ラムジーやりました!(とくダネ!小倉さん調)
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ラムジーが歴史的快挙!
ラムジー所属の小国ウェールズが優勝候補の一角ベルギーに3-1で逆転勝利、ベスト4進出です!
前半13分ベルギーのなんちゃらいう人の豪快なミドルで先制を許してしまうものの、31分、ラムジーの今まで見たこともない正確無比なコーナーキックに、ガチムチキャプテン、アシュリー・ウィリアムズ(みたことある!)が頭で合わせ同点。さらに後半10分、これまたラムジーのパスを受けたカヌーっていう人が、ゴール前で相手選手を振り切り、振り向きざまの技ありゴールで大逆転。さらに終了間際、途中出場のヴォークスっていう人が豪快なヘッドを決めるなどのメイクミラクル、メンツだけは強豪すぎるベルギーを完膚なきまで叩きのめすという胸アツな展開で、ウェールズ方面だけでなく、判官贔屓サポを歓喜の渦に巻き込んだのでした。
お約束のヘイトスピーチ
そしてもちろんウェールズのスタンドからはお約束のこのチャント!
ARE YOU WATCHING ENGLAND!
(イングランドのみんなー見てるー?www)
そりゃあ、イングランドがアイスランドに負けた瞬間のウェールズ代表のリアクションもこれなんだから当然だよ当然!
そらぁジャックとラムジーがフィットするわけないって!
とにかく、そんなイングランドの属国とまで揶揄されるウェールズが「あのベルギー」を倒したのです。もう色んな意味でプレミアっぽいし、改めて「UK最高!」を確認です。
そして、この勝利がどれほどのものなのか?っていうと、
この試合、この猿が初めて最後まで観たんですよ?
それくらい凄いことなんですよぉぉぉぉ!!!
つっても、「ぽかーん( ゚д゚)」だと思うので、こちらの動画をご覧ください。
BBCの実況で解説を務めたロビー・サヴェージのリアクション。
(※12分30秒くらからご覧ください)
(削除されてたらごめんね!)
思わず感極まり言葉に詰まるロビー・・・。
シドニー五輪、日テレ船越アナの「ゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴル…」とは深度が違うのだよ、深度が。。。
そいえばロビー・サヴェージってウェールズ出身なんですね。
そらそうなるよ。。。
金狼ラムジーの覚醒
そしてこの試合我らがNo.10の金狼ラムジーの覚醒なくして、この勝利はありえなかったと思います。2アシストはもちろん、アーセナルでは一生お目にかかれない見事な左右のコーナーキック、さらには「え、うそ!?」っていう裏へのスルーパスなど、類まれなる大車輪の活躍でこのビッグマッチを盛り上げました。
既にユーロでは1ゴール、4アシスト、3つのMoMと、スーパーサイヤ化後は絶好調のラムジー。次戦決勝を賭けたポルトガルとの一戦は、残念ながら累積で欠場確定ですが、、、
おいベイル、お前なんとかしろ!
ウェールズ、もう独りの立役者
さて、今回のウェールズの大躍進は、ベイルのいちウェールズ民化、小国ならではの一体感、そしてラムジーのスーパーサイヤ人化と、色んな要因があると思いますが、しかしやはりこの男の存在なくして今のウェールズはないと思います。
前ウェールズ監督、ガリー・スピード。
42歳で自らの命をたった名将の姿は、今も選手の心に刻み込まれているのです。
mygunnerさんのツイートを引用させていただきます。(myさん、いつもステキな翻訳ありがとうございます)
歴史的な勝利寸前のロシア戦87分、突如チャントが起こる。"There's only one Speedo." 静かな声は次第に大きくなっていった。"There's only one Speedo. Speedo. There's only one Speedo." (テレグラフ)
— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
スピードの死から5年になろうとしているが結束したウェールズキャンプにいると彼の深く大きな影響力を感じずにはいられない。実務面でも感情の面でも。自害するまでのたった11ヶ月の代表監督だったが彼はウェールズのサッカーを変えたのだ。(テレグラフ)
— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
ベラミー(ウェールズ代表): 財力もないウェールズのような国に、スピードはスポーツ科学の専門家やフィジオ、GPSシステムまで持ち込んだんだ。クラブレベルで期待できるようなものばかりだ。(テレグラフ)
— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
スピードと仕事をした人は口を揃えて彼がディテールにこだわることを言う。天候から始まり、重要なクラブのスケジュールとの調整、ホテル、移動、練習施設、バックルームスタッフなどを細かく調査させたという。最後の5試合で4勝、ウェールズを69位から48位まで上げた。(テレグラフ)
— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
「スポーツ科学は世にはあったがウェールズにはなかった。スピードはそれを導入してさらにプレースタイルも新しくした。火付け役だ。」現監督のコールマンは言う。スピードの今のチームへの心理的な影響は数値では測れないがさらに強まっているだろう。(テレグラフ)
— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
ベイル:コールマンは素晴らしい仕事をしている。以前の自分たちの盛り上がりを維持してくれている。自分たちは兄弟みたいなもんでチームスピリットが浸透してる。スピードは空の上から見て喜んでくれてると思うし、もっと誇りに思ってもらいたいよ。(テレグラフ)
— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
スピードはラムジーにとってスターだった。「自分たちを見て彼は誇りに思ってくれてると思う。このチームがとことんいけると、大きな大会に出場できると彼は信じてくれていたんだ。」(テレグラフ)
— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
スピードが築いた基盤を守りながらコールマンが積み上げられるようにしたウェールズFAのハンドリングは賞賛すべきだ。スピードが亡くなった直後、選手達は大きな変革は望んでいないとベイルとラムジーらが明らかにした。とはいえ、新監督なしというのは長期的にも現実的ではなかった。(テレグラフ)
— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
コールマンはスピードを10歳のときから知っている。後任を引き受ける際、彼は選手と話し合った。「選手は彼の死に大きな衝撃を受けていた。いい友人だったし、皆から尊敬され愛されていた。ショックを乗り越えることは無理だ。想いを抱えて生きていけても乗り越えることはできない。」(テレグラフ)
— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
今大会中、選手が皆ずっとスピードのことを話していると(ウェールズ代表の)テイラーは言う。「彼はどこへ行ってもオーラのある人だった。自分たちと共にここにいるんだ。それがわかる。」(テレグラフ)
— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
ロシア戦勝利の後にスピードの影響について尋ねられたコールマンは、サッカーしてようがしてまいが「いつも彼のことは心にある。」と言った。亡くなる前にも、スピードはウェールズが成功することだけを目指していた。(テレグラフ)
— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
ウェールズの活躍を見てスピードの父ロジャーは言う。「息子がずっと望んでいたことだった。私にはウェールズがベストのチームに見える。こんな風にプレーする代表を見たことはない。クリス(コールマン)は大変だったろうがファンタスティックな成績だ。ガリーは誇らしいだろう。」(テレグラフ)
— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
「素晴らしいチームスピリットだ。」(ロジャー・スピード(スピードの父))
その通りだ。そしてそれこそが、彼の息子が残した深くパワフルな遺産なのだ。(テレグラフ)— mygunner (@mygunner98) 2016年6月28日
準決勝、ポルトガルとの一戦は、ラムジーとデイビスを欠いた布陣となるウェールズ。
でも、彼らにはスピードがいる。
There's only one Speedo.
何も恐れるものはないレッドドラゴンは、スピードが残した輝かしい遺産を胸に、また一歩、イングランドを横目に前進してゆくのです。
ていうかさ、普通にラムジーは休ませたほうがいい。
決勝もあるしな。
EXFA様のマジCOOLな新作、恍惚のキングアンリT出たよ!
コメント
ラムジー、怪我だけはすんなよ…
やっぱりラムさんは天才だわ。うますぎ。ウェールズの中盤素晴らしかったですね!
mygunnerさんありがとうございます!
ラムジー凄かったですねぇ。効果的に動き回って起点になって、いいパス出して。これをウチでもいつもやってほしいなぁと正直…。
ラムジー応援で観戦してましたが、
いつのまにか、ベイルのことも
応援しとりました。
スポーツってステキやん。
( ̄▽ ̄)
ラムちゃん!是非とも、新シーズンでも同じような活躍をしてほしいものです。
ん?なんだこの正露丸の瓶を嗅いだときにも似た鼻奥ツーン感は?
ん?なんだこのロート製薬や参天製薬以上のヒトミ潤い成分の充実振りは?
そう、決勝もあるしな。
ジョー・アレンも良い選手ですね。
しかしラムジーの活躍で、ますます10番のあの方の居所が悪くなりますね。。。。