代後期の美と苦悩を体現している選手はいない。
期待された才能は大成されることなく、悲運からは逃れられない。それでも失意の中でなお持ち続ける希望。ヴェンゲルがプレカンでいつも「来季こそはアーセナルの年だ」と言うように、いつも「来季こそは」ディアビの年のはずだった。来季こそは。いつも。
移籍価値はほとんどないがそれなりの週給が必要なディアビはチェルシーやシティ、もしくはウェストハムなどでどのくらい在籍できただろうか? ヴェンゲルが彼を信じ続けてきたことはディアビの可能性を示しているとも言えるが、それ以上にヴェンゲルという人物を示しているとも言えよう。
ヴェンゲルがディアビを愛したように自分の選手を愛せる監督はほとんどいないだろう。モウリーニョもファーガソンも選手を愛するがそれは常に「昨季貢献してくれた」という栄誉に付随した条件付きの愛だ。ヴェンゲルのディアビに対する愛情は無条件だ。
いつか覚醒するかもしれないという予感と消えゆく記憶、事実は違ってもそれでも揺るがない信念。それらに基づく無償の愛。ヴェンゲルは、ディアビを信じていたから信じ続けた。それだけなのだ。
それを盲目とか頑固さとか人は好きなように呼ぶだろうが、私はとても心惹かれる。リリースリストに載った今でさえも、ディアビが次のクラブを見つけるまでアーセナルはクラブで練習を続けられるようにするという。本当か嘘かもわからないが新契約の噂すら立ち上るほどだ。
自分の心に正直になれば大抵の人は、自分のクラブにも、アーセナルがディアビを扱ったように人を扱って欲しいと思うのではないだろうか。選手のデータ分析や綿密なスカウト網が当たり前の時代に、ヴェンゲルとディアビの関係には人間性の本質的なものがある。そしてそれは現代ではとても稀なものだ。
もしもアーセナルが最後の断を下すなら、エジルやサンチェスの獲得やシティ戦での戦いぶり以上にアーセナルの今後の方向性を示すことになる。クラブが進むには、ヴェンゲルの揺るがない選手への信用ですら十分ではないという厳しい現実にとうとう気づいたということだろう。でももしかするとどんでん返しがあるかもしれない。最後の賭けだ。短期契約、集中リハビリ、そしてフィットネス向上のための異例のリザーブの試合。まだ希望は止まない。昨年ヴェンゲルは言ったのだ。「もしもディアビが復活するなら彼を残す。私はいつも彼を信じている。」と。
今もヴェンゲルの頭の中の葛藤が聞こえるようだ。片方では、ディアビはもう過去の選手で、怪我がちな29歳のMF中心に優勝狙いのチームは作れない、切り捨てて次へ動く時だとわかりきったことを言う声がする。その一方で、より深いところから、来季こそは本当にディアビの年かもしれないと囁く声が聞こえてくるのだ。
出典:『The Daily Telegraph』2015.6.11
記者:Jonathan Lieu
翻訳:mygunner
(拍手に包まれる場内)
幅さん「アーセナルを好きになった理由が、ここに凝縮されているような気がするのですが・・・」
銀粉様「泣けますよねぇ・・・(ボスは)気高い!」
国井統括本部長「編集者の視点では、追記してハッピーエンドの結末の文章を載せたいですね。ディアビのポテンシャルだけは無限大でした」
西岡さん「能力的に、技術的に届かない選手、移籍願望のある選手、こういう選手は残さないと思う。いい影響を及ぼさないんで。それでも(これまで残っていたということは)ヴェンゲルさん的には、怪我がちであったけれども、100%のコンディションであれば(ディアビは)やれる選手だった。ということじゃないかと思いますね」
あぶさん特集あざーす!
愛しのフィジカルバカ野郎 俺達のアブ・ディアビ、アーセナルを去る
ベンゲルの理想と現実 彼はプレミアカップをもういちど掲げられるか?
国井統括本部長「(ヴェンゲルは)4、5年普通にやりそう・・・」
幅さん「ワールドサッカーキング的には補強は?どうですか?」
国井統括本部長「わかりませんけど・・・ハマればもう一人くらいは?・・・来るとしたら、だぶつきぎみの前の方の・・・」
幅さん「ベンゼマどうっすか?」
国井統括本部長「ベンゼマ、いたら、まあ・・・」会場(笑)
幅さん「今季の補強どうですか?誰かいりますか?」
西岡さん「いりませんね。誰かいります?」
銀粉様「わたしもいりません!」(キッパリ) 場内拍手!
-サポーターに聞く、今シーズンの理想フォーメーション-
プレゼン大王ヤスコ案
ガブチャンのなじんでない感が心配だけども、なじんだらヤバいはず。
「チェフ?オスピーの控えでしょ?」とかいってさーせん。
私は5.12が誕生日なんですけれども、調べてみた所、 5.13はコクランは銀粉蝶様と同じ誕生日でございます。(銀粉様大感激)
そして、5.11はあぶさんの誕生日なんですが、5.12は高見盛関くらいで・・・。
5.12の不作感が凄いってことがわかりました。ちなみに、猿の8.12は、貴乃花親方(まさる氏の方)、元光GENJIのかーくん、そして江戸幕府第3代将軍 徳川家光と、大豊作であります。
リアル戦術オタ・エリQ案
おい、おまいら!今季は瀬尾君が活躍すんぞ!という歴史的大プレゼン。
さすがは学者先生、学会での発表的なヤツ!
なんだか、瀬尾君が活躍するような気がしてきました!
移籍マニア・ハッシー案
データマニアのハッシーだけにギプスのやらかしを大検証!
ロシ女の皆さんから、7番を外した理由を説明していただきたい!と猛抗議。
次回は是非、移籍話について独自の理論を展開して欲しい所。
店長案
ラムジーとウォルコットは外せない。
何故なら、息子の名前はテオとアロンだから!
なるほど。ダンカンの息子の名前「甲子園」的なやつですね。
俺案
ちなみに、猿の「おれならこう戦うね?ガチで今季の理想フォメを考えてみた」はこちら。
今季の補強について
Q: 残って欲しい選手は?
西岡さん「イングランドのクラブなので、ウォルコット、ラムジーとかにはいてもらいたいですね」
国井統括本部長「自分のモチベーション的にはロシツキーですね・・・」
銀粉蝶様「やっぱりラムジーにいてほしいです。ウォルコットにもいてもらいたいと思いますけど、そう思ってみてると、いなくなっちゃうんでぇ・・・みんな諸事情で動いて・・・。ロシツキはあと一年とか言わないで、なんか仕事すればいいのに。アーセナルで?」(場内大歓声)
Q: U22の選手で注目の選手は?
国井さん「ゼラレムとかー、トップチームに定着して欲しいなあって思いますね」
幅さん「エミレーツカップでびっくりしたのはアデレイド君ですね。持ち過ぎなんですけど、モッてるし、タッパもあるし、面白い存在すね。ヘイデン、アクポンもしるし、イウォビのユニフォーム着ている方もいらっしゃいましたし、、、(あのシャツ)かっこいいっすよね?」
Q:ジュルーとかどうでした?
幅さん「ジュルーは実は、10-11のバルサ戦で先発してるんですよね。やる時はやる男なんだけど、顔が勝負弱い。センデロスジュルーのスイスコンビは味わい深かったけれども」
国井「足下は上手かったですよね・・・」
銀粉様「ああ、いたなー!って思いました」(さわやかに)
Q: 過去の裏切り者の選手はどうすか?
銀粉様「セスクはまだまだ伸びて行く、もっといっぱいもってるって思ってたんですけど。でも、なんかこう、もっとできんじゃないの?って思わせるものがあったんですよね。」
幅さん「ファンペルシーは?」
銀粉様「あ、ないですね!(即答)セスクはアーセナルで哀しそうだった。でもなんかもっともっとやれる感満載だった!」
国井統括本部長「(選手というより)アーセナルが好きなので、出て行った人に、幸せは望まないなあって思いますね・・・ざまあみろじゃないですけど・・・まあ、幸せそうじゃないですよね?」
幅さん「ナスリは?」
銀粉様「なんかナスリって変ですよね?すごい上手いじゃないですかー。でも、でもー、だから凄い不思議!・・・金ですかね?」(場内爆)
幅さん「アルジェリアンフランス人の野心の高さがね」
西岡さん「立場上アーセナルだけ何かを言うってわけにはいかないですけど、強いチーム、勝てるチームでレギュラーになって代表入りとか、選手の希望もあるし、クラブも望んで出す場合もあるし、良い悪いという部分で伝えようとは思っていないですね。数字のビジネスもあるし、一概に出て行ったからダメっていう事もないし。チームのバランスもあるので、セスクの(出戻りの)場合は、バルサの額を払う事は出来ないし。しょうがない場合もありますね」
西岡さんの超理路整然優等生的コメントで締まったところで、最後にPUMA様主催のファンミーティングの為にと某選手からコメントが。(場内騒然)
なんとベジェりん君から「ジャペーンのみんな、優勝しちゃうからよろしくね!」というビデオメッセージが!
(いやあベジェりん君、最近いろんなとこでコメントとられてんすけど、そういう要員なのでしょうかね?コミュニティシールドでも、試合後何故か一人インタビューとられてたけど!)
最後に
いやあ、なんでしょう、この極上イベント。これでタダとかダメですよ、ほんと!それくらい価値のあるファンミーティングでした。文字おこししててもその熱が伝わってきて、その場にいられないもどかしさバカリがもうね・・・ほんとガチで密度濃すぎるあっと言う間の2時間!
温泉のファンミーなら9分くらいで終わっちゃうんだろうけど、2時間じゃ足りないよこれ!
↓そして、このイベントはまさにこれ!これにつきる!
国井さんがグーナーのドロッとしたところも語り、西岡さんがよりリアリズムな眼差しで切り、銀粉蝶さんがふわっとした愛で包む。それらを絶妙なタイミングでオーガナイズする幅さん。濃厚だったー! — ケソ太 (@toy_kesota) 2015, 8月 2
あざーーーっす!
とにかく、尽力いただいたPUMA様、さらに西岡園長、国井統括本部長、銀粉蝶様、そして幅さんならびに飯田君、そして参戦されたグーナーの皆様、お疲れさまでした!
そして、今度はなんとかロンドンでの開催何卒よろしくお願いいたしますよぉぉぉ!・・・つっても、参加者俺だけじゃマズいっすかねぇ?あ、ダメ?あ、そっすよね・・・。あ、でも、みんなでエミレーツにツアーで来たらいいじゃん!(我ながら名案!)
いずれにせよ、第二回の開催、西の果てでヨダレたらしまくりで楽しみにしております!
(プーマ)PUMA ARSENAL ショートスリーブオルタネットレプリカシャツ 747568 08 ブラック アイリス/ヴィクトリーゴールド
コメント
行きましたよー!!
楽しかったです
行きたかったですー(>_<)
羨ましー
テレグラフのディアビの記事、名訳ですね。いいレポートありがとうございます。ロンドンでもあったら行きたいすねえ。
[…] 【激アツ】PUMA様プレゼンツ第1回奇跡のアーセナルファンミーティングをそこそこ完全再現! […]