予期せぬ来訪者です。
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昨日家に帰って来ると、フラットの玄関の前にとんだ、いや、飛ばない来訪者が・・・。
うわ、なにこの鳥!
こんなトサカのヤツ初めてみたけど、逃げないし、なんか意識高そうだし、インコかしら?と思い、
「あい、ピーちゃん、ピーちゃん、あい、あい、チュッチュッ」
と呼びながらクレスタを見せつけると、興味津々で近づいて来ました。
やはりこの辺のピーちゃんはこの大砲に飼いならされているようです。
しかもこのトサカ、よくよくみるとシャマフっぽいし、妙に親近感。
そんなわけで、
「あいピーちゃん、ピーちゃん、チュッチュッ」をしばらく続けていると、今度は足にチューしてきました。
俺の黄金の左脚にチューするとか、さてはお前、そういう躾されてきているのだな!
などと、まったり過ごしていると離れなくなってしまいました。
そういえば俺も子供の頃、こんな顔色のインコを飼っていました。
髪型はこんなシャマフみたいな尖ったやつじゃなく、普通の丸っこい、瀬尾君みたいなヤツ。
名前はピーコ。
初めて飼ったペットでした。
ピーコは言葉こそ流暢ではなかったけれど、ちゅんちゅんちゅんちゅん、いつも肩に乗って来ました。
犬とかネコみたいにくんずほぐれつ豪快に遊ぶ事はできなかったけど、友達がいない事だけが自慢の俺にとっては”唯一の大親友”とかいう安っぽい関係以上の関係。
だから、なるべくカゴを開けて、外に出してあげました。
でもある日玄関のドアが開いていたらしく、気づいたらピーコがいなくなっていました。
血の気が引きました。
真っ青な顔で、とりあえず外に飛び出しました。
泣きました。
大号泣でした。
今思うと、なんであんなに泣いたんだろうと不思議ですが、
なんかわかんないけど、大号泣で神様に手を合わせました。
ちなみにハチに顔を刺された時は、大号泣しながら「助けろのび太!」と、のび太に手を合わせました。
は、さておき、
探しました。
必死で探しまわりました。
紳助のスタッフ以上に探しました。
そしたらしばらくしてみつかりました。
正確には、近所の人がその人の庭にいることを教えてくれました。
大喜びで迎えにいくと、こっちに飛んできました。
でも、なんか複雑でした。
なんでこんなに飛べるのに、カゴに入れられてるんだろう。
入れてるのは俺なんだけど・・・。
そんなことを思い出しながら、この人なつこいシャマフとちゅっちゅ遊んでいました。
そして思いました。
この子はカゴに入るべきなのだなぁと。
とはいえ、飼う事の出来ない俺はバイバイしました。
いや、じゃなくても当然です。
探してるキッズがいるかもしれないもの。
そういえば、シャマフ型ピーちゃんはめっちゃしゃべるんだそうです。
ユーチューブにそういうチャンネルがあるんだそうです。
めっちゃ再生数があるんだそうです。
あれ?お前もしかして・・・。
いや、俺もしかして、めっちゃ惜しい事・・・。
これも一期一会。
人気ユーチューバーかもしれない、飛べないシャマフが、どうかカゴの中でチュッチュしていますように・・・。
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コメント
なんか泣けますねぇ…。
確かにアーセナルにいた頃のシャマフっぽいですね。あくまで「アーセナルにいた頃」であって、トサカがもはや作れなくなってしまった「今」ではなく…。
この子、オカメインコじゃないですか?
ほのぼの。
教えればチャントが唄えるようになったのでは、、
いつもの猿さんと違う語り口でしみじみしました
懐かしい気持ちを思い出させてくれてありがとうございます