今世紀最後かもしれないボクシングのメガ、いや、ギガ、いやいやテラマッチ!フロイド・メイウェザー・ジュニア v マニー・パッキャオ!
と云われても、ピンと来ない方のほうが大多数だと思われますし、このブログでも触れる内容ではないと思ったので自粛していたのですが、今朝方ある事が判明しちゃったんで、やっぱり書くこととします!
というのは、これ!(どどん!)
そうなのです!
パッキャオが我々の同士だということが判明しちゃったのです!
はい、皆さんご一緒に、
パッキャオ is a gooner!パッキャオ is a gooner!ラララーラーラー♪ ラララーラーラー♪
あざーーーっす!
いやあ、遅かった・・・田村 v 桜庭くらい遅かった・・・感は否めませんが、とにかく、間に合ってよかった!というのが正直なところであります。
実は以前、猿も毎月のように後楽園ホールに足を運んでいたオタの一人なのですが、ただボクシングというよりは、どちらかといえば、立嶋篤史v延藤直樹、土屋ジョーvラビット関、小野瀬邦英vガルーダ・テツなどの抗争に胸焦がしたキックオタであり、ボクシングは辰吉v薬師寺・・・いや、ガチンコファイトクラブでボクシングをかじった程度のニワカ!
しかしですね、パッキャオがグーナーっていうんだったら、しょうがない。この試合がどんだけ凄いのかってのを、ボクシング素人の猿が、ニワカ目線丸出しで大いに語っていきたいと思いますよ!
ボクシングマニアの方は、香川照之ばりのご意見とかは無用ですのでね、あくまでも、猿のミーハー情報です。くれぐれもそこんとこよろしくお願いしゃす!
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団体の枠を超えた頂上決戦!
まずこの試合の大きなポイントは、団体の枠を超えた統一戦というところ。
ボクシングにはWBO、IBF、WBC、WBAという、4大メジャー団体があるのですが、今回WBOのベルトを持つパッキャオと、WBA・WBC王者のメイウェザーという、各団体のチャンピオン同士が、互いのベルトを賭けて拳を交えるという、つい最近まで実現不可能と云われていたの、とんでもない一戦なのです。
じゃあ、どれくらい凄いかっていうと、、、
FAカップ王者のアーセナル、CL王者のマドリー、ミッキーマウスカップ、プレミア王者のシッティが、それぞれのカップを賭けて戦う、みたいな?・・・
なんか、そういうこと!
ファイトマネーがすごい!
(熱心にマネーを数えるメイウェザーさん)
やっぱり、ボクシングを語る上でかかせないのが、やっぱりファイトマネーです。
突然ですが、2014年の「スポーツ選手長者番付」のトップが誰かご存知でしょうか?
一見クリスチャーノ・ロナウド!と思われがちですが、実は違いまして、、、いや、クリロナも80億くらいは稼いでるんすよ!それでも第2位。やっぱ世の中には上には上がいまして、1位はそう、今回試合をするメイウェザーで、なんと105億円!(もう、意味がよくわかりません・・・)
あのクリロナをダンチで引き離しての1位獲得!ちなみにパッキャオも41億稼いで11位と、12位のズラタンよりも上にランクイン!(1ドル100円換算)
つうわけでですね、こんだけの大物の試合ですもの、ファイトマネーもすごくないわけがないですよ、ええ・・・。
今回この世紀の一戦を放送してくださるWOWOWさんによりますと、パッキャオに8000万ドル(約96億円)、メイウェザーに1億2000万ドル(約144億円)が保障されているとのことで、二人のファイトマネーを合わせると約240億円超という、なんかよくわかんない額になっています。。。
http://www.wowow.co.jp/sports/excite/column/column125.html
おそらくこんだけあれば、ウィガンくらいなら余裕で買えちゃうんじゃないの?知らないけど。
ま、とにかく、これをたった一晩で稼ぎだす二人の一戦だもの、凄くないわけがないよ!
チケット代がすごい!
ちなみに、こんなファイトマネーっすから、当然チケット代もハンパない。1万6000枚用意された一枚1500~10,000ドル(約18万~120万円)のチケはあっという間に瞬殺したとのこと。。。
FAカップ決勝に800ポンドで悩んでる自分が、なんかちっぽけすぎるよ・・・。
リングアナがすごい!
さて、この興行はメイウェザーサイドとパッキャオサイドの合同興行のため各々のリングアナが登場!HBOのマイケル・バッファーとショウタイムのジミー・レノン・ジュニアのWリングアナ体制!
↓で、多分こうなる!
それにしても、ジミー・レノン・ジュニアは超ちゃらい!ハリウッド映画とかで、最後に主人公にぶっ飛ばされるタイプのヘタレ顔は秀逸!
ところで、このブログでもおなじみのフレーズ、「Let’s Get Ready To Rumble!!!!!」は、このマイケル・バッファーの専売特許ですが、これを、このリングで聴けるだけでも観る価値ありです!
とにかくパッキャオはグーナー!
さて、この二人がどれくらいゴイスーなのかってのは、お金の話でなんとなくわかっていただけたかと思いますが、今度は選手についてどれくらいゴイスーなのか、触れてみたいと思います。
マニー・パッキャオ、フィリピン出身の36歳。グーナー。
自身、貧しい農村に生まれ、路上生活も経験。文字通り拳一つでここまで上がってきた苦労人。
ニックネームはパックマン。これはパッキャオの名前の響きと「大物喰い」に掛けてつけられた相性のようですが、
いやいやいや、まんまパックマン!マジでバクっと逝かれそう。
そして戦績は64戦57勝(38KO)5敗2分。
その間、ライトフライ級(大体48キロ。そう、グナ女のあなたと同じくらいのすげえ軽い階級)のスタートから、徐々に階級を上げ、現在のスーパーウェルター級(大体68キロくらい)までの11階級の間に、アジア人として初、そしてボクシング史上二人目、史上最多タイ記録となる、メジャー世界タイトル6階級制覇を達成。パウンド・フォー・パウンド(階級なしなら誰最強?みたいなやつ)の呼声も高い絶対王者。まさに、フィリピンの生きる伝説。
パッキャオが最も評価されている理由の一つが「逃げない」姿勢。タイトルよりも強いヤツと戦う事を優先し、真っ向勝負が信条の漢(亀田三兄弟やチェルスキーと真逆の構図)。これが心を打たないわけないです!
また、貧しい農村の出ということで、もう苦労が顔からにじみ出ているパッキャオですが、富と名声を掴んでもなお、自国の国会議員となり、学校や病院を建てたりと、未だ貧困と戦うフィリピンの英雄なのです。
メイウェザーもそこそこすごい
対戦相手のメイウェザーも38歳ながらそこそこヤバイ。戦績は47戦無敗と、あの400戦無敗のヒクソンの次くらいに無敗!現状パウンド・フォー・パウンドに一番近いとの呼び声も高い選手。
特に人間離れしたディフェンス能力はまるで獣のそれで、黒人特有の反射神経と瞬発力から繰り出されるスピーディーなコンボで、数々の強豪を撃破してきたのであります!
またこれを見てください!(なにこのランデルマン感!完全なる悪童)
左の見覚えのある赤シャツを着ているのがメイウェザーなのですが、実はこの時の対戦相手リッキー・ハットンは、何を隠そう熱心なシッティサポ。それを聞きつけメイウェザー、このスタイルで現れるという、なんと素晴らしいプロレス者!完璧なヒールキャラ!ヨ〜メーン!
こんな対戦相手だもの、いい試合にならないわけないよ!
えーっと、それでもピンと来ないあなたのために、この試合がどんくらい凄いのか?ざっくりわかりやすくいうと、
二人のファイトマネーが合計240億なので、アーセナルの補強3、4年分をわずか2、3時間で叩きだすくらいの感じの勢いの凄さ!
そういうこと!
というわけで、この図式は完全なる勧善懲悪、まさにロッキー v イワンドラゴ、否、アーセナル v マンチェスターユナイテッドなのであります!
さあ、そんなグーナー v 赤田舎の世紀の一戦は、日本時間5月3日、wowowで独占生放送!
しょうもないリーガばっか観てないで、せっかくのこの機会、歴史の証人になっちゃえばいいじゃん!
↓またwowowに加入していないあなたも、今ならまだ間に合う!
Come on パッキャオ!
赤田舎バチコーン、叩きのめしてこい!
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コメント
まさかこのブログでパッキャオの名前がでてくるとは…しかもおまけにリッキーファットンまでw
むしろ飴対アーセナルでしたね…