どんなライバルなんかより比べ物にならないくらいの強敵相手に、最後の最後まで闘い抜いた、小さくて、とてつもなく勇敢なフットボールサポがいたことを知って下さい。
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7月7日、サンダーランドの大ファンで、クラブのマスコット的存在だったブラッドリー・ローリーくんが、6年という短い生涯を終え、この世を去りました。
The thoughts of all at #SAFC are with the Lowery family following this afternoon's sad news.#OneBradleyLowery 💙
➡️https://t.co/EtrhMlpbqt pic.twitter.com/MeYOey4d3v
— Sunderland AFC (@SunderlandAFC) 2017年7月7日
ブラッドリーくんは一才半の頃に小児がんを発症、一度は克服したものの再発、ここ一年闘病を続けていました。そんな中、”マイチーム”のFW、ジャーメイン・デフォーの大ファンだったこともあり、デフォーもずっとこの小さなヒーローを応援し続けていました。
One Bradley Lowery. An inspiration to us all. pic.twitter.com/0pzJ8hYpFp
— BBC Sport (@BBCSport) 2017年7月7日
動画内のチェルシー戦、ベゴビッチとのPK戦でのゴールは、BBCのサッカー番組『Match of the Day』の「Goal of the Month」にも選ばれました。
大好きなサンダーランド、デフォーと共にピッチに立ち続けるその姿は、クラブサポという枠を超えた、どんなサポも真似出来ないくらい立派な”ラッズ”で、どれほど病気の子供達を勇気づけて来たかわかりません。
しかし今季、デフォーが黒猫を退団しボンマス移籍となったこのタイミングで、何かを全うしたように旅立っていきました。
そんなベストフレンドだったデフォーが、こんな言葉を残しています。
Sleep tight little one… 💙 pic.twitter.com/iGqLXdvlVi
— Jermain Defoe (@IAmJermainDefoe) 2017年7月8日
「さよならマイフレンド、君が去ってしまってとても寂しくなるだろうな。
君と引き合わせてくれた神には本当に感謝だ。そしていっぱい想い出を作れた事は、心から嬉しく思うよ。
君と初めて会った時の事は絶対に忘れられるわけがない。僕を見つめるその可愛らしい目には、本当の愛を感じたんだ。
君が僕にとってどういう存在か…それを一言では言い表す事なんて出来るはずがない。
君が僕の名前を呼ぶ時、カメラを向けられた時の、いっちょまえのスーパースターのようなその笑顔、そして君と一緒にいた時感じた愛情。君の勇気や勇敢さは僕のこれからの人生に生き続けるんだ。君のおかげで、僕が人間としてどれほど変われたか、君はわからないだろうけど。
君は神の手の中で抱かれ、そしてこれからは僕の心の中でずっと一緒だ。今はぐっすり眠ろう。おやすみ、俺の最愛の友よ」
そして各クラブからも。
All of us at Arsenal send our heartfelt condolences. May Bradley rest in peace
— Arsenal FC (@Arsenal) 2017年7月7日
Our deepest condolences go out to the family of Bradley Lowery and all who supported him throughout his brave battle. pic.twitter.com/8Zvt2AxYyx
— Newcastle United FC (@NUFC) 2017年7月7日
❤️️❤️️❤️️
You touched all of our hearts with your remarkable strength and courage. RIP Bradley Lowery.
❤️️❤️️❤️️ pic.twitter.com/BsTKg135D2
— Stoke City FC (@stokecity) 2017年7月7日
All at Chelsea are deeply saddened to learn of Bradley Lowery's passing. He touched all of us with his bravery and winning smile. pic.twitter.com/aZneoHlFBf
— Chelsea FC (@ChelseaFC) 2017年7月7日
カメラを向けられると いつもにこにこ笑ってたブラッドリーくん
正直 なんでそんなに笑えるんだよ
強いなぁ 強いよ うらやましいよ
なんてバカな事を思ってしまってて
でもそうだよな 辛い時こそだよな
そんな事を教えてくれた 小さな小さな英雄でした
ありがとう
本当にありがとう
向こうでも 好きなだけ叫ぼうな
一番似合う 赤いしましまを着て
R.I.P Bradley
コメント
いつ命が終わっても後悔しない、そんなサポになりたいです。
RIP. Bradley.
デフォーのコメント、泣けるな。
私も二人の男児の父親ですが、六歳なんて可愛さの爆発してる時なんだよー(泣)
ブラッドリー君の魂と、彼のご両親の悲しみが癒えることを祈ります。
このようなエピソードがあるからスポーツの素晴らしさに気付かされますね。
デフォーも過去のチーム云々なんてほんと小さな話。
本当に素晴らしい「人間」
アーセナルもチームとして個人として貢献したいですよね。
ベジェリン貴方も素晴らしい。
この気持ちを僕も常に持ち続けたいです。