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「マット・ルーカス降臨!」エミレーツのハーフタイムが超豪華だったので『Little Britain』を紹介してみる

最近のハーフタイムショーが超豪華だったんすよ。

 
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なんかの試合のハーフタイムにスーパーキッズが現れました。

魅よ、華麗なバク転!

将来、立派な池谷になりそうですね!

 

また、ガチグナとしても知られるイギリスの国民的コメディアン、マット・ルーカスもブライトン戦のハーフタイムショーに駆けつけていたらしいのですが、

あ!ヨーコさんもツイートしてる!…

マジかー・・・。

スマホでガンダム見てる場合じゃなかったー・・・。

 

っていうのは、何を隠そう、俺このマット・ルーカスのコメディ『Little Britain』の大ファンなんですよ。

有名俳優はもちろん、この国の首相の名前すら知らない、オエーシス兄弟の見分けすら出来ない(出来るわけねーだろハゲ!)この俺が、「顔と名前が一致するイギリス人BEST5」に入るくらい好きな人なのです。

ちなみに一位はジャック・ウィルシャー、同率で瀬尾・ウォルコット、キーラン・ギブス、アーロン・ラムジー、ぎり、アレクサンダー・マーク・デイヴィッド・”アレックス”・オックスレイド=チェンバレン。

『Little Britain』って何?

さて、『Little Britain』です。

これまでも何度かこのブログでも紹介したような気がするようなしないような気がしますが、ざっくり説明すると、このマット・ルーカスと相方のデヴィッド・ウォリアムスっていうコメディアンが、イギリスに暮らす若干ぶっとんだキャラに扮装し、「イギリスあるあるめいた事案」をマジメに面白おかしくぶった切るコメディです。

もうなんか色々説明するより見てもらった方が早いよね。

↓ま、こーいうやつ。

アンディとルー

ルーカス演じるアンディは車椅子生活を送る障害者。なのですが、実は一人でなんでも出来ちゃう、なんならプールの高飛び込みすらやっちゃうゴリゴリの健常者。しかしそんなこととはつゆしらず、そんなアンディを一生懸命世話をしているウォリアムス演じるルー。

毎日車椅子を押しながら、ヘルパーとしておせっかいなほど世話を焼いてくれるルーを、アンディはワガママし放題、すんげえテキトーな言動でいつも困らせます。

↓こな感じで。

 

説明すんのも野暮だけど、こんな感じ。

ぼけーっとヒトラーを追った(ドキュメントな)テレビ番組を見ているアンディに、「どうだい?楽しいかい?」とたずねるルー。それに対し「あぁかなり。チャップリンおもしれー」と適当に答えるアンディ。

そしてインド料理のテイクアウェイ(”テイクアウト”はメリケン)を食べないかい?とメニューを渡すと「これとこれとこれとこれと…」とこれまた適当にライスばっかオーダーするアンディ。
「ほんとにライスばっかでいーのかい?」と念を押しつつ、ルーは言われた通り買ってきて大量のライスを皿に盛り付けると、アンディがひと言。

「俺ライス嫌い」

 

そしてこの二人、イングランド代表のスポンサー「Nationwide」のCMで瀬尾君とも競演!

 

村唯一のゲイ ダフィド・トーマス

トーマスはウェールズの小さな村に住む自称「村唯一のゲイ」。パブではいつも「自分は唯一のゲイで誰も理解者がいない!」と熱弁をふるっているのですが、いざ自分以外のゲイが町に表れるとたちまち豹変、速攻潰しにかかります。

そしてあのゲイ界の大物、エルトン・ジョンさんとも夢の競演!

そして一発目の質問が「ご結婚は?」

これ何が素晴らしいかって、この村唯一のゲイを演じるマット・ルーカスは、自称でもなんでもなく、公称本人も認めるゲイで、アーセナルのGAY・GOONERのメンバーでもあります。その本人が面白おかしくゲイいじりをするわけですが、それに応じたエルトン・ジョンよ!と。俺一気にエルトンさんを大好きになりました。

 

他にも首相を愛してやまないオネエの首相秘書官や、

 

インド人の英語を何度も聞き返す、すんげえデブのダイエット講師、

 

なんに対しても口答えばっかするちゃびーなコギャル、(これもNationwideCMともコラボしてた)

 

いついかなるときも冷酷で無愛想な受付のおばちゃん、

 

そして、もらったクッキーを食べ「美味しいわね?誰が作ったの?」と訪ね、作ったのが外人とかだったりすると、おもいっくそゲロ吐いちゃう上流階級風のマギーおばさんなど、

 

日本じゃ速攻ネットが炎上、放送打ち切り間違いなしのとんでもキャラ満載。

でも、

どっかイギリス人(マジョリティ)の根底にこーいうとこあるやろ?

っていうキャラを絶妙に演じているのが、この相方のデヴィッド・ウォリアムスであり、ゲイ・グーナーのマット・ルーカスなのです。

もちろんこの国でも賛否はあるのかもしれません。(否を聞いた記憶はないけど)

でもね、何が凄いって、これ放送してたの天下のBBCですからね。

国営放送、つまり、

日本でいうNHKです。

 

バカですねぇ・・・。(褒め言葉)

 

なんでもかんでも排除排除のこの世の中で、クレーム覚悟でなんらかのメッセージを発信する土壌がある素晴しさよと。

そしてコメディアンもきっと、そんな心意気なのでしょう。

「ディスにディスを返したところでなにも解決などしない」

こういった文化こそが、スタジアムで「ディスられたら笑いで返す」っていう素晴らしいチャントにも繋がっているような気がしてなりません。

決して上辺の笑いではない、肌身にしみていくような笑いというか。

 

フットボールは労働者階級の娯楽だとよくいわれます。

メイ◯◯女史(日本最高峰の英国在住ツイッター芸人)曰く、上流階級サイドからみればフットボールなど虫けら共の、品行下劣なスポーツなのだそうです。

俺はイギリスの上流階級の事はわかりません。これからも一切触れる機会もないでしょう。

しかし、そんな人達に揶揄され、バカにされるサポーターになれた事を誇りに思うし、上流階級や王族さえも笑いの対象に出来るこんな自由な空間にいられる幸せを、笑顔のマット・ルーカスの写真をみながら改めて噛み締めたのでした。

 

あぁ、スマホでガンダム観てる場合じゃなかったー。

いやでも、丁度マチルダさん救出するとこやったんすよー・・・。orz

 

 

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コメント

  1. humorem より:

    ところでこのスーパーキッズ、Archieっていう名前みたいですけどジャックの息子のArchieではないんですかね?
    着てるのはアレクのシャツだけど…

  2. doug より:

    リトルブリテン大好き!!
    私は、おじいさんのやってる質屋みたいなとこに、お客が来て、○○はあるかい?って聞いてからがメッチャしつこいネタが好きです。
    あの、おじいさんのマーガレット!の発音が、すげえイギリスを感じます。
    マットさん、度々観戦してるところを抜かれてたので、勝手に仲間意識わいてました。

  3. Y より:

    元オアシスのギャラガー兄弟はあんま似てないと思ってましたが、リアムがソロデビューして、髪バッサリ切ったら兄貴激似でビックリしました。
    エルトン・ジョン、器が大きい!

  4. 匿名 より:

    http://www.nhk.or.jp/faq-corner/1nhk/01/01-01-02.html

    NHKはともかく天下のBBCは正しく公共放送だと思うのでそこの所よろしくな!

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