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サンダーランドの小さな英雄 ブラッドリー・ローリー 旅立つ

どんなライバルなんかより比べ物にならないくらいの強敵相手に、最後の最後まで闘い抜いた、小さくて、とてつもなく勇敢なフットボールサポがいたことを知って下さい。

 
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7月7日、サンダーランドの大ファンで、クラブのマスコット的存在だったブラッドリー・ローリーくんが、6年という短い生涯を終え、この世を去りました。

 

ブラッドリーくんは一才半の頃に小児がんを発症、一度は克服したものの再発、ここ一年闘病を続けていました。そんな中、”マイチーム”のFW、ジャーメイン・デフォーの大ファンだったこともあり、デフォーもずっとこの小さなヒーローを応援し続けていました。

 

動画内のチェルシー戦、ベゴビッチとのPK戦でのゴールは、BBCのサッカー番組『Match of the Day』の「Goal of the Month」にも選ばれました。

大好きなサンダーランド、デフォーと共にピッチに立ち続けるその姿は、クラブサポという枠を超えた、どんなサポも真似出来ないくらい立派な”ラッズ”で、どれほど病気の子供達を勇気づけて来たかわかりません。

しかし今季、デフォーが黒猫を退団しボンマス移籍となったこのタイミングで、何かを全うしたように旅立っていきました。

 

そんなベストフレンドだったデフォーが、こんな言葉を残しています。

「さよならマイフレンド、君が去ってしまってとても寂しくなるだろうな。

君と引き合わせてくれた神には本当に感謝だ。そしていっぱい想い出を作れた事は、心から嬉しく思うよ。

君と初めて会った時の事は絶対に忘れられるわけがない。僕を見つめるその可愛らしい目には、本当の愛を感じたんだ。

君が僕にとってどういう存在か…それを一言では言い表す事なんて出来るはずがない。

君が僕の名前を呼ぶ時、カメラを向けられた時の、いっちょまえのスーパースターのようなその笑顔、そして君と一緒にいた時感じた愛情。君の勇気や勇敢さは僕のこれからの人生に生き続けるんだ。君のおかげで、僕が人間としてどれほど変われたか、君はわからないだろうけど。

君は神の手の中で抱かれ、そしてこれからは僕の心の中でずっと一緒だ。今はぐっすり眠ろう。おやすみ、俺の最愛の友よ」

 

そして各クラブからも。

 

 

 

 

 

カメラを向けられると いつもにこにこ笑ってたブラッドリーくん

正直 なんでそんなに笑えるんだよ

強いなぁ 強いよ うらやましいよ

なんてバカな事を思ってしまってて

でもそうだよな 辛い時こそだよな

そんな事を教えてくれた 小さな小さな英雄でした

ありがとう

本当にありがとう

向こうでも 好きなだけ叫ぼうな

一番似合う 赤いしましまを着て

 

R.I.P Bradley

 

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妄想記事を描いている猿

アーセナルのせいで日本に帰国できなくなった非国民、出家信者。「妄想8割・ガセ2割」をモットーにアーセナルのエア情報を垂れ流す意識低い系ブロガーとして、日本人グーナーのメディアリテラシー向上に貢献すべく、ほぼ毎日ブログを更新中。

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コメント

  1. Iceman より:

    いつ命が終わっても後悔しない、そんなサポになりたいです。

    RIP. Bradley.

  2. doug より:

    デフォーのコメント、泣けるな。
    私も二人の男児の父親ですが、六歳なんて可愛さの爆発してる時なんだよー(泣)
    ブラッドリー君の魂と、彼のご両親の悲しみが癒えることを祈ります。

  3. Kariyaganner より:

    このようなエピソードがあるからスポーツの素晴らしさに気付かされますね。
    デフォーも過去のチーム云々なんてほんと小さな話。
    本当に素晴らしい「人間」
    アーセナルもチームとして個人として貢献したいですよね。
    ベジェリン貴方も素晴らしい。
    この気持ちを僕も常に持ち続けたいです。

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