Arsenal 5-0 Burnley
Sun May 6 – 16:30 Emirates Stadium
スターティング: やっべ!今季終わっちゃったから本腰入れて更新しなきゃ!
ラカZ
バーミヤン ミキティ パリピ
シャカ ジャック
親方 マーボ君 2号 ベジェりん
チェフ200(C)
■ゴール: バーミヤン(14、75) ラカZ(45) 親方(54) パリピ(63)
■交代:
72 ジャック→サムZ
72 ラカZ→ダニー
77 2号→メルティ
■レフェリー: アンドレ・マリナー
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ボスホーム最終節、この日のスタンドは…
言わずもガナ、超満員札止め。
グーナーも、やれば出来るやんー。。。
ちなみにこの日のショップ前にはダフ屋が多数いて、ひっきりなしに電話がかかってきては、赤装束に身を包んだお客さんにチケを渡していたのですが、そのうちの一人の客が「ど、どうして観たくて!」と興奮気味に語っていたのが印象的で…
さて、スタンドが真っ赤なのは椅子が赤いからだけではありません。
この赤いトリビュート記念T。
みなこれを着てボスをお出迎え。
そんなボストリビュート感溢れる、ほっこりとした雰囲気の中、
いつものような入場の音楽も、派手な演出もなく、ただ淡々とボスが入場。
#MerciArsène pic.twitter.com/DOLElJRdMN
— Arsenal FC (@Arsenal) 2018年5月6日
これもボスらしなぁ…
そんな地味なボスの為に、スタンドは「One Arsene Wenger」で彩り…
Legend.
Watch LIVE 👉 https://t.co/4KJlfLdIj1#MerciArsène pic.twitter.com/8AhHHl3DuE
— Arsenal FC (@Arsenal) 2018年5月6日
僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑
Mr.Children 「彩り」
モノクロだった俺の人生も、ボスのおかけで、もう真っ赤っかですよ…
そして、そんなボスに人生を変えられたボスチルドレン達も躍動。
15分にバーミヤン。
そして45分にラカZ。
二人のストライカーが、ボスに見守られるように揃って得点。
何かが吹っ切れたようなアーセナル、後半もゴールラッシュは止まりませんでした。
親方のバチコンストレート。
パリピのノーモーションからの一撃。
せやで。君は焦らなくても入るんやで。
そしてトドメはバーミヤン。
そしてこの日は、メルティ最後のエミレーツでもありました。
#DankePer pic.twitter.com/1agkSvfRKx
— Arsenal FC (@Arsenal) 2018年5月6日
メルティダンケ!
「Big F@ckin German!」に応えるメルティ。
そしてついに最後の出陣。
These two 😍#MerciArsène #DankePer pic.twitter.com/F9LeEyreqe
— Arsenal FC (@Arsenal) 2018年5月6日
エミレーツに響き渡る「ナンバー4 ペア・メルテザッカー!」のコール。
もしこの試合が0-0とか、負けていたら絶対に成立しなかったであろうこの交代。
しかし、それを成立させてしまう、それもアーセナル。
そしてこれもまた、アーセナルで…
老兵は去れ、残り10年はボーナスステージ、もう終わった人…
ボスについて色んな声があったけれど、これほどまでの”いいメンバー”を揃えられる監督なんて、他にいないよ…
間違いなくそれを象徴する一枚だし、これこそが俺達の”我スカ”。
そしてこの日のメルティ出場も、マーボ君への闘魂伝承も、ボスだからこそなし得るヴェンゲル・マジック。
優勝せずとも、ここまでの物語を、ここまでのカタルシスを紡いでいける人は、ボス以外いないと思うのです。
そんなメルティはこの日、偉業を達成しました。
パス成功率100%!
そしてボス最後のホーム、エミレーツのファイナルスコア…
そしてこの抱擁…
群雄割拠のプレミア。
今は資金力さえあれば、優秀な監督やワールドクラスの選手が来てくれるし、ぶっちゃけ優勝も手に入れることが出来る時代になりました。
しかし、それはその時点のベストの寄せ集めだったり、監督が代われば一気に戦力がダウンしたりと、ある意味ドーピング的な、その場凌ぎ的な”点”の補強。
確かに、ライバルを蹴散らし、完膚なきまで叩き潰しタイトルをゲットする。サポーターにしてみたら、一瞬の快楽ですら最高の瞬間でしょう。
でも俺個人は、(あくまで俺個人的には)、そんな優勝くそくらえです。
全員天才と呼ばれるような最強スカッドなんかより、ポンコツもいれば悪童もいる。キラッキラ輝く天才もいれば、それを陰日向となって支える仕事人もいる。学級委員長みたいなやつもいれば、試合そっちのけでチームメイトの為に身体を張って闘うトンパチもいる。
どんなに負けようが、アーセナルにはそんな素晴らしい人間ドラマがあるし、そんな点と点を紡ぎ、結果、最高のドラマを演出していたのが俺達のボス、アーセン・ヴェンゲルだと思うのです。
自分が初めてアーセナルのシャツに袖を通したのは2007年。ちょうど暗黒の時代と呼ばれる時でした。
だから自分は”栄光の10年”を知りません。どんなにダメでも、どんなに勝てなくてもそれがアーセナルだったし、それが俺の全てでした。でも逆にそれで良かったと思っています(ただ、もしその10年を経験していたら、その振れ幅でさらに楽しめていたと思うと悔やまれます!)。
10年勝てない。タイトルを穫れない。
でも自分にとってはそれが、アーセン・ヴェンゲルという人間ドラマだったし、勧善懲悪、屈強に立ち向かう最高のストーリーだったのです。
そしてその物語はもうじき終わってしまうかもしれませんが、それは決して一話完結ではない物語。俺の中のシーズン1が終わっただけ。
この日、その時点での監督候補として名の挙っていたヴィエラのチャントが、エミレーツに何度もこだましました。
現在様々な候補者がリストアップされています。
しかしどんな監督になろうとも、ボスが大事に紡いで来たこのラブストーリーはこれからもずっと我々の中に息づいていくだろうし、それこそが、ボス22年の愛の証だと思うのです。
Merci Arsène
あなたの偉大な22年にありがとう。
そしてボス、
「アーセナル・シーズン2」特別出演でお会いしましょう。
絶対なんかもらえちゃうEXFA様メルシー・ボスキャンペーン、5月14日まで!
コメント
自分も暗黒の時代からのファンなので、全文共感・激しく同意です。
やべ… 目から汗が…