確かにそれは、一つの時代の終わりなのかもしれません。
でもね、
スポンサーリンク
If you love football,
You love Rosicky.
そう称され、全てのサポに愛されたアーセナルのアイコンは、在籍10年というこの節目にアーセナルを卒業することとなりました。
エミレーツ最後の日、その長髪のマエストロは、一度も「7番」のシャツに袖を通す事はありませんでした。
この前なんか、90分、若手に混じり元気に後ろ髪をなびかせ駆け回ってたのに、彼が座ったのは、いつでもピッチに飛び出せる座り慣れたエンジの革張りのシートではなく、その後ろに配された観覧用の席でした。
「おいボス!最後なのになんでロッシー出してくれねえんだよ!」
だよね。
でもね、俺は思うのです。
それは決してボスのキャスティングミスではなく、ロッシー自ら辞退したのではないかと。
やりかねねえんだよなあ・・・。
だって、ロッシーだもの。
俺達のスーパートムだぜ?
「これはただのメモリアルマッチなんかではない。絶対に負けられない、そういう死合」
それが、10年という、決して短くはない歳月を我々に捧げてくれた漢の最後の決断だったと、そう思うのです。
そんなのさ、みんな駆け寄るに決まってるよな。
そして、こんなにも嬉しそうなロッシー、見た事ないような気がするんだよなあ・・・。
もちろん最後だもの、ピッチを泳ぎ回る姿は観たかった。
でもこの勝利は「プレーが全てではない」という生き様と魂を、メンバー全員に伝承してくれた、「控え目な闘将」の置き土産ではないかと思わざるにはおえないのです。
試合後のセレモニー。
袖を通す事を阻んだロッシーに代わり、フィールドプレイヤー全員が「7番」をつけてオベーション。
しょーがないよな。
本人が着ないんだもんな。。。
そんなジャージ姿のアーセナルのセンターは、ゆっくりと、”最後”を踏みしめるよう、世界一のピッチの端を一歩一歩前へ。
そして別れを惜しむサポの歓声に、何度も何度も笑顔にならない笑顔で応えるのです。
そんな中、ふと見せた安堵の表情。
ふと立ち止まり、宙にある何かを目で追うように空を見上げ、
そして、そっと深呼吸・・・。
俺達のNo.7、トマシュ・ロシツキー。
お疲れさま。
この10年間をありがとう。
また一人、「アーセナルの体現者」がいなくなってしまったけど、
終わりは始まり。
If you love football,
You love Rosicky,
Forever.
つうわけで、おい、今日7番着けた全員、ちゃんとわかっとんな?
コメント
エミレーツ開幕とともに10年。クルックルッ回っていた勇姿がもうここでは観られないと思うと、こみ上げるものがあると同時に、猿さんの言うとおり、新たな始まりなんだとかんじます。
Super Tom, Super Tom, Super Tom, Rosicky!!
We love you Rosicky we do!!!
ありがとうロッシー。ありがとう猿さん。
初めて本気で好きになれた選手でした。
宙を見上げる写真・・・(泣)
respect
今朝、グナではないサッカー好きの友人から「ロシツキーの退団、寂しいな。好きな選手だった」とLINEが来ました。
こんな愛された選手いたでしょうか?あの華麗かつ攻守に全身全霊のプレーを見たら、仰るとおりサッカー好きはみんなロシツキーが好きになると思います。もちろん俺も大好きでした。本当にありがとう、ロシツキー。
Slidingからの攻撃。
好きです。
ロシツキーのプレーには魂を感じますよね。
20年前、学生の頃好きなプレーヤーはロシツキーって言ってたことは正しかったなぁ。
うわぁーーーーーーんっっ(;□;)
いつか、帰ってきてね。
猿さんブログ読んで、皆さんのコメント読んで、また涙しました。
本当にありがとうロッシー。本当に大好きです。これからの彼に幸あらんことを。
ロッシー、テタさん、社長さん…
一つの時代が終わりましたね。
寂しいですが、前を向かなければいけません。
涙が止まらない
言葉にならない。。。
うわーーーん(涙)
トムさん、あんた最高だよー!!
来シーズンはどこでサポを虜にするなかな?
試合後のセレモニー見た時も涙ボロボロとしててんですが、読んでまた、朝の丸の内線で、ボロボロとしてしまいました。ロシツキー。大好きな大好きなプレイスタイルでした。幸いを願ってます。
社長もキャプテンもGOODLUCK!
ロシツキを見てサッカーが好きになりました。
ロシツキを見てアーセナルが好きになりました。
ありがとう!大好きだ!