あれから2週間弱、未だ夢の中を彷徨い続けている猿です。
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FA決勝レポ、お待たせしちゃって大変申し訳ございませんでした。
レポ描いちゃったら夢から覚めてしまうのではないか…?
なんて事を思いながらあれからずっとフワフワしちゃってたんですけど、いい加減夢から覚める前に描かなきゃ!ってことで、今更で大変恐縮ではありますが、あの激動の一日を振り返ってみちゃいたいと思います。
既視感満載、読むだけ時間の無駄なFA決勝レポ、いっちゃうぞコノヤロー!
観れんのか!
決勝観れんのか!?
これが一番の大命題というか、今回大論点でした。
過去二度のFA決勝。
確かに俺はウェンブリーにいました。
一度目はハルシティ戦。
そう、俺は何故か黄色い渦のど真ん中にいました。
長くなるので詳細はこちらをご覧いただきたいのですが、
「それぞれのFAカップ (前編)」FAカップファイナル アーセナル v ハル・シティ
もう一つは二年前のヴィラ戦。
「俺的絶対に負けられないもう一つの戦い」FAカップファイナル アーセナルvアストン・ヴィラ(前篇)
こちらもウェンブリーまで逝ったものの、入場ゲートが何故か開かず涙ながらに確認したところ、それが偽チケットだと判明。結局中にすら入れてもらえず、とぼとぼ会場を後に・・・。
っていう地獄。
そう、俺にとってのFA決勝は地獄の歴史なのです。
そして今季、苦節10年、ついにシーチケをゲッツ、アウェイも自分のカードでギリ三回分購入出来、自らの力で、いよいよウェンブリー権をゲッツする事ができたわけですが、、、
ほんとに観れんのか!?
いやぶっちゃけ、心のどこかで「逆に観れねえ方がいいんじゃねえか?」と思ったり思わなかったりする1/3の純情な感情...の中、
「帰ってきたぜぇ!」2年越しのウェンブリー!
駅からウェンブリーまで、直線にして数百メートルの赤絨毯を誇らしく練り歩く真っ赤な人波…。
てか、青いのどこにいんだよ!
はさておき、
このスタジアムまでの誇らしい大行進が、ウェンブリーで一番胸湧き踊る瞬間なんですよねぇ。
「ENJOY THE GAME」
おう、当然だコラ!
この決勝は2年越しの俺的リベンジ!
死ぬほど楽しませてもらうっての!!!
つっても中に入るまで、まだ信用出来ません。
なんつーか、ドラクエ再プレーする際、”打ち込んだ復活の呪文でOK出るまで安心出来ない感”ていうか。
あ!とその前に、俺には向かうべき場所がある!
そう、ここここ!
ウェンブリー名物、赤と脂のエクスタシー!
と思ったけど、なんや?
脂少なすぎだろコレ?
やる気あんのか?
二郎の脂の方がガチマシじゃねーか?喰ったことねーけど。
そんなふがいない澱んだ脂の流れに向かい、チャントで口撃を仕掛けるグーナー、マジ最高じゃねーか!
Shit Club No History!
お前ら歴史を金で買ってんじゃねーよ!wwww
いやぁマジ・ドンズバ!こんなキラッキラしたチャント、イングランドだなぁを実感。
Jも今すぐ取り入れよう!こんなステキチャンツ!
社長ドゲザーの勢いで!
これでウェンブリー大一番前のルーティン完了。
いよいよゲートに向います。
そう、これこそがこの日もう一つの大一番マイセルフ。
逝けんのか!
↓その決定的瞬間の模様は、こちらをご覧ください!
さて、このゲートが空いた瞬間の気持ちですが、
イェェェェェイ!ジャスティス!
という感情よりも、
ぶっちゃけ、
正直、
あぁ、入れた…。
これ以外ありませんでした。
脱力・・・。
ロンドンに移り住んで10年。
と同時に、アーセナルを追いかけ今季で丁度ワンデケイドという節目の年、
その間、FA決勝を二度未遂している俺のこのゲート通過は、一つのゴールと言っても過言ではありません。
なのに、絶叫するほどの喜びはなく、ほっとしたのと、ちょっと残念なのと、なんか不思議な感情。
しかし再び拳を握りしめ、あの赤い渦の中へ入っていくと、湧き上がる2年分の、いや10年分の思い。
そう、俺がいるべき場所はここではなく、
やっぱ、ここなんですよぉぉぉぉ!!!!!
を全身で体感というか。
そうでした。
俺のいるべき場所はここでした。
真っ赤な血が全身を駆け巡るのを実感しながら、
「神様、今までの全ての愚行をどうかお許し下さい!」
とバカリ、突き抜けるほどの青空に、俺たちの聖なるチャントを精一杯叫び、懺悔したのは言うまでもありません。
そして時の流れはマッハ、あっという間に開会式。
三年前の決勝戦、黄色いスタンドで見ていた時には、あんなに永く感じたのに・・・。
聞こえてくるのは、全く聴いた事のない、どこぞのど田舎チャントではなく、慣れ親しんだ俺達のチャント!
さらに国歌斉唱(2:40くらいから)で、ボルテージも徐々にアゲアゲの方向だコラ!
そしてこの『God Save the Queen』、神に救ってもらおうなんて気はさらっさらない、なんやったら俺達が救ってやってもいいぞ!くらいの、いかついグーナー達が大声で絶叫するだけの聖なるブリティッシュアンセム。
大好きです。
そしてこの日、まさかの晴天に恵まれたのは間違いなく、グーナーである我らが女王陛下のおかげ。
女王陛下万歳!!!
そして神よ、今回バカリは、女王ではなく、どうか我々をお救いください!
からの、
キックオフ前、マンチェスターのテロを受けての一分間黙祷。
そして、その静寂からのケイオス。
生と死、静と動、赤と脂、
全てが交差するこのウェンブリーで、
ボスの、そして我々グーナーの、人類滅亡を賭けた闘いが開戦なのです。
ちなみに俺はこの試合、「アーセナル、FAカップ優勝出来なかったら即坊主スペシャルマイセルフ!」と題し、髪の毛を賭けて戦っていました。
「ケジメます」FAカップ優勝出来なかった場合アレします
そうなのです。
この闘いは、俺の頭とコンテのヅラを賭けたデスマッチ。
そう、
ヅラトラ・コントラ・カベジェラなのです!
あんな頭ギミック野郎に負けてられっかよ!
そして今日はあのロッシーも激励!
Look who's here to support the lads #WeAreTheArsenal pic.twitter.com/HcKzx1vzn9
— Arsenal FC (@Arsenal) 2017年5月27日
そしておじさんはただのおじさんになって現れたから、負ける気しねーよ!
かーってこい!アブラムシ共!
とグーナーの魂が響き渡る中、赤と青に彩られた晴天のウェンブリーに、人類滅亡をかけた運命の笛が鳴らされたのでした。
このタイミングで、あのボス20周年記念写真集日本語版ついに解禁!(販売元はフットボリスタ様!)(そして翻訳はガチグナのYOKOさん!YES!)
TwitterとかもやってるYO!
早出し速報、エアブログの更新情報、その他全く為にならない情報満載!
https://twitter.com/saru_gooner
コメント
ウェンブリー!痺れますね!!
行ってみたいっす!!
思い出すなあ、ハイバリーだと行儀よかったグーナー達が、アウェイのチャールトンのスタジアムだと、若干ガラが悪くなり、チャントがマシマシに!!
相手のファールにFワードが飛びまくる!!
そんなエネルギーが、ウェンブリーで展開されたのかと考えると、鳥肌もんだろうなと簡単に想像できます。
後半も楽しみにしてます!!
ロッシーとおじさんの穏やかさにホッコリします。
復活の呪文は子供ながらに考えて、最低2つは控え取ってました。それでもアウトだった時のあの悲しみったらもう…。
後編楽しみにしています!
待ってました!!