今更FAカップ決勝レポ、完結編です。
前編、中編はこちら
「懺悔」FAカップ決勝 16-17 アーセナル v チェルシー 前編
「LOVE ARSENAL」FAカップ16-17決勝 アーセナル v チェルシー 中編
Arsenal 2-1 Chelsky
Sat 27th May 17.30 Wembley Stadium
スターティング: 今季も終わっちゃったから本腰入れて更新しなきゃ!
ダニ夫
アレク 高田先生
チェンボ サムジー シャカ ベジェりん
ナチョ メルティ(C) ロブ君
オスピー
■ゴール: アレク (5), サムジー (79) / 顔面クソ野郎 (76)
■交代:
78 ダニ夫→ジルー
82 チェンボ→番長コケリン
90 アレク→エルネニー西島
■レフェリー: Anthony Taylor 89,472
■メモ: 112 1 28
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人類滅亡とは何か?
値千金、一点リードで迎えた運命の後半戦。
もうほんと残り45分!
マジお願いしゃす!!!感満載の真紅のスタンド。
それに呼応するかのように、右から左からギュインギュイン飛び出しまくる我らがレラーミー(Red Army)の戦士達。
アレクも片ももアレして、常時臨戦態勢モードに突入。
これにはしびれを切らしたコンテだかカンテとかいうチェルスキーの偉い人、ついに切り札スーパーエース、セスク・ハブレガスを満を持して投入!
これにはもちろん、赤いスタンドからもやんやの大歓声だコラ!
そんなチェルスキー、さぁこれから再始動!って矢先、モウさんに干されていたモーゼスがまさかのダイブで退場という悲報が…
あーあ・・・。
ここにきて、「FAは人類を滅亡させようとしている説」がマジ現実味。
ちなみにこれに関して、カンテ?コンテ?…まどっちでもいーけどヅラの人が、
「モーゼスは疲れていた!」
という衝撃の歴史的コメントを残しているようなのですが、
せやな。
疲れてたんなら、しょーがないよな!
うん、しょーがない!
でもモウさんだったらパンパンやったろうなぁ・・・
てかよ、だから干されたとかじゃねえよな?
疲れやすいからとかで。
は、さておき、
10人になった油軍全体が、透き通るようなスカイブルーよりも青ざめてみえたのは気のせいではないと思いますが、それでもやっぱその後の巻き返しはさすがでしたよ。
さすが宇宙王者でしたよ。
凄いね。
いやぁ凄い凄い、ゴイゴイスー!
顔面凶器・ジエゴコスタ、赤い3連の網の目をかいくぐるチンピラショッツで、同 点 弾 !
グワァァァー!!!ていう地鳴りのような澱んだ歓声を前に、呆然と立ち尽くす選手達。
そしてスタンドも一心同体少女隊、
言葉を無くしうなだれる作業ourself!
お通夜ってあるじゃないスカ?
アレっすよ、アレ。
でもね、ジルーを信ジルー者は救われる!
ここでボスのゴッドアングル発動、ダニーを下げジルーイン!
これがまさに神采配でした。
Aaron Ramsey vs @ChelseaFC (2017). 🏆 pic.twitter.com/t0z9LiJtl6
— ArsenalGoals (@ArsenalGoaIs) 2017年5月27日
入って2.5秒のジルーのふわっとクロス、
そこいたラムジー頭で飛び込み…
この瞬間、時が止まりました。
さっきまであれほどケイオスだったのに、全て無音の、無色透明なウェンブリー。
リアルに走馬灯が見えるかと思うくらいのヤツ。
ある冬の日、買ったバカリの新車のインテRで凍った坂道でスリップして、ガードレールに真っ正面から突っ込んだあの瞬間・・・。
その時と違うのは、そこに待っていたのは地獄ではなく、天国だったこと。
アーセナル
宇宙王座チェルスキー相手に
大 逆 転 。
INとかOUTとか全く関係ない、グーナー全包囲的精神崩壊。
そして俺も所構わず抱きつきながら、こみ上げてくる3/3の純情な感情。
たかが10年。
されど10年。
スタンドにいる先人達からみれば、ほんとうにほんとうに短いグーナー人生で、この場にいるのがおこがましいくらいだけれど、
紆余曲折の末ようやくたどり着いたこのウェンブリーで、もみくちゃになりながら蘇ってくるこれまでの軌跡。
初めてエミレーツで芝の匂いに感じた歓びや、
批判にさらされ続けたボスの為、最後まで諦めないチルドレン達のひたむきな姿。
そして決勝ゴールを決めたのが、今季幾度も心ない罵声を全身で受け止め続けていたであろう、一番劣等生のラムジーとか…
様々な感情が重なり、
俺の精神も一気に崩壊!
色々決壊!
タイタニック以上哭けるドラマが、この世に存在したとはな!!!
※映画館で三度大号泣歴あり
そして迫り来る人類滅亡の足音。
でも俺は生きてた…
俺は生きてる!
俺は生きているんですよぉぉぉぉぉ!!!!!
そうこれが、俺の生きている証!
And it’s Arsenal!
Arsenal FC!
We’re by far the greatest team!
The world has ever seen!
アーセナルとは世界最高のティームである!!!
そしてキバヤシの大予言通り、
ラムジー大覚醒!!!
そしてお前ら、
ジルー信じて良かったな!!!
そしてセスクよ、
お疲れちゃん!
残り10分、アーセナルは最後の最後までアーセナルでした。
「勝ち逃げ上等、ガッチガチのドン引き!」などという謎戦術に甘えるハズもなく、
止まれば死んでしまうという極上の赤身マグロのごとく、貪欲に泳ぎ続ける、か弱き俺達の代弁者達。
そしてこんな先生の渾身タッコー、見た事あるか!?
— GoonerViews (@GoonerViews) 2017年5月30日
これがこの日の全て!
そしてロスタイム4分…
いつも以上に長く、永遠に続いてしまいそうに果てしなく永い240秒。
だがしかし、明けない夜がないように、ついにその時が…。
我らがアーセン・ヴェンゲル
7度目のFAカップ獲得!
クラブとしては13度目、FA史上最多優勝!
ボス、おめでとう!!!!!!!
そして俺も「ヅラトラ・コントラ・カベジェラ」(ヅラ獲り髪きりデスマッチ)に勝利したのです。
↓写真満載の歓喜のカップリフトは次のページへ「2」をクリック!
コメント
突っ込んだインテRが気になりすぎる頭文字D世代(元シビックR乗り)。
試合レポ、お疲れしたっ!
来シーズンもお願いします!!
猿様お疲れさまでした!
長くキビシイシーズンを一喜一憂しながらブログ読ませていただきました!
心から感謝いたします。
来期こそは土台をしっかり作りボスの最終年で幸せな結果が生まれますように!
ありがとうございました、今年のドラマ、最高に泣けました。
更新お疲れ様です!
只、ラムジーのセレブレに2人しか行かなかったのが気になりました。
例年通り、言いたいことは山ほどあるシーズンだった。
歯車がもう少し噛み合うだけで、ゲンナリするような取りこぼしも減ったはずだし、CLを逃すこともなかったと思う。
だから、イタズラっ子がにこーって微笑むと怒れなくなるみたいな作用が、この優勝にはあって、非常に罪深いしあわせだとも思う。
でもでも、本当に本当に嬉しかった!!
猿さん、フレディのランよりも熱い文、ありがとうございます!!
また移籍情報なども、楽しく料理して読ませて下さいね!!
猿さん、いつも臨場感あふれるレポと、現地在住ならではの切り口での解説、ありがとうございます!
このFA杯優勝はなんか本当に大きかった!
いやー良記事!猿さんありがとうございます!
これがアーセナルなんですよね!俺はぶちトーク見てからアーセナルを「宇宙で一番強いネタクラブ」という考えに落ち着きました。だから最高なんです!
今期もありがとうございました。
来期もよろしくお願いします。
(ゆく年くる年みたいな)
チャンピズないだけにリーグに集中して
優勝して欲しいものです!ウッフフ。
ーーーーーあ。
ELってものがありましたか!