今回紹介するのは、コカ・コーラのCMでも流れない日はない、南アフリカ FIFA World Cup 2010 のテーマソング「Wavin’Flag」という曲です。
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ケイナーンっていうソマリア出身のHIPHOPシンガーの曲なのですが、日本戦を前にまずはアガってください。
さて、本題はこれからです。
このワールドカップテーマソング兼コカ・コーラ用のCMソング。『太陽にPUMP!PUMP!』並のアゲアゲソングではあるのですが、調べてみると実はこれには原曲があり、その歌詞が結構ディープで、アフリカ開催のワールドカップにとてもふさわしいアンセムだということがわかりました。
そのオリジナルがこちらです。
CMとは違い、全然ノリノリじゃないメッセージ性あふれる元歌。。。
特にこの歌詞・・・
So we struggling, fighting to eat and
俺たちは食べるのだって闘いで、We wondering when we’ll be free
いつ自由になれるかもわかんなくって、So we patiently wait, for that fateful day
だからその日が来るまでずっと耐えてて、It’s not far away, so for now we say
でももう、それも遠くないんだ!だから今こそ歌おう!When I get older
おっきくなったら、I will be stronger
もっともっと強くなって、They’ll call me freedom
俺は自由になるんだ!Just like a wavin’ flag
そう、大空にたなびくあの旗のように自由に!
アフリカなんて、俺には全く及びもつかない世界。
でもやっぱそういう現実がまだまだあって、
そんな地で開催されたワールドカップで。
靴を履いてサッカーするのが当たり前の、自由とか、強さとか、希望とか、この歌詞が訴えるものとは全く別次元の世界にのうのうと暮らしている自分ですが、未だ路上を裸足で駆け回りサッカーをしている子供達とこの歌詞がもの凄くリンクして、治安やらなにやら色々言われている大会だけれど、そういう意味では少なからず意義のある大会なんじゃないか、そう思うのです。
フランスのリッキー・マーティン、日韓のヴァンゲリスでもそらあアガるっちゃあアガるんだけど、今回のこの原曲の方はそれとは違い、本当に意味のあるテーマソングなのだと。
そんな事を思うのは奇麗ごとかもしれないし、電通的な人間に踊らされてんのかもしれねえけど、今回のワールドカップきっかけに原曲も知ってもらって、少しでもアフリカに注目が集まればいいんじゃねえか?なんなら俺はいくらでも踊らされてやんよ!と。
なんてことを思わずにはいられない、素晴らしいワールドカップアンセムなのでした。
そしてやっぱ、
サッカー最高!
コメント
なんだか色々考えさせられました。
紹介ありがとうございました。
猿さんの言ってる事は綺麗ごとなんかじゃないと思います。すごい格好いい事だと思います。
今南アフリカでW杯が行われている、その意味をまた深く考えさせられました。
ありがとうございました。
いつも楽しく読んでいます。
猿さん、ありがとう。ガーナガンガレ。
混ぜ野菜さん、黒シャビンのファンさん、うざこさん
いつもありがとうございます。
この曲、このワールドカップの裏テーマである、人種問題とか、飢えとか貧困とか、まさにビンゴのアンセムだと思います。
英語なのであれですけど、ただのテーマソングではないということが、少しでも日本人の皆さんにも伝わればいいなあと思います。
おそばせながら、もう一度ちゃんと歌詞を聞いてみました。涙がでます。
自分はどうして日本人として生まれてきたか、全然わからないけど、貧しいところに生まれてきた人にたいしたことできないけど、こうやって素敵な歌が生まれて、みんながきいて、みんなが考えてくれたらいいですね。
一美さん
海外にいると、日本は平和すぎだなあを実感することが多々あります。といっても、やはりアフリカの出来事なんて、ほんとうに対岸の火事なので、どこまで酷いのかが想像出来ないというのも事実です。
でも、こういう歌を通じてそのカケラでも感じる事が出来るということは、とても素晴らしいことなんじゃないかと思います。