神の子アレクシス・サンチェス 天高く月へ帰る

ついにこの日がやってきました。

アレクの旅立ち。

 
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「ついにこの日」というのは嘘偽りない本心で、かのクラブからアーセナルに移籍してからもずっと、その思いは俺のどこかにありました。

てか、この感じ、なんかに似てるんですよね。

クラブの為にいつも全力でプレーはしてくれるんだけど、ずっと手の届かないこの感じ。

天上人というか、宇宙人的というか。

いつか突然パッと消えてしまうんだろうなぁっていう、物憂げな感じ。

 

助っ人外国人…？

 

あ、それだ！

と思ったけど、でもなんかちょっとちがうんだよなぁ…。

なんだっけ…と、錆び付いた頭の引き出しを手当たり次第に開けまくっていたら、

わかりました。

そうだ。

あれだ。

あれです。

あのおとぎ話です。

かぐや姫です。

 

神が授けてくれた、金色に輝く子供。そう神の子。

どこかミステリアスだけれども、繁栄をもたらしてくれる。

しかしいつかは月に帰ってしまうっていう、つらく儚い物語…のアレ。

俺にとってアレクは、かぐや姫、いや、かぐや王子だったのです。

そうだったかぁ…。

かぐやだったかぁ。

 

確かに、初めてみた時、ピッカピカに輝いてて、眩しかったもんなぁ。。。

 

練習でも、少しの誤差も許さない自分に厳しい男でねぇ、

 

そんなんだから、他人にも厳しく、、、

 

そして当然自分にも人一倍厳しい漢で…。

ミスった時の悔しがりったらもう、ザブングルの人をゆうに越えててね。

 

そして、本番では常に1000%！

そうそう、その辺のディフェンダーより飛んでた記憶ある！

 

とにかく、球を蹴るのが好きで好きで大好きで、

好き過ぎて、時折パスするのも忘れちゃう男でねぇ。

 

誤解されやすい男だったけれど、

それは全て勝利へのこだわりで。

 

その分、嬉しい時は人一倍歓びをくれる、チーム想いの選手でもありました。

 

ようやく言葉も話せるようになって、これからって時だったからさ、

 

うちらも、かぐや王子を月へ帰すまいと必死、あの手この手で引き止め工作したよな。

 

クラブもクソだっせー犬のヤツをダシに使ったり、

 

大型犬をチームメイトの一員にしたりして、求婚してみたけど、

 

最後はそんな大型犬に噛み付かれちゃうなんてな…

Who will come with me Russia🏆🏆 😄😁@MesutOzil1088 @MustafiOfficial @_OlivierGiroud_ @LacazetteAlex @6_LKOSCIELNY @HectorBellerin @_nachomonreal @D_Ospina1
sorry my friend Sanchez There is no place for you 😜😁😁@Alexis_Sanchez pic.twitter.com/LftdGE9AJn

— Mohamed ELNeny (@ElNennyM) 2017年12月30日

 

ロシアワールドカップ

ぼくと一緒に行く人だーれだ♪

エジル、ムスタフィ、ジルー、ラカ、コッシー、ベジェりん、ナチョ、オスピー…

ごっめんサンチェスー

君の乗る場所ないワン！(・ω<)

 

このズンドコ感、アーセナルらしいよな！

↓まぁでも、これについてはちゃんとサイドストーリーがあるんだぞ！きっと！
【大事件】エルネニー盟友サンチェスを壮絶ディス！しかしその裏には…

 

結局は王子の難題に応える事が出来ず、神の子はついに天高く月へと帰る時がきちゃったんだけど。

クソ田舎が月かどうかは別として、アレクが月というんだから月なんだよ。

 

かぐや姫は別れ際、お爺さんに命の袋を渡し地上を後にしました。

アレクもきっと、片方の短パン上げれミラクル起きる！的な、

なんかしらの「宇宙の法則」を、我々アーセナルに授けてくれたのだと思います。

パレス戦を観る限り、ほぼほぼ間違いありません。

 

アレクシス・サンチェス。

3年半、本当にいい夢見せてもらったよ。ありがとな。

うちらも最悪、月の裏側くらいまではいけるように頑張るからよ、月の表で待っててくれよ。

そして次会うときは、全力でブーイングすっから覚悟しとけよ。

それが俺に出来る、最大の賛辞だからよ。

 

Alexis Sanchez ALL 80 Goals for Arsenal

 

 

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