それは、一通のリプライから始まった。
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2.28 マンチェスター・ユナイテッド戦、オールド・トラッフォード。
敗戦にうちひしがれる中、ふと目にした通知。
こんな時で申し訳ないのですが、学校の宿題で創業者を調べるというものがあったのですが修正すべき点はありますか？アドバイスお願いします。
ん？
なんだちみは？
大変申し訳ないぞ？
こんな時に送って来るとか、ユナイテッドサポの新手の嫌がらせか？
しかし、その添えられている画像をよく見てみると、それは間違いである事が一目でわかった。
ど真ん中に志村のシュート写真・・・。
なにこれ？
まずタイトルに目を落としてみると、
「創業者列伝」 Mathieu Flamini
とある。。。
謎のPOP体が、違和感を増長させている。
ふむふむ、と構わず読み進めて行くと、なんだこれ？
おもろいやんけ。
なるほど、これにアドバイスが欲しいらしい。
がしかし、文体とか丸、点の位置とか、俺にそういう専門的な事聞く方が間違ってるし、
アーセナル情報をwikiとかに頼り切ってる俺が、情報の正否などわかるはずもない。
そんなわけで、編集ド素人の猿でもアドバイス出来る事といえばこれだけ。
見出しはPOP体でなくゴシック体がいいのでは？
欲を言うなら
「組の4後アキツメ、番の4前アキツメ、グーナー後アキツメ、各文頭一字下げ、
写真テキストの間に程よい余白」でバッチリ！
ワード職人なのだろうか？
すると彼は感動すら覚えるスピードですぐに対応。（ぶっちゃけ俺は出来ない）
@saru_gooner 編集長！こんな感じでどうでしょうか？ pic.twitter.com/VzVB9mQTEX
— ソウ (@soutarou7) 2016年2月28日
大分よくなった。
よし、これで入稿！
それにしても「読めば読むほど味の出る」スルメのような良いレポートなのである。
まずはアニキの人となりと語った後、最後の締めでは、
「投資した大金が失われてしまうリスクがありながらチャレンジしたというところに実際のプレースタイルに似たものを感じた」
と、しっかりと起承転結的なものを踏襲してある。
課題をアーセナルで落とすなど、大変立派である。
そして心から思う。
「おい担任！こんな生徒を持ったあんたはほんと世界一の幸せもんだぞ！」と。
後日、依頼者の彼に「先生からの評価」を確認してみた。
すると、こんな応えが帰って来た。
@saru_gooner 是非お願いします。先生からの評価はなかったのですが、クラスメイトは「へぇすごいね」くらいでした。日本のグーナー教育はまだまだですね。
— ソウ (@soutarou7) 2016年3月3日
あ？
評価はなかった？・・・
おい！担任！
課題出しただけで一人満足
投げっぱなしオナニーみたいな事やってんじゃねえぞ！
ったく・・・。
それとクラスメイツ！
おめえらも、「すごいねー」とか当たり障りのない発言でともだちごっことかしてねえで、
「バイオ燃料なんて猪木の永久電気みたいなもんだろ？ダメだぞそんなもんに騙されちゃ！ろくな大人にならないぞ！」
とか、
「そんなのいちいち信じテタら、将来イルカの絵とか買わされんぞ！」
とか、ガチのともだちなら言ってやれよー
ったく・・・。
というわけで結論！
今の日本には待ったなしの教育改革と、
そして
君には真の友人が必要である！
そんな志村社長がオーナーをつとめる『GF Biochemicals』がなんと、
「BIOビジネス大賞」なるアワードのファイナリストに選出されている事が判明！（ぱちぱちぱちぱち）
よっ！社長！
今季のタイトルはアレでも、
是非こっちは受賞して欲しいものである。
※決してタイトルを諦めた発言ではありません。
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コメント
素晴らしいレポートですね。
とても読みやすく、しかも面白かったです。
ここに来る人達からの評価は、間違いなくとびっきりの花丸になるのではないだろうか。