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もっとロッシーが好きになる。トマーシュ・ロシツキーLOVEインタビュー

俺達のロッシーが「愛」を語っていました。

 
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6月9日プラハで引退試合を行うロッシーのインタビューです。アーセナルの理由(わけ)、怪我との闘い、そしてフットボール愛など、これでもかってくらい赤裸々に語った、素晴らしすぎるグーナー必見、いや全てのフットボール好きに観てもらいたい内容です。一部文字起こししてみましたので、是非雰囲気でご覧ください。

 

 

プライオリティはフットボール

お金のことだけ考えてたら、ボクは取り返しのつかないミスを犯していたかもしれないね。

フットボールはずっとボクのモチベーションだった。

もちろん魅力的なオファーは嬉しいよ。でもやっぱり一番はプレーのスタイル。フットボールは常に一番のプライオリティで、お金は二の次だった。

ボクにはプレーが全てだったし、どんな凄いオファーだったとしても正直関係なかった。それが僕が幸せでいられたひとつの理由かもしれないね。

もしドイツじゃなかったとしても、たとえばイタリア、スペイン、イングランドだったとしても、まぁ実際オファーがあったんだけど、そこに寄り道しても、同じような道を辿ったと思う。

いつかはアーセナル。

今でもそう思ってるよ。

ロシツキにとってのアーセナル

ロシツキー v エヴァトン POY

アーセナルは僕が好きなクラブだった。

「Arsenal Way」と呼ばれるプレースタイルは、自分にとってはとにかく魅力的だった。自分を一番活かせるクラブだと思ったし、ここなら楽しめるだろうなぁって。

来てからも、ここでずっとプレーしたいと思ったね。

キープレイヤーとタイトル

アーセナルは”サクセス”のクラブだ。

僕が来る2年前は無敗優勝していたし、チャンピオンズで決勝まで勝ち上がったシーズンもある。

正直、自分も色んなタイトルが勝ち獲れると思ってた。

そうはならなかったけどね…

2006年、僕が入団した時はハイバリーラストシーズンの翌年だった。クラブは新しいスタジアムに移り、いつの日からか借金を返すのがクラブの命題となって。そうなると、なかなか選手を引き留める事も難しくなった。

アンリ、フレブ、ファブレガス…毎年毎年キープレイヤーがいなくなって、タイトルも難しくなってしまって…CLに出場することが唯一の目標みたいになっていたのかもしれない。

2008年のアーセナル

でも2008年(07-08)は、タイトルこそ獲れなかったけど、いいチームだった。2月にはリーグトップにもいて。

でも自分が怪我でシーズンを棒に降って、エドゥアルドも骨折してしまって…そしてファンペルシーも怪我…残念ながらタイトルレースには敗れてしまった。

2008年…成し遂げられなかったのは心残りだよ。

ファンタスティックなチームだったし、とにかくナイスなフットボールをしていただけにね…

でもあの時は最高に楽しくプレー出来たんだ。

怪我について

トーマス・ロシツキー v サンダーランド

怪我はやっぱり、自分のキャリアを決定づけてしまったと思う。18ヶ月離脱してしまったしね。

正直、自分の中でも最悪な時間だった。自分の実力を魅せる事が出来ると思っていたからね。

でも出来なかった。

選手として一番最高の時間をピッチの外で過ごしてしまったんだ。あの怪我のせいでね…

選手としては、27から31の間が最高の時だと思ってた。

それがフットボール選手にとってのピークだと。

経験も積んで、選手として一番脂の乗り切った時期。

だから最高のプレーが出来る。

でもボクはそれが出来なかった…

自分のキャリアを振り返ってみて、それが一番残念なことだね。

 

怪我する前は自分の中でもいい感じできていたんだ。いつでもゴールを決めてやるって感じで臨んでたしね。

でも、怪我で手術をして、治ったと思ったらまた手術で…

僕はもともと攻撃的な選手だったけれど、そういうのも怪我で壊れちゃった感じで。

怪我さえしなきゃ…なんて事だけ考えてた。

この時はほんと難かしい時間だったし、自分自身忘れたい時期だね..

でもこの時のおかげで、自分は強くなれたとも思う。

タイトルについて

アーセナルは長い事タイトルから見放されて来た。

でもついに、FA CUP 2014で優勝した。

選手にとってもファンにとっても最高の瞬間だったと思う。10年間待ち焦がれたトロフィーだったからね。

延長でジャックと一緒にピッチに入った時、この試合勝ったと思ったんだ。

最強のベンチだったしね。

ハルも疲れて守備的になっていたけど、自分達はプレーの質も良かったし、パスも通せていた。

こういう試合で大事な事は、相手の全てを上回る事なんだ。

もし自分がダメでもジャックならやってくれる、そう思ってた。

そして、延長後半、ラムジーがゴールを決めて3-2になった。

最高の瞬間だったね…

みんながあのゲームを楽しんでいたと思う。

ボクらはピッチ外でも仲が良かったし、最高の仲間だったけど、みんなお互いの為に闘ったんだ。

パーフェクトなチームだった。

そして純粋に、心からフットボールを楽しむことが出来たよ。

 

ボクらはFAカップとコミュニティシールドを獲った。

これがボクがアーセナルで勝ち獲ったタイトルだけど、

本当はもっともっとクラブに貢献出来ると思ってた。

全て勝てるだろうって…

 

 

 

以上がロッシーのことば。

これがトマーシュ・ロシツキーという漢の全て。

 

If you love football,

You love Tomas Rosicky.

 

そんなロッシーを愛してやまない全グーナーならびにフットボールLOVEの皆さんに朗報です。

ロシツキー引退試合、アーセナルプレイヤーでの配信が決定しました。

この夏何故か暇なセスクをはじめ、フレブ、フラミニ社長参戦で、スパイスボーイズ再結成。あの「黄金の中盤」が蘇ります。他にも懐かしい顔がいっぱい。

グーナーも、そうでない人も、きっとロッシーをもっともっと好きになるロッシー引退試合はアーセナルプレイヤーで。

Watch Tomas Rosicky's farewell match LIVE
Tune in from 4pm on Saturday, June 9 to see the likes of Fabregas, Flamini, Gibbs and Cech in action at game in Prague

 

引退試合についての記事はこちら
「あの男も参戦!?」ロシツキーの超豪華引退マッチ開催決定!

 

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妄想記事を描いている猿

アーセナルのせいで日本に帰国できなくなった非国民、出家信者。「妄想8割・ガセ2割」をモットーにアーセナルのエア情報を垂れ流す意識低い系ブロガーとして、日本人グーナーのメディアリテラシー向上に貢献すべく、ほぼ毎日ブログを更新中。

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Arsenal (アーセナル) 猿のプレミアライフ

コメント

  1. ロシスキー より:

    ロッシー最高すぎる
    もうほんとありがとう

  2. Iceman より:

    カソルラや彼のような選手を、アーセナルで今後あと何人観られるのか…

    2007-16アーセナル万歳!

  3. 匿名 より:

    いつの日かガナーズをリトルモーツァルトが指揮し美しい旋律を奏でてほしい。

  4. 前田敦子 より:

    いつの日かガナーズをリトルモーツァルト監督が指揮し美しい旋律を奏でてほしい。

  5. Omnh.gooner より:

    さるさーん!いつも超楽しませてもらってます( ̄∇ ̄)
    ツイート始めたんで、もし良ければフォローしてもらえたら嬉しいです!!
    Omnh.gooner
    @omnh1216

  6. なか より:

    私はこの8月でガナサポ歴20年になりますが、2008年は一番華麗で本当に楽しいチームでした。
    無敗優勝の時よりも私は魅了されました。それほど美しいフットボールだった記憶があります。
    あの時のチームのイメージをベンゲル氏はずっと思い描いていたんだろうなと。
    少しは思い出補正があるかもしれないけど、私の中でも最高のチームでした!

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