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「We Stand Together」フィンズベリー・パークのこと

ノースロンドンはFinsbury Park (フィンズベリー・パーク)というところで、19日未明、ラマダン明けのムスリムの人達の列に車で突っ込むという事件がおきました。

 
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事件のあったフィンズベリー・パーク駅周辺はエミレーツからもほど近く、うちから数百メートルのド近所ということもあり、早朝からヘリの爆音が行ったり来たり。

なのに、放し飼いの犬が追いかけて来る事の方に恐怖を感じた月曜の朝。
いやマジ玄関出たら黒い犬が追いかけて来たんですよ・・・。いやマジびびりました。

それはさておき、最近イギリスでは、無差別テロ、大火災と立て続けに物騒な事件・事故が起こっていて、日本からみるとロンドンは渡航禁止区域みたいなイメージが蔓延しているかと思いますが、俺個人としては、なんというか、台風の目の中にいる感じというか。

もちろん歩道は端を歩くようになったし、刺されてもいいようにカバンは前目に持つようになったりと、一応気をつけてはいますが、それがあまりにも身近すぎてもはや日常に溶け込んでしまい慣れてしまっているというか。もうなるようにしかならないというかね。

 

そんなわけで、事件が起こったその日も、何事もなかったかのように、普通に出社するわけですよ。

ただ道路と駅が封鎖されていたので、遠回りしてバスに乗ったんですが、住宅街にあるアーセナル駅前が大渋滞。

アーセナル駅 ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 渋滞

フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 渋滞

いつもは車一台くらいしかみかけないこの場所で、これほどまでの渋滞は初めて見ました。

 

そんなわけで二時間かけて通勤し、帰りはチューブ(地下鉄)で帰ってきたのですが、

駅 ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 渋滞

朝閉鎖されていたフィンズベリーの駅、開いてました。

 

ちなみにこのフィンズベリー・パーク駅には、アーセナルの公式ストアが隣接しているのですが、事件はこの目と鼻の先で、夕方にもかかわらず、ショップ前は、警察、メディア、野次馬でごった返し、まだまだ物々しい雰囲気。

駅 ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ ショップ

駅 ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ ショップ

駅 ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ ショップ

駅 ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ ショップ

駅 ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ ショップ

 

そんなわけで、事件当日は「日常はまだまだ先だなぁ」なんて事を思っていたのですが、翌日は日常が戻ってきていました。

いつもとは違う日常が。

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ ショップ

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花

 

フィンズベリー・パークの駅前にはわりと大きめのモスクと、集会場のような小さなモスク(記事では保養所と書いてある)、二カ所あって、今回狙われたのは集会場の方なのですが、本体?の大きなモスクの前には報道陣がたくさん。ちなみにここは、うちの子供の通学路だったりします。

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花 モスク

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花 モスク

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花 モスク

 

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花 モスク

このモスクを背にして、

↓この道をまっすぐすすんでいくと、

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花 モスク

ハイバリー・スクエア(元ハイバリー・スタジアム)に突き当たります。

ほんの数分。

そんな立地。

そして今回アーセナルからも献花。

ロンドン フィンズベリー・パーク Finsbury Park テロ 献花 アーセナル

We Stand Together

 

ここフィンズベリー・パークは人種のるつぼです。

自分が住んでいるエリアには白人黒人はもちろん、ムスリムの戒律をきっちりと守り、布を被ったアルジェリアンやソマリア人の女性をたくさんみかけるし、もうちょっと北に歩けばギリシャ人ギャングが仕切ってる街や、トルコのケバブ屋がたくさん立ち並んでいたりします。

あるロンドン在住のツイッター有名人の日本人の方が「フィンズベリー・パークはちょっと荒い場所」とおっしゃっていましたが、そういう意味では確かに荒い。その方の住んでおられるであろうお堅いエリアに比べれば、そらもう来たらすぐ刺されるようなドッジーエリアのイメージでありましょう(トッテンハムなんつったら、ファッキン・ラヴリー生き地獄オブシット!だろうけれども)。

でもね、俺にとったらマジMy Hoodなのですよ。

物騒でしょーもないゲットーなコミュニティかもしれないけど、そこいらじゅうの人間が日頃から赤いシャツ着て我が物顔で歩いてる、とても大好きな街なのです。

それが俺の街、フィンズベリー・パーク。

 

We Are The Arsenal

明日また生きるぞ!

 

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(そして翻訳はガチグナのYOKOさん!YES!

 

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妄想記事を描いている猿

アーセナルのせいで日本に帰国できなくなった非国民、出家信者。「妄想8割・ガセ2割」をモットーにアーセナルのエア情報を垂れ流す意識低い系ブロガーとして、日本人グーナーのメディアリテラシー向上に貢献すべく、ほぼ毎日ブログを更新中。

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Arsenal (アーセナル) 猿のプレミアライフ

コメント

  1. Y より:

    平和を祈っています。

  2. doug より:

    民間レベルで付き合うと、ほとんどは気の良い人達なのに、歴史や国家、宗教、民族が絡むと、どうにもうまく行かなくなるのはまだ解る。
    だが、民間人への無差別攻撃はゆるせん!!
    猿さんも、よくよくお気をつけ下さい。

  3. ヒガンテ より:

    日本は少子高齢化であり、将来的に所謂3k業界を始めとし労働力不足になるでしょう。
    もちろん日本政府が安易に外国人労働者に頼る政策はしないでしょうが。

    しかし時の政権が舵を切り、労働者を受け入れた結果多様性の名の下にテロや暴行が当たり前の日常になる位なら、個人的には単一民族国家のまま落ちていく方がマシですね。

    まあそんな事より来期のプレミア放映権のが気になるな〜

  4. だだら より:

    この事件が起きた日のニュースで、一瞬だけれど、ガナショップらしき構えと、大きなガナ看板(ジルーだ!)の動画を目にしました。
    ロンドンに行ったことがないので、もちろん どこだか分らなかったけれど、近いのか?と。

    その後、どのニュースを見ても(CNNを含め 海外ニュースを沢山ね)鉄橋下の献花しか映らず、
    やっぱ、その部分は放映的にまずいんだわ と。

    今回ので状況がわかりました。ありがとうございます。
    今後が心配です。

  5. 元ロンドン在住ガナサポ より:

    ロンドンに住んでいた時、この通りをよく通りました。
    (もちろんアーセナル目当てでですが)
    本文内でも書かれているように、この通りが渋滞とか……この画像が一番驚いたかもしれないです。

    普段は、人通りのない静かな場所です。
    Arsenal駅でソーダ買って、旧ハイバリー(現在はマンション)を詣でに何度も通った道です。
    一度金網に張り付いて中庭を眺めていた時に、「日本人?中見たい?」と言って案内してくれたことがありました。
    そんまま意気投合して、パブでユナイテッド戦を観ました。

    人種とか、宗教とか、ニュースで見ると色眼鏡で見てしまいがちだし、実際複雑でもありますが…住んでいる人たちは日本と変わらない普通の人たちです。

    元どおりではないかもしれない、けれどまた静かで平和な日常を祈っています。

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