Arsenal 2-1 Burnley
Sun 22nd Jan 14.15 Emirates Stadium
スターティング: 今季も始まっちゃったから本腰入れて更新しなきゃ!
ジルー師
イヲビ君 高田先生 アレク
シャカ ラムジー
ナチョ コッシー(C) ムスタヒ ガブちゃん
とにかく守護神ペトルチェフ
■交代:
68 イヲビ君→コケリン番長
87 ジルー師→ダニ夫
88 高田先生→ベジェりん
■レフェリー: ジョンモス 59,955
■メモ: 無敗神ムフタヒ (59), 神の子アレク (90 pen) / Gray (90 pen)
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俺はまた、歴史の目撃者となってしまいました。
これぞアーセナル。
これこそがアーセナル。
と胸を張って言えるようなバカ試合。
↓そう、まるっきりこれ!
Arsenal highlights v Burnley pic.twitter.com/fjYoG9Uq6v
— GeoffArsenal (@GeoffArsenal) 2017年1月22日
まさにカウント2.9の衝撃。
全日サポが、
おぉー・・・!
おぉぉー!!!
おおぉぉぉぉー!!!!!!
と地団駄踏んで喜びそうな、極上の空間。
そんなバーンリー戦の興奮を、4日遅れでそっとあなたに・・・。
この日スタジアムまでの道すがら、こんな熱い集団と遭遇。
鹿児島ユナイテッドFC?の皆さん。
ゾノ的な方々の海外遠征でしょうか?
エミレーツを前に「やべー!マジやベー!」を連発。(それ以外の言葉マジ一切なし!)
俺のブログ以上「マジヤベー」を連発する人を初めて見たので注目していたのですが、
コーチの方でしょうか?引率している大人の方まで率先して「マジヤベー!!!」って言っていたので、
マジでヤバいんだと思います。
さてそんな”マジヤバいエミレーツ”には、こんなヤバい弾幕が初お披露目!
はい、(どどん!)
マジヤベー!!!
いやリアルに鹿児島の人もそう叫んだはず。
↓ちなみにこの弾幕の詳細についてはこちらをご覧いただきたいのですが、
「ダメ。絶対。」アレクシス・サンチェスの新弾幕が神だった件
「ダメ。絶対。」
移籍乱用防止キャンペーン弾幕です。
前半
リバポーが最下位白鳥戦で大コケ、ユナイテッドがカストークとしょーもない分け、シッティと鶏がゴミみたいな泥仕合を演じたことにより、ここはおつき合いする事なく一気に参りたいアーセナル。
ですが、
そこは我らがアーセナル、
そんな上手い事逝いくのかな?
逝っちゃうのかな!
今回もコッシーの神の手出ちゃうのかな!?
バートン戦スターツ!
前線はおなじみのメンバー。そしてラムシャカのモストデンジェラス・ブレーキコンビが中盤を固めます。
↓コンビ名の由来はこちらから
https://www.arsenal-monkey.com/?p=26517
そしてベジェりんが怪我から復帰ですがベンチスタート。まぁでもバートンなんてガブちゃん一人で十分十分。
それと俺達には、
無敗神ムスタヒがいる!
開始からアーセナルがパーフェクツにピッチを支配。
そして先生、アレクのおっしいシューツ連発にエミレーツ躍動!
ですが、
キーパー止めるねんなぁ・・・。
またアレですか?
アーセナル戦だけ格下GK覚醒あるある発動ですか?
でもアレクのとりあえずガンガン撃ってく積極的な姿勢に何か波乱の予感ある!とは思ったものの、
まさかあんな感じだとは、未来人ジョン・タイター以外、誰も知る由なかったのでした・・・。
後半
運命すぎる後半KO。
あとはゴールを決めるだけ。
ただそれだけ。
そんな期待を一身に背負い、開始2分、モストデンジェラス・ブレーキコンビの一人ラムジーが魅せてくれました。
維新軍もびっくり、
掟破りの逆サソリ。
しかも本家ジルーの目の前で。
若干ステップオーバーが甘く、惜しくもバーの遥か彼方を越えてしまいましたが、この空気を吸うようにタブーを打ち破る姿勢にエミレーツからは万雷の拍手であります。
そしてこの日のラムジー、実はこれだけじゃありませんでした。
しれっとこんなこともやってました。
Aaron Ramsey with a delightful rabona cross. [@ArsenalTerje] pic.twitter.com/9I3KdexFVx
— Arsenal TSN (@ArsenalTSN) 2017年1月22日
クロスなのにあえてのラボーナ。
「スターかよ!」と思わず突っ込みたくなく方もいらっしゃるとは思いますが、はい正解!
ラムジーはスターです!
否、スーパー☆スターです!
こんなの俄然応援するしかねーっつうの!
にもかかわらず、
「うっせーハゲ、そんなフリーダム応援出来っかよ!」とお嘆きのあなた、ご安心下さい。
ナチョが、か弱きあなたの代弁者となってさしあげます。
さて、そんなイケイケの展開の中、ついにキちゃいましたよその時が!
59分コーナーからのセットプレー、高田先生のナイスクロスに無敗神ムスタヒ、頭で合わせアーセナル先制!
いやぁリアルに神だなぁ・・・。
そして「PLAY LOUD」で神を讃える、サソリ男ジルー師。
これも立派なジルーの仕事なのであります。
ちなみにそんなジルー師ですが、安心してください、
PUMA様の新作EVO POWER、穿いてますよ。
↓そんなジルーも思わず「PLAY LOUD」したPUMA様の新作EVO POWERについてはこちらのステマ記事を参照!
ジルー来る?来ない!?PUMA様プレカン16-17(春)しれっと潜入レポ前編
https://www.arsenal-monkey.com/?p=26393
つーわけで、これまで試合の大半を時間稼ぎに使っていた格下軍は右往左往。
監督もパニクったんでしょうかねぇ?
何故かジャイアンがアップ・・・。
誰やねん!?・・・
こんなジャイアンより、
バートン出て来いや!バートン!
しかしこれまで沈黙していたジョンモスが突如開眼、文字通り「ジョンモス劇場」の幕開けでした。
このゴール直後シャカが足裏タッコーで一発レッド!
Xhaka's challenge on Defour that saw him receive red. [@ArsenalGIF] pic.twitter.com/cSl6mZHAbP
— Arsenal TSN (@ArsenalTSN) 2017年1月22日
逝ってないようにも見えなくもないですが、
逝ってます。
ジョンモスが逝ってるつうんだから、逝っているのです。
ちなみにシャカの渕正信並みの低空ドロップキックには定評があり、赤紙収拾家としても欧州では広く知られております。過去3年でゲッツした赤紙は拾いも拾ったり計9枚(諸説アリ)。
そしてこの退場劇が、カタルシスに向っての大いなる「フリ」だったとはジョンタイター以外は・・・あ、ジョンタイターって未来人ね未来人。タイムマシンで来た人ね。(各自調査!)
10人になり篭城を決め込む事も出来たでしょうが、それをしないのがアーセナル。
いや、出来ないのがアーセナル。
(篭城して守りきれた記憶一切なし!)
「攻めこそ最大の防御!」とバカリ、
隙あらば速攻、田舎サイドに特攻、オレは蓮根で健康!つまりは!(漢 a.k.a GAMI調)
そんなラップ調の地道なアタックが功を奏し、ついに殺人鬼・馬阿豚を引っぱり出す事に成功!
夢のシャカとのマッチアップこそ叶いませんでしたが、場内のボルテージは一気にヒートアップ!
しかし、そんな殺人鬼との対戦に水を差す出来事が。
先生を後ろから刈りにいったド素人、イエロー貰いながらの大自爆・・・。(なんだそれ!)
「素人は無理すんな」の典型。
その後は壊されちゃいけないとバカリ、ジルー師と高田先生を下げ、ダニ夫、ベジェりんの快速コンビで引っ掻き回す大作戦。
そして終了間際88分39秒くらい、番長が左脚でぶち込んだ強烈なショッツはキーパーファインセーブ。(おっしー!)
そして90分、
よーし勝ちきったー!
と思いきや、
謎のロスタイム7分・・・。
せやな!
せやろな!
ま、たった7分。
わずか420秒。
同じようにプレーすればいいだけ。
ただそれだけ!
しかしそれが出来なくなっちゃうのもまた、アーセナル・・・。
93分、ボックス内、番長のあのワガママな左足がスコーン相手の膝頭に当たり、田舎の人レフェリー見ながら卒倒。
と、その瞬間、
俺達のジョンモス、待ってましたとバカリ、光の速さでペナルティーマークを指差しPKの笛。
いや、なんやったら倒れる前に吹いテタ!
そしてそれに呼応するようにアレク、
光の速さでダズーン・・・。
ギネス保持者といえどPKだけはどうしても止められないチェフ、今回も決められてしまい、ロスタイムにしてまさかの同点・・・。
さらに、これに納得がいかない抗議に、ボスまさかの一発退場!
Photo: Arsene Wenger laughing in the face of referee Jon Moss. #afc pic.twitter.com/OoTsuXxgUO
— Arsenal Relevant (@ArsenalRelevant) 2017年1月22日
ジョンモスの果てしのない小物感にボスニヤニヤ。
この「ニヤニヤ」に思わず出しちゃたのかな!
そうなのかな!
↓そしてこの後の「ハゲコラ問答」はコチラをご覧いただきたいのですが、
ヴェンゲルに出場停止&20,000ポンドの罰金キタコラ!タココラ!
https://www.arsenal-monkey.com/?p=26504
エミレーツを包むブーイングと放心・・・。
でもね、だてに打たれ慣れてないのが、ガナサポ。
一瞬の静寂を経て、息を吹き返したように「Arsenal!Arsenal!」チャントがエミレーツを席巻!
そう、まさにこういう時。
こういう時こそのチャント!
そうまだ俺達には3分もある!
そして運命の時。
ラスト1分。
アレクの宙高く舞ったクロスは相手DFを越え、ゴール前のコッシーの元へ。
それを頭で合わせようとした瞬間、田舎の人のヤクザキックがコッシーの顔面直撃!
顔を押さえながら倒れ込むコッシー。
抗議に向う選手達。
そして、60,000人の鼓動が聞こえて来そうなくらい固唾をのむスタンド・・・。
全ての視線が今日の主役ジョンモスに注がれる中、彼が下した応えは・・・
ペ ナ ル テ ィ ! (涙)
このジョンモスの一呼吸も二呼吸も置いた後のレフェリングに、プレミア最高峰レフェリーのプライドを見ました。
必要以上に引きつけて引きつけてどーん。
これぞプロ!
これこそがプロなのです!
魅せる事を一番に重視した、
角田信明的なヤツ!(今話題の)
そしてこのペナルティが決まった瞬間、一番たぎっていたのがこの漢!ガブちゃん!
Another passionate Gooner 😍 #afc pic.twitter.com/i3ZHvhez9t
— Arsenal Latest (@ArsenalsNews) 2017年1月22日
目の前にあったボールをゴールにおもいっくそ蹴り込む気合いの入りよう!(角度があってシュートとかでもなかなか決まらないヤツ!)
ちな、あの蹴り込んだボール、ゴールに入らずに後ろに飛んでったら遅延行為になるんやろか・・・いずれにせよ入って良かった!
そして注目のキッカーは・・・、
「おい、お前らに教え説いてやる。 アーセナル、このリングの上に、ムスタヒ以外もう一人神がいる。ミスターアレク!」(蝶野調)
っつーわけで、第二キッカー神の子アレク降臨。
そして神の子の神がかったあのペナルティ・・・。
こんな状況であそこ蹴るかね・・・。
っていうヤツ!
(このど真ん中へのチップキック、パネルカ?アネルカ?パネンカ?…っていうらしいですね!)
うーん、イッツ メンタル!!!
動画はブレブレやったけど、こっちは撮れテタ!!!
実はこの試合の数日前、アレクと仲の良かった従兄弟が亡くなっているんですよね。
そんな試合で、偶然にもこんなタイミングでキッカーが回ってきて、それを神がかったシュートで決める。
そう、このゴールはアーセナルの為だけじゃない、
チームで一番家族思いのアレクに課せられた、宿命ともいえるゴール。
最後の宙に指を向けるポーズに、ふとそんなことを思いながら震えていると、終了の笛。
スタンドは当然のように笑顔で溢れ、ガツポーズ、ハイタッチ、ガクガクブルブル、そしてハグ、皆思い思いの表現で喜びを表し、「勝利のメンタリティ」を思う存分魅せ付けてくれた選手達に対するスタンディングオベーションは、いつまでもいつまでも続いたのでした。
そしてこの劇的勝利により我々は二位浮上、奇跡の大逆転優勝に向け一途の望みを繋げ、
無敗神ムスタヒの無敗記録を21に伸ばしたのでした。
No Ls so far – what a way to start your Arsenal career 🔴 pic.twitter.com/g0aI7D2yWT
— Arsenal FC (@Arsenal) 2017年1月22日
さて本日の主役ジョンモスさんは、当然ブーイングという様式美でお見送り。
マジあざーす!
そしてもう一人の主役アレクと先生がガッチリハグ!
そして、試合後は滅多にシャツを脱がないアレクが、一肌脱いでサポの元へ
絶望があるなら希望もある。
アレクシスとはそういう漢。
そしてきっと天国の従兄弟も、犬の弾幕を気に入ってくれたに違いないのです。
さいごに
とにかく「いい試合」でした。
試合の査定基準は人それぞれだと思います。
もちろんこんな「バカ試合」とディスる人もいるかもしれません。
いや、こんな展開は多分セオリーではやっちゃいけないのでしょう。
でもだからこそ、俺にとっては「いい試合」なのかもしれません。
こんなにも魂を揺さぶられて、今この瞬間を実感出来る瞬間なんて、生きてる間にどれだけある事か。
もちろん勝つ事も大事でしょう。
いや、勝たなければならない。
いやまぁ勝ったけど、
これぞアーセナル。
これこそがアーセナル。
アーセナルというクラブは、俺の中ではどうやらそれを超越した存在なのだと、改めて実感した次第です。
最後に。
今回こんなにも素晴らしい「カウント2.9のバカ試合」を裁き、今シーズンベストバウトとも云うべき試合を演出してくださった名レフェリー、ジョンモスさんにマジ感謝。
いやほんと、この試合間違いなく彼無しでは語れません。
つーわけで、
8年後、ブログとかで突然この試合の真相を暴露とかしないことを切に願いつつ、
ごきげんよう、さようなら!
P.S
鹿児島ユナイテッドの皆さん、超やべえ!試合の観戦おめでとうございます!
日本に帰られたあかつきには是非試合で活かしてください!
この冬キングアンリパーカー登場!初回生産分には「King of Cool 14ステッカー」付!
TwitterやってるYO!
早出し速報、エアブログの更新情報、その他全く為にならない情報満載!
https://twitter.com/saru_gooner
コメント
僕も初エミレーツ参戦の際は「もう死んでもいい!」って思いましたし「ヤベー」しか言えないのも納得です笑
イッツ メンタル!
いろいろと今年度のガナは
マジヤベー!
確かに盛り上がったななな。PKへの怒りからPKへの喜びへの移り変わりで興奮と疲れがヤバかった
まじヤバい興奮した試合を振り返るヤバい記事でPKシーンだけ切れてるヤバい映像を見たヤバい一日でヤバい感じにヤバかった。これってまじヤバない?
四天王プロレスから渕のおっさん、蝶野登場まで、これぞプロレス!な試合でしたね。モスに感謝!(しませんけど)
これはこれは、我が鹿児島Uがお騒がせしました。ヤベー。ちなみに、最近の桜島ですがほとんど灰が降りませんよ。マジヤベー。
あら。うち、ベランダから桜島見えます
いやー夜中の絶叫興奮はその後なかなか寝つけません笑
もうムスタヒ怪我はしないでね。
最後のコーナームス様でしたな
バカでも何でも、こういうカタルシスこそがマジでヤバい。
アーセナルとはグーナーにとっての血ですね。