「いつかくる日」プレミア16-17 アーセナル v チェルシー

Arsenal 3-0 Chelsky

Sat 24th Sep 17.30 Emirates Stadium

スターティング: 今季も始まっちゃったから本腰入れて更新しなきゃ！

アレク

イヲビ君　高田先生　瀬尾君

コケリン番長　おじさん

ナチョ　コッシー　ムスタヒ　ベジェりん

とにかく守護神ペトル・チェフ

■ゴール: アレク (11), 瀬尾君 (14), 高田先生 (40)

■交代：
31: コケリン番長→シャカ
69: イヲビ君→ギプス
79: アレク→ジルー師

■レフェリー: Michael Oliver 60,028

■メモ: 7 1 219

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奥さん、スタンフォードブリッジの元リルボーハットから早5年ですってよ。

 

え！てか、もう５年！？・・・

 

そらぁ、俺も年とるハズだよぉ。。。

 

でもなんかその間、この金満油には、盾以外一度も勝ってないんでしょ？

でもまあしょうがないですよ。

 

チェルスキーは宇宙最強ですから。

 

基本勝てるわけないんですよ。

たとえ何百億使って順位が10位だったとしても、腐っても宇宙！

無限のブラックホールかなんかに色々呑み込まれて、結局絶対に無理なんです。

 

でもやるんだよ。

 

モウの呪縛から解き放たれた宇宙最強チェルスキー戦、ゴングです！

ゼロワントップに見えた光明【前半】

相手が宇宙最強ということもあり、エミレーツもいつもよりテンション高め。

 

スタメンは前節のハル戦同様、アレクのゼロワントップの布陣。

徐々に浸透しつつあるこの布陣が、格下だけではなく、順位は10位ながらも宇宙最強相手に通用するのか試される一戦です。

すると歓喜の瞬間は突然に。

開始わずか10分でした。センターライン際、イバノビッチのバックパスを受けたケーヒル、足元でモタついているところにつけ込んだアレク、光の速さで後ろからボールを奪い去りそのまま一気、ゴール一直線。

最後は対角線上から、落ち着き払ったチップキックでゴールへ優しくパス！

 

いやぁ、デジャブ？

もしくはお家芸かなんかですか？

この時ケーヒルがすっ転んでれば、ジョンテリのように伝説になれたと断言！

残念！

 

それにしても、この一点、

間違いなくゼロワンのアレクだから成せる技！

ボスの哲学、徐々に慎重に浸透！（高校生ラップ調）

 

これで勢いづいたアーセナル、精神的支柱のいない放心状態のチェルスキーを追撃。

イヲビ君からの絶妙すぎる裏へのパス、これを受けたベジェりんサイドからグラウンダーのクロス、そして最後は瀬尾君がキッチリ叩き込むという、実にアーセナルらしいコンビネーションで追加点。

 

そしてこれな。

Sometimes, life can be funny. pic.twitter.com/ZI5jjG3IsF

— 1886 (@1886_blog) 2016年9月25日

時の移ろいとは、時として儚く、そして残酷なものですね。

 

そんな、しくじり先生セスコファブレガソさん、当然ボールを持つたびにブーイングを受けていました。

でもね、こういう事ですよ。

こんな上からでもやっぱりゴール裏は楽しかった
印象的やったのは、
試合中ずーっとセスクに誰よりも大きなブーイングしてた隣のおっさんが、
セスク交代時には立ち上がって誰よりも大きな拍手を贈ってたこと pic.twitter.com/dhS2GszgKa

— Mizzz 75 (@link17to12) 2016年9月24日

 

ナスリやデバとは違うやつ！

 

それにしても瀬尾君ですよ！

なんかこの日、すげえ守備してたよ？

給料上がった？

こんなに「フィオ！フィオ！」チャントがこだましたのは久々じゃないでしょうか？

激戦におけるアーセナルウイングで、スタメン起用してもらえる事のありがたみに気づいちゃったのでしょうか？

そうなのかな？

うん、きっとそうだ！

ま、その調子でお願いね！

 

やることなすこと大成功、このまま順調に事が進むと思われたその矢先、守備の要番長コケリンにトラブル発生。。。

ゴール前で競り合った際、突如ヒザを押さえてダウン・・・で予後不良。。。

この時、あの世界一我慢強い番長が、ベンチに向かってディアビ並の光の速さでバッテンを出したんスよね・・・。

そら心配すんなって方が無理。

と思ったらやはり、古傷の膝じん帯損傷で長期離脱の可能性とのこと。。。

そんくらいの大怪我なのに、プレーを止めちゃいけないと小走りでピッチを後にする番長の男気な・・・。

もう、最高でしかないね。

番長、一回りも二回りも靭帯デカくなって帰って来い！

 

番長に代わり、きせずして早々に降臨した「神」にも、嵐のような歓声。

「おじさんとの相性」という部分からか常にベンチスタートだった釈迦ですが、今後はこのコンビがスタメンになる可能性大。

しかし、この他にエルネニーがいて、ラムジーがいて、そして、ジャックがいるっていう・・・。

 

なんてチームだ！（小峠調）

 

とにかく、「ミドル神&神中年」の神タッグの相性に俄然注目です！

 

そんな中、もう一人の絶対神、高田先生が前半に終止符。

ゴール前、アレクからのループなクロスを、ボレーで地面に叩き付けるという先生ならではの魔法のようなゴールで3-0です。

 

ムスタヒにいじられ先生とか、

Look at Mustafi. Hahahaha! pic.twitter.com/AVAZ9CDWjd

— Sir Jenkinson (@theEpicGooner) 2016年9月24日

 

最高ですか～！？

最高で〜す！！！

コスタフィ無双【後半】

宇宙最強チェルスキー相手に、まさかの3点リードで迎えた後半ですが、

「アーセナルにとっての3点差はまだまだ危険水域である」は皆さんご存知の通り。

しかし、どういうわけか、この日に限っては安心して観ていられました。

それもそのはず、新タッグチーム「コスタフィ」が鉄壁！

珍獣ジエゴンを一切寄せ付けません。

 

いやむしろ寄せ付けて、肩に乗せる！みたいな。ピカチュウみたいに。

This is the best thing I've seen today pic.twitter.com/jDCZQzVteQ

— Arsenal News ⚽️ (@__arsenalnews_) 2016年9月25日

 

すると、なんかわかんないけど、ジエゴンにカード出る！みたいな。

 

でもこれ観て思いましたけど、

 

やっぱ、レフェリーって大事ですね。

 

「試合を壊す壊さないはレフェリー次第なのだなぁ」を改めて実感であります。

マイケルオリバーさん、ありがとう！

ちなみにこのマイケルオリバーさんについてはこんなタレコミが。

猿さん……覚えてらっしゃいますでしょうか…14-15のFACUP準々決勝、OTでのマンウ戦。。ダニーが涙の決勝ゴールを決めた試合……この試合ディマリアがシュミレーションで退場しましたよね？その時に赤いカードを出したのが彼なんですよ。 https://t.co/aAYx0oVaqC

— Ryö@gööner (@gooner20000111) 2016年9月25日

え、そうなの！？

ますますええヤツやんけ！

というわけで、

アーセナル猿のプレミアライフは、意識高い系レフェリー、マイケルオリバーさんを俄然応援しています！

 

そんなプレミア一の名レフェリーに見守られながら、後半ものびのび安心プレー。

「もう、どんどん撃ってください」とバカリ、釈迦様には60,000人が手を合わせてお祈り。

 

↓ちなみにこちらが、釈迦に「シューーー！」と念仏を唱えるバカ正直なアーセナルサポの皆さん。

まさに、エンターテイメントフットボー。

一点獲ったくらいでガッチガチに鍵かけるような、そんなガイ・メッツァーみてえなクソつまんねえ試合はしねえんですよ。

さらに、チェンボ、ジルー師、ダニ夫、ペレっさんという、ボブチャンチン的超攻撃型ストライカー陣が控えてるわけですからね、ええ。

目指すは高山vドンフライ！

 

そんなアタッキングフットボールに、心無しか青ざめて見えるアウェースタンドの皆さん。

気にせいですね？

はい、気のせいです！

 

そしてこの光景には思わず、アンリ、じゃなく、杏里の永遠の名曲がヘビロテで脳内再生。。。

出会った頃は〜♪

こんな日が♪

クルトワ思わずにいた〜♪

 

↓これね、これ。

 

そしてエミレーツを席巻する、「ONE TEAM in LONDON」のチャント。

「我々は金満差別主義者たちとは別人種である！」

という確固たる主義主張を唱えるサポの後押しの中、最後の最後までヌルっと滑ることなく、

我がアーセナル軍は、公式戦では5年ぶり、

ついに、

ついに、

ついに、

ヅラコンテ率いる、「腐っても宇宙最強」チェルスキー軍に完全勝利であります！

 

あざざーーーっす！！！

 

速報でも書きましたけど、チェルサポの皆さんからは、

 

「アーセナルが強いんじゃない、チェルシーが弱いんだ」

 

という迷言、いや名言をいただきましたが、

いや、そんなことないですって。

今日も宇宙最強は宇宙最強でしたよ。

我々が勝てたのはたまったま！

ラッキーだっただけ！

モウと泥がいなかっただけ！

 

ただ残念ながら、御倶楽部所属で、現在バーンリーにて絶賛ローン中、飼い殺しでおなじみの、パトリック・バンフォードさんという方が、高田先生とベジェりんのインスタに「マジいいね！」しているみたいなのですが、

EEISHHH @Patrick_Bamford Can you explain this ?

You seems excited about the Assnal win. Imo pic.twitter.com/fXwTUNPYG2

— Chelsea Maniac (@CFC_Maniac) 2016年9月24日

是非その彼にも、その名言を伝えてあげてもらったほうがいいかもですね。

 

ちなみに、現在チェルスキーにおけるローン地獄の獄中生活者の皆さんは、38人いらっしゃるようですので、一応ご報告させていただきます。

Chelsea now have THIRTY EIGHT (38) players out on loan following Piazon's departure https://t.co/kF7BvF38fi pic.twitter.com/wnzx02vEiU

— MailOnline Sport (@MailSport) 2016年9月1日

でもしょうがないと思います。

各々、チームにはチームの事情というものがありますから。

宇宙を守るには駒が必要！

歓喜のパレード

5年ぶりの勝利にスタンディングオベーション、笑顔しかないエミレーツ。

「LONDON IS RED」とバカリ、アーセナルのチャントが誇らしげに響き渡る中、出し切った選手達の抱擁。

見よ！釈迦とムスタヒの、なんかすげえ昔からいる感！

 

瀬尾君も、

あれやぞ、その調子でな！

 

Making good things better！！！（杏里調）

 

そして高田先生からはヤングナに、汗付きシャツのプレゼントがあったのですが、

先生からからシャツもらい、一生分のラッキーを使い果たした少年の、神がかったリアクションを是非ご覧ください！

You need to see this!@MesutOzil1088 has made this kid's dream come true#AFCvCFC 3-0 pic.twitter.com/boFHjKWt7g

— Arsenal FC (@Arsenal) 2016年9月24日

めっちゃ匂いかいでますやんー。

そうだよな、かぐよなー、かぐ！

かがない理由が見当たらないよ！

 

そして見てみ、この笑顔！

In case you missed it here's our lucky fan who got @MesutOzil1088 shirt after the game https://t.co/UZ6O0Mujph pic.twitter.com/8wZtkdK5Ik

— Ed Jones (@Ed_Jonesafc) 2016年9月26日

こんな素晴らしいリアクションと表情、

子役とかチェルサポには無理絶対！

 

そして、この日のMoMは、点を決めたアレクでも、瀬尾君でも、そして高田先生でもなく、

イヲビ君！

Grateful To Be MOM In Such A Game , However There Could Have Been Other MOM's As Well , Great Team Performance Today #AFC #BIG17 #3POINTS pic.twitter.com/z0Msw9mLlh

— Alexander Iwobi (@alexiwobi) 2016年9月24日

おめでとう！

でも、こういうとこが、今のアーセナルを物語ってるような気がするんですよねぇ。。。

だって、あの珍獣ジエゴンを掃いて棄てるように手玉にとったコッシーがMoMだって、なんら不思議ではないもの。

↓こな感じで。

The sweet taste of justice….
pic.twitter.com/IvPzNIZbrj

— Hassan (@ClassofBergkamp) 2016年9月24日

というわけで、今後は、「アーセナル誰がMoMでも全くおかしくない説」を広く啓蒙して参りたいと思います。

 

最後に、「タイトルは金で買える事」を証明してくれたチェルスキーには、本当に感謝しかありません。

Arsenal are red… Chelsea are blue… If it wasn't for Roman… They'd be in League 2! #Chelshit pic.twitter.com/FLfUFOO2q6

— John (@John_AFC_Gooner) 2016年9月25日

何故なら、「金で買えないもの」がハッキリと分かったから。

10年タイトルがないとか、負け惜しみでもなんでもなく、そんな事はどうでもいい。

事あるごとに言ってますけど、こんなにも息をつかせぬ程愉しませてくれる、ジェットコースターみたいな”ネタクラブ”他にあるか？

ヴェンゲル就任で速攻ダブル獲得して、新しいスタジアム建てて「よし、これから！」って時に育てた若手全員に夜逃げされて、ライバル相手に8-2で歴史的爆敗。それでもボスの哲学でカネは使わず、それでも信じるヤツらだけでFAカップをボスに捧げて、一生4位をキープする。

こんな「カタルシス」が溢れ出るクラブ、他にありますか？

アーセナルはここ10年何も成し遂げてないかもしれない。でもね、俺達のアーセナルはこの先、100年、200年と歴史を刻んでゆくのです。たった10年くらいの歴史なんてどってことない。

でもこれだけは言える。この10年を切り取った時の一コマ一コマは、他のクラブとは比較にならないほど密度の濃い10年であったと。

 

そしていつか必ず、おじいちゃんが孫の世代に、こんな話をしてくれる日が来るような気がするのです・・・。

 

「ずっとずっと昔、おじいちゃんが子供の頃、アーセナルにはおじいちゃんが大好きな監督がいたんだ。とても頑固な監督でねぇ・・・最初の10年でいーっぱい優勝したんだけど、あとは時代についていけなくて、頑固だからみーんなにバカにされてねぇ・・・。

でもねぇ、20年目でやーっと優勝したんだ。それはそれは素晴らしい優勝だったよ。
もちろん、おじいちゃんもパレードにいったさ。そしたら大人はみんな泣いていたよ・・・」

 

「どうして優勝したのに泣くの？」

 

「うん・・・その監督がね、バイバイって言ったんだ・・・」

 

 

勝つよ。

 

 

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