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※下記試合情報はそこそこ誠心誠意精査してますが、気の迷いとかで割とガセ。
Barcelona 3-1 Arsenal
Wed 16th Mar 19.45 Camp Nou
スターティング: シーズンも終わりそうだから、そろそろ真剣に更新しなきゃ!
ダニ夫
イオビ君 高田先生 アレク
エルネニー西島 志村社長
ナチョス ガブちゃん コッシー ベジェりん
オスピー
■ゴール: エルネニー西島 (50) / Santos Junior (18), Suarez (63), Messi (88)
■交代:
44 志村社長 → 番長コケリン
73 イオビ君 → 瀬尾君
73 ダニ夫 → ジルー師
■レフェリー: Sergey Karasev 76,092
■メモ:
ショーンKさんと乙武さんの事を考え過ぎて、だいぶ更新が滞ってしまいましたさーせんした。(ぺこぺこ)
今更感満載のバルサレポですが、お時間がある時にでも読んでいただければ幸いです。(ぺこぺこぺこ)
紅白のスカーフをぐるぐる首に巻き、ダッシャ!と威勢良く乗り込んだカンプノウ逝きの地下鉄内、20代後半くらいでしょうか、会社帰り風のお兄さんに声をかけられました。
「アーセナル?」
スカーフを指差し訪ねて来るアフロっぽいあたまの人。
「ういっす!」とドヤ顔で応えると、「俺もグーナーなんだよー」というまさかのアンサー。
流暢すぎるその英語は、スペイン人でもカタルーニャ人でもない感じ。
聞けばその人ノースロンドン出身で現在はバルセロナ在住、この試合もシーチケホルダーの友人にチケを頼み、カンプノウに参戦するとのこと。
そんな彼と、満員の電車内でしばしアーセナルの立ちトーーーク。
「アーセナルの為だけにロンドンにいる」話や「今季のタイトル」話など。
「アーセナルがリーグ優勝したら日本帰るんすよー。一生帰れないかもすけど・・・」という鉄板ネタには、隣に立っていたバルササポっぽいローカル女子も「せやな」ヅラでニヤニヤ。
いや、お前らはニヤニヤしなくていーんだよ、マジで。
そんなこんなであっという間にカンプノウの駅到着。
間違いなくグーナーは国境を越える。
アフロのお兄さん、楽しい時間をありがとう。
駅を出ると、バルセロナは100年ぶりくらいの大雨・・・。(推測)
滝のような雨にうたれながら、警備員のおっさんに指示されたゲートの長蛇の列に並び進んで逝くと、何故かボディチェックで強制退場。
「え?なんでなんで?」と聞くと、どうやらバッグを持っているのがNGとのこと。
当然納得いかないので、「は?なんで!?」と粘ってみるものの「バッグ、ノー!」とだけ言われ強引に場外へ追い出される始末。
よくよくみてみると確かにみんな手ぶらでならんでいる。。。
いや!バルサのセカンドバッグみたいなの持ってる生粋のバルサポみたいなばあちゃん発見!このばあちゃんの列に付いていけば間違いないハズ!というわけで、別のゲートで再びチャレンジ。
すると、思った通りバッグを持ったおばあちゃんは無事ゲート通過。「よっしゃ!」と意気揚々それに続いていくと、「バッグノー!」とまたもや謎のバルサブロック。。。
「え?おばあちゃんオッケーでしたやん?なんでなん?なんでだめなん???」
「ノー!」
「じゃあどこにカバン預ければいいんすか!?」
「ノー!!!」
俺のつたない英語のせいか、返ってくるのはリアルに「ノー!」バカリで、文字通り埒が明かない展開。ゲートだけに。
「おかしいすやん!なんでおれだけなん?おかしいっすやん!おばあちゃんいけてますやん!」
そんな感じで色々すったもんだしていると、別の警備員が寄ってきて、
「お前アウェーサポか?アウェーはあっち!あっち逝け!」みたいなボディランゲージ。
どうやらゲートが違ったようなのです。
「うそーん・・・アウェーサポそこ並べって云うてたやんー・・・」
てか、アウェーはちゃんとカバン持って入れんだよな?
それにしても、ホーム側でも、カバンの中に夢とかカメラとかぎっしり詰まった卒業旅行とかの人とかどうすんのんこれ???
いやそんな人の事はどうでもいい!とにかく俺には時間がない!全く消えない不安と共に、とにかく指示されたゲートにダッシュ。
人混みをアブさんのようにヌルヌルとすり抜け、指示されたゲートに到着するとそこは既にケイオス、アウェーサポの大合唱!あぁ、英語が聞こえて来る幸せを実感。
さらに、カバンも無事持ち込めた!
てかマジ「カバン持ち込み禁止」とはなんだったのか・・・。
夢いっぱいカバンに詰めこんだマジョリティな卒業旅行生が大心配デス。
幾多のボディチェックをくぐりぬけ、こんな競馬場の地下通路のような道をハァハァゼェゼェ駆け上がり、
ついにビル10階にも相当しそうな超絶アウェーの天空席に登頂成功。(既にこれだけで目的達成!)
てか、ホーム側、
ガラッガラやないか・・・。
あ、きっとアレだな!試合開始と共にワチャワチャ沸いてくるんだな!
そんなことより、アウェーは一番宇宙に近い場所、
土砂降り生き地獄!
太陽の国とはなんだったのか・・・。
そういえば、バルセロナの空港に離陸した時、ライアンの客室乗務員が、「こんな天気でどーもすいません!」って謝っテタけど、これはきっと、重馬場の得意なアーセナルに神様が与えてくださった恵みの雨!
つっても屋根のないカンプノウ、やはり、アウェーサポにはただの罰ゲームでしかなく。。。
太陽の国バルセロナ、当然カッパなんか気軽に買えるわけがありません・・・というわけで、スタジアムまでの道すがらこれ購入してきたのですが、、、
ちゃららちゃっちゃらー♪
「ゴミ袋〜」(大山のぶ代調)
これを頭から被ることとします。。。
さあ、いよいよ始まりますよ!と思ったらやね、あれ?
やっぱガラガラやんけ!
なにその消化試合感・・・。
Mr.シックスティーン アーセナルなめんな!
つーわけで、過疎化スタジアムに流れる、しょーもないオープニングソングでも聞いてください。
ここからはほぼ目の前のネットしか写っていないダイジェスト映像でお楽しみ下さい。
いつもより長めにオスピりました。
ガナサポじゃなさげの金持ちが目の前で傘をさしやがりました。
傘さす時点でイギリス人じゃありません。
開始18分、ネイマールさんが先制点。
想定内。
うちらもそこそこ惜しかったような記憶があります。
そして後半、西島さんのミドルで一点返し同点!
がしかし、スアレスメッシと、例の人たちにシナリオ通り決められ、終わってみれば3-1、アグリゲート5-1だかで余裕の敗退、今季もチャンピオンズMr.シックスティーンの面目を保つ事ができました。
ありがとうございました。
さて、終わってみての感想ですが、
バルサってこんな弱かったでしたっけ?
いや5-1で負けてるんで弱いことはないんすけど、いやむしろ強いんすけど、
前回、前々回対戦した時のバルサには「怖さがあった」というか、”圧倒的な力でねじ伏せるという、畏怖の対象”であったような気がするのですが、今回のバルサにはそれが全く感じられなかったというか。負けたけど。
とりあえず前の三人組? MDN? MBA? に放りこんどけ、あとはなんとかしてくれっから的な?そんな合理主義サッカーの権化みたいな感じで、若干拍子抜けしたっていうか。負けたけど。
いや間違いなく、絶対前のバルサの方が面白かったし、強かった!だけに、今回はぶっちゃけ勝てる気がしたっていうか。負けたけど。
はい、てなわけで、とっとと帰るよ!つっても帰してくれねえのがCLアウェーです。
このように小一時間ほど隔離という修行、いや苦行。。。
しかし、びしょぬれのドブネズミ達は声高らかに唱うのです。
ARSENAL TILL I DIE!
ようやく解放、マシンガン装備の警察に先導され、
地下鉄に入ると、そこにはさらなる苦行・・・。
なんとか滑り込み終電に乗る事の出来た我々を、ガウディ先生は温かく出迎えてくれました。
バルセロナ
そこはいつも儚く果てしない
地獄の楽園
よし!
とにかく反省だ!
よーし、明日も喰うぞ!
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