ボスが最後のプレカンも長州調で語っていました。
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最高のジョブは?
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一番の思い出は?
まぁ、やっぱアレだろうな。最初の(リーグ)タイトルだろうな。俺も無名で、初めて1年通して現場にいた時で…ウン。
ただ個人的には、2006〜2015、この時期が思い出深いよな。スタジアムの建設で限られた状況の中でポジションを維持して…一番ハードだったけど、その分見返りは大きかったですよね。決して魅力的じゃないし、最高に難しい仕事でしたけど、最高の仕事が出来たんじゃないかと思いますよね。
アーセナルで最高のチームは?
2004だろうな、ウン。あれはプレミアで唯一の偉業ですから。
でもまぁ1998も好きだったですよね。思った以上にやれるやつがいて。かなりインテリジェンスだったし、経験も豊富で。その完成系が2002と2004。
まぁ「無敵」ですよ。
遺すものは、トロフィーかスタジアムか?
まぁ、それは一部でしかないですよ。俺にとっては、選手達と過ごしてきた事の方がはるかにデカいですよね。カップなんかより、選手達からの気持ちみたいなものをたくさん貰ったし、学ばされましたよね。団体はそういう崩せないものの上で成り立ってるし、それがクラブの価値にもなっていくと思うし。そしてアイツらがどこかに行ったときにそれを気づくんだと思いますよね。
監督のカラーみたいなもので選手も染まっていくから、監督が持つ色っていうのも大事ですよね。そのアイデアだったり、スタイルだったり。とにかくその色がプレーだけでなく、生活にも大きな影響を与えるわけですから、そこは覚えておいて貰いたいですよね。
20000本の木
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引退を決意しての心境は…?
難しいよな、ウン。難しいですよ…俺の全てだったからな、ウン。
練習場に20,000本の木があるんですよ。最初はこんなちっさかったのが、今はどいつもこいつもデカくなって…最後は全員に礼を言わなきゃいけないと思ってますよ。
ただ、去る時は、俺も誇りを持って去ろうと思いますよね。次にも、まぁ、少しは遺せたんじゃないかと思うしな、ウン。とにかく、この偉大な団体の歴史の一部というか、関われた事は、ありがたいことですよ。
ラスト2ゲーム…
レスター戦はよくやったよな、ウン。アイツら、よくやった。俺のなかでは、アイツらっていうのは、一位二位の結束のあるティームだと思ってますよ、ウン。間違いなくなんか持ってると思うし、来季それを出して行ければ、驚かせることが出来るんじゃねえかと思ってますよ。
まぁ単純に考えて、今季が73ゴールって考えたら、あとは伸びるしかねえんだから、ウン。
プレミアの何が変わりましたか?
まぁ、しいていえば、二つあるんじゃないか?ひとつはジョブ。プレミアはたくさんのジョブを創りだしましたよね。
俺がここに来た時80人しかいなかったスタッフが、今は700ですよ。誰もが顔見知りの個人商店が、全てに決まり事のある、人事部があるような普通の会社になって。その分決まり事が増えて機械的になって、人の心の部分が若干希薄になってしまったのはちょっと残念ですよね、ウン。
あとはビッグマニーが世界を変えたというか。オーナーもワールドワイドで、イングランド人オーナーなんて消えただろ、ウン。選手も世界中から集めてきて、とにかくプレミアリーグはワールドワイドになりましたよ。
数年後にはヨーロッパの大会が週末になって、プレミアが火曜か水曜になるんじゃないか?そうなってもおかしくないよな。そのぐらいインタナショナルなリーグになったですよね。
休暇の予定は?
どうだろうな…ま、いまんとこはないですよ、ウン。まぁただロシアには行くだろうな。
これからもプレミアは追いますか?
当たり前だろ、アァ。
ワールドカップに参戦?
観ますよ。開幕戦と、当然プレミアも、ウン。
朝起きて、どの試合があるかを確かめて…それは変わらないよな。
シーズン終了後はなにを?
まぁ、月曜、火曜フランスで仕事をして、木曜に戻ってきて事務所を整理して…あとは決めてないな。
初めてのプレカンの想い出
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初めてのプレカンの想い出
覚えてるのはアレだよな。英語だよな。あれはヒドかったですよね、うん。ヒドかった!俺もどこの馬の骨だったってのもあるし、みんな興味津々だったですよね。まぁでも、俺も忠実にやってきて、忠実に、うん…忠実を守ってやってきて、うん…忠実が俺が仕事だったですよね。
そして、時代も変わって、選手もお米稼げるようになって、俺もクラブの伝統を守るというか、そういう努力はしてきたつもりですよ。ま、振り返ってみても、総じて悪くなかったんじゃないか、ウン。
プレカンのない生活…
せいせいするんじゃねえか?あぁ(ニヤニヤ)。いつも言ってきたけど、フットボールと試合は大好きなんですよ、ウン。そんな試合の事を記者と一緒に話せたのは良かったですよね。ただまぁ、ハッピーじゃなかったこともあったけどな。俺も感情的になった部分もあるしな。
でもまぁ、フットボールラブについて話せたことには、うん、満足してますよ。…まぁそれもなくなって…まぁ、せいせいするだろうな(にっこり)。
長期政権の監督のプレカンはこれが最後?
ファーガソンの会見はいつも良かったですよね。今は、ウン…良くなる事だけを願ってますけど…
あの人はよくやってましたよね。よくやってた。彼が26年で俺が22年で…まぁ若いやつで5,6年のやつもいるし…どうだろうな。俺が最後かどうかは…どうだろうな。まぁ出て来るやつもいるだろ。出てこなきゃ嘘ですよ、ウン。
プレカンはずっと朝の8時45分でしたが?
まず、記者は早起きが苦手だろ?他は大体10時とか11時だし…まぁ、だからだよ。早けりゃ全員来れないだろうしな。その方が会見は楽だろ!(ニコニコ)
よし、腰上げるぞ!
最後は記者と揃って記念撮影。
The boss posing for a photo with all the journalists after his final press conference. Proceeded to shake everyone's hand. pic.twitter.com/YBJgjsNwRE
— Arsenal TSN (@ArsenalTSN) 2018年5月10日
22年…この中にもきっと、最初はちっさい苗木だったけど、ボスのおかげで見違えるほどおっきくなった記者が何人もいることでしょう。
Merci Arsène
絶対なんかもらえちゃうEXFA様メルシー・ボスキャンペーン、5月14日まで!
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