8.30のTBSレディオ954『アフター6ジャンクション』通称アトロクにて行われた、笹木香利 a.k.a カオリンプレゼンツによる「アーセナル特集」後半戦です。
前半戦はこちら
【ほぼ完全再現】『アフター6ジャンクション』笹木香利アーセナル特集(前半)
スポンサーリンク
アトロクのオープニング聴きながら是非♪
切なくても愛しいイングランドのクラブ、アーセナルから、海外サッカーに入門しよう特集(セカンドハーフ)
宇多: メインMC ライムスター宇多丸
笹木: 笹木香利 a.k.a カオリン
ウガ: TBSアナウンサー 宇垣美里
古川: グナ放送作家 古川耕
前半戦はこちらから
【ほぼ完全再現】『アフター6ジャンクション』笹木香利アーセナル特集(前半)
笹木「セカンドハーフは、アーセナルのロマン、そしてヴェンゲルのロマン!」
宇多「だいぶ、私も基本構造というものは把握してまいりました」
さる「あざーす!」
笹木「ありがとうございます。だいぶ早口でしたけど」
宇多「いえいえ」
笹木「しゃべってる間に、オタクが出てくるっていう」
宇多「どんどん早口に」
ウガ「いやぁでもわかりますよねぇ〜」
宇多「お、(さぞや)おわかりでしょう!」
ウガ「やっぱそういうチームを推したくなる気持ちもわかるじゃないですか。金じゃねえんだと!」
笹木「そーなのよぉ!!!(突如炎上)」
さる「無人島だと思ったら仲間がいた感!」
ウガ「お金のあるチームって、カードのように選手を交換したりっていうイメージがあってぇ、」
宇多「まぁ、いっときの巨人とかもね、批判とかされてましたけども、まぁそれはやっぱし、なんだかなぁって感じもしてきちゃいますけどねぇ」
笹木「それはそれで楽しいんですよ。もちろんそういうチームを応援するファンがいるのも当然ですし、」
うが「ゴージャスですからねぇ!」
笹木「そう、ゴージャスで華美なのはいいんですけど…我々はグーナーだから…金満には負けぬと!」
さる「…せやで(ごくり)」
ウガ「ハハハハハハハ(笑)」
宇多「そのなんていうかなぁ、最初はベンゲルさんのイズムだったわけじゃないですか。そのベンゲルさんのイズムに、ファンがいつの間にか感化されているのが面白いですよね」
ウガ「呑み込まれていってますよねぇ?」
さる「そうそう、濁流ですよ濁流」
笹木「そうなの、そーなんですよ。で、アーセナルのこの時期の問題というか、課題というのが大きく3つありまして、それが先程話した経営財政の問題、戦術の問題、そして3つめが怪我人の問題っていうね」
宇多「さっきの、アブ・ディアビ選手」
ウガ「半分以上怪我して」
宇多「それはお前気をつけろよ!っていう話なんですけど」
ウガ「戦い方の問題という気もしなくもないという」
笹木「究極を言えば、先ほどからお金の話が出てますが、お金がたぶんにあって、それを自由に遣って選手を買える環境があったら優勝するっていう風に、乱暴な言い方ですけど、簡単に言うとそう言われてるワケですよ」
宇多「はいはい」
笹木「我々は、勝利を金で買うことはしないぞ!っていうのが、グーナーイズムというか、アーセナルイズムとしてあるわけですよ。
アーセナルにも先ほどオーナーがいるっていう話をしましたが、クロエンケというアメリカ人オーナーが筆頭株主でいまして、世界最大のスーパーマーケット・ウォルマートの創業者の姪っ子の旦那っていう、これだけ聞いても結構お金ありそうだなっていう人なんですけど、彼はアメリカのメジャーリーグスポーツのオーナーを同時にやっていて、メジャーリーグサッカーとか、NBAとか、NFLとか、色んなスポーツのオーナーをやってるんですけど、
クロエンケオーナー一覧
MLS:コロラド・ラピッズ、NBA:デンバー・ナゲッツ、NHL:コロラド・アバランチ、NFL:ロサンゼルス・ラムズ
ある意味、監督を信頼してる、ヴェンゲルを信頼してる、そこまでお金をつぎ込まない、身銭は切らないっていう微妙な距離感がありまして、いるけれども他のチームほどお金を湯水のように遣えるわけではないっていうオーナーなんですね。
そのうえで、ヴェンゲルは全権を任されているので、監督業だけではなくて、スタジアム建設におけるローンの組み方だったりとか、財政とかも全てワンマンで彼が」
宇多「あぁそう!?ベンゲルさん、凄いですね!そんなことまでやる!?監督の域を越えてると思うんだけど」
古川「経営学を大学で学んでた人なんで」
宇多「あぁ、じゃあ能力はもうね」
ウガ「経営もってことですもんねぇ?」
さる「人事経理営業現場を執り仕切る、一人独立行政法人!」
笹木「お金は持ってるはずなんですけど、遣わない!…ちゃんとストックしておきたいっていう気持ちが働くのと、」
ウガ「堅実なんだなぁ…」
笹木「今のプレミアリーグはバブルなだけで異常であると、一貫して金満サッカーに対して距離を置いてちょっと批判的なスタンスでいるんですね。なので、すごくいい選手、トップオブトップの選手がアーセナルに来たい!って言ってくれても、ちょっとその金額は高いかな?適正じゃないかな?みたいなこといって値切り始めるわけですよ」
ウガ「うぉぉぉ、強い!」
宇多「ただ、姿勢としては正しいかもしんないけど、でもそれをやってるとどんどん苦しくなってきません!?」
さる「おぉ、宇多さん鋭い!」
笹木「そーなんです!だから結局選手が買えないんですよぉ〜!(涙)なので結局結果が出ない選手とか、復帰を待たれる選手、アブ・ディアビを待ち続ける!」
さる「うぉ!繋がった!」
ウガ「早く治ってくれ怪我!早く骨つながんねーかなぁ?と」
宇多「でも戦力が十分じゃない中に再投入されるから、負担もかかって怪我しやすいっていうのもあるんじゃないですか?」
さる「うぉ、それ核心!」
ウガ「治りきらないままにね」
笹木「なんですけど、ユースからみてきた、アブディアビもね19歳からアーセナルいるんで、それほど若くしている選手が一軍でキレッキレの動きを魅せて、ゴールなんか決めた日にゃもうヒャッホー!ですよ」
ウガ「ひゃっほー!?」
さる「ひゃっほー!!!」
宇多「まぁねぇ、ストーリーがずっと続いてるし、苦難の道もあるから、それはただのゴールじゃないもんな、それは」
ウガ「確かにぃ、物語として素晴らしすぎますよねそれはぁ」
さる「そうそう、素晴らしすぎるんですよぉ」
宇多「そうだけど、もうこれ麻薬ですよ!これ!」
さる「!?出た名言!!!」
笹木「気づきました???」
宇多「麻薬感ありますよ、ちょっとね」
さる「そう、ガナジャンキー!」
笹木「俺たちは金の力に負けてない!みたいなロマンがね!」
宇多「あのさ、ギャンブルにハマる人に近いんだけどさ、負けて負けて、でも次こそは次こそは!で、勝った時の快ー感!っていう、これがデカくて、でぇ、ヤメられないっていう」
ウガ「長いものに巻かれたりなんかしない!っていう強い気持ち」
さる「もういっちょ!っていう」
宇多「でもさ、リアルギャンブルと違うのは、スポーツは見てて一喜一憂するわけであればさ、ドラマを感じるのはこっちの勝手だから、どっちのファンの方が楽しそうかっていえば、っていう感じもしますよね」
ウガ「やっぱドラマがある、それこそロマンですよねぇ」
宇多「でもファンもよくついて来ますよね、そのイズムに?離脱者とかいないの?」
笹木「なかなかいないですよね、これが」
古川「結構、一生もんというかですねぇ」
笹木「中毒者なんでしょうねぇ…」
古川「麻薬中毒者…」
さる「間違いない…」
宇多「はっはっはっは(笑)」
ウガ「そこを飛び越えた人がずっといるんでしょうねぇ?」
笹木「それは二番目の戦術につながってくるですけど、かつてはスペシャルな選手がいて、無敗優勝を成し遂げて、プレーもほんとに華麗で楽しいサッカーだったんですが、だんだんそれも通用しなくなってくるという」
宇多「やっぱサッカーの戦術も、進化してるわけですね?」
笹木「そーなんです。日々進化していて、その時代に合わせて、いい中盤の選手だったりとか、いい選手がどんどん出てきて、芸術的なフットボールをそれでも最近まで愉しめたんですけど、やっぱりそこにも怪我人が続出したりとか、一瞬の輝きしか魅せられなくなってくる。でもその一瞬の輝きが忘れられないから、またあの華麗なプレーを魅られるんじゃないかっ!!!(キラキラ)」
宇多「うーん…(怪訝)」
さる「お!宇多さんをヒカせた!これはひとつの目標達成!」
ウガ「またローソクに灯をつけたいっ!」
宇多「なんか、なんかちょっ、なんかヤバイ匂いの方が強くなってきたような…」
さる「カルト的な」
ウガ「ただハマる気持ちも凄くわかりますよねぇ?」
笹木「守備的なリアリストたちが守備的なプレーをしている中で、攻撃的なプレーを観たりとか、あ!こんなパス通っちゃう!?みたいのが見えた時に、もう、最高の幸せを感じるわけですよ…(ニヤニヤが止まらないカオリン)」
ウガ「なぁんていい笑顔でしょう!」
宇多「これはある意味幸せっていう感じがねぇ、なるほどぉ」
笹木「晩年ヴェンゲルの最後の方はですね、ある意味選手に独創性とか自由さを求めているがゆえに、負けているときに統率しようがない」
宇多「あぁ、コントロールしたものじゃないから」
笹木「決まり事があってやってる事じゃないので、なかなか改善の策を出せなくてずるずる負けてしまうっていうのが続いてくるわけですよ」
宇多「これはあらゆるエンターテイメントの世界でも、全然ある構図ですね。天才的なというか、序盤でいきすぎちゃうと、うまくいかなくなったときに、どう対処したらいいかわかんなくなってダメになっちゃうアーティストとかグループとか結構いて、すごい、あっ!って思いましたそれは」
笹木「そうなんです。多分ヴェンゲルさん、ほんとのところはわかりませんけど、ヴェンゲルさんもすごく色んな事を考えて、選手に対して父と息子みたいに親密にやっているんですけれども、打つ手がないことによって、放任なんじゃないかと、お前本当に考えてやってんのか?」
ウガ「信用してる部分なんでしょうけどぉ」
笹木「そういう批判を浴びることになって、今回、22年間務めた監督を辞する形になると」
宇多「今回というのは、いつ?」
笹木「今シーズンから新しい監督に代わったんですよ」
宇多「ちょっとまってくださいよ。箱推しとはいえ、ベンゲルイズムにある意味ついてきたわけだから、お二方は、どうなんですか?これは」
ウガ「精神が変わったみたいな感じになりませんか?」
笹木「なのでぇ、この先、どこまでこのロマンがね、引き継がれていくのか?っていうのがかなり大きなポイントですよね」
宇多「確かに!」
古川「箱推しだったのか、ヴェンゲル推しだったのかは、世界中のグーナーが自問自答しているっていう段階です」
ウガ「このシーズンはとりあえず見守ってどうだったのかという」
宇多「でもある意味、見始めとしては面白いかもしれないすよね?」
笹木「そうなんです」
宇多「第二章スタートでぇ、一番ヤバイ状態から始まるっていうわけじゃない!」
笹木「そう、そうなの!」
さる「カオリン乗ってきた!ええぞ、そのタメ口!」
笹木「で、ロマンをつなぐって言えば、怪我人からの復活がロマンっていう話をしたんですけど、ま、今回もね、順調に怪我人が出てるんです!(きっぱり)」
ウガ「順調に!」
宇多「そこは考え直した方がいいんじゃ!」
笹木「2015年に、アーセナルは不名誉な記録を持っていまして、過去10年間の故障者発生件数がプレミアリーグ最多っていうね」
宇多「これはちょっと褒められたもんじゃないっすねぇ」
笹木「褒められたもんじゃないですよ。これはプレミアリーグ全体のスケジュールが厳しいっていうのもあるんですけど、ローテーション不足だったりっていうのもあって、ときには適性ポジション、君はここだよっていうポジションの選手、スターティングメンバー以外にも大体2、3人はストックがあるんですけども、全員怪我するっていう。出せば出すほどそこが怪我」
宇多「足らなくなってきちゃう」
笹木「足らなくなる」
ウガ「ツラい!」
笹木「ツラいですよね?でもどうしようもないから、そこに若い選手とか、本来そこのポジションじゃなかった選手をはめこんだりするじゃないですか…(これが)大ヒット!」
ウガ「意外とそこでね、輝いたりしますもんねぇ」
宇多「あ、怪我の功名で!」
笹木「そう!」
さる「文字通り!」
宇多「ほうほうほう!」
笹木「そうすると、えぇ!こんな選手アーセナルにいたのぉ!?♪(キラキラ)」
宇多「はっはっは(笑)」
ウガ「いい笑顔よ、ほんとにもぉ〜」
宇多「狂気をはらんだ、ニッコニコの笑顔」
ウガ「お伝えしたいわ、この笑顔ぉ!」
宇多「例えば、どんな方が登場したんですか?」
笹木「今回は、メイトランド・ナイルズっていう、わっかい選手がいて、彼も今回怪我をしてしまうんですけど、もともとオールラウンダーで色んなポジションができた選手なんですけど、左サイドバックをやって開花したりとか、イウォビっていう選手がいるんですけれども、彼ももともと違うポジションだったのに、ウイングっていう攻撃的なとこにハメてみたらすごく当たったりだとか、チームが負けてるときに、回生の一撃、ゴールを決めたりとかしてスターになっていくわけですね」
宇多「これはちょっと、なんていうかなぁ、新たなる希望というかなぁ、まさに」
宇多&古川「ニューホープ!」
宇多「って感じですよね?」
笹木「そうなんです。そういう選手が本当に歴代多くて、ジャック・ウィルシャーっていうイギリスの選手もそうなんですけど、彼はガラスの左脚と言われて、ほんとに怪我が多い。でも出てきた試合でぇ、とびっきりのぉプレーをするんですよぉ…♪(キラキラ)
そうすると、ガラスとはいえ忘れられない?彼がいつか、チームを率いて、中心選手として優勝させてくれる日が来るんだ!と思って、応援し続けちゃうわけですよ」
ウガ「ガラスだけどぉ」
笹木「で、今シーズン、移籍してしまったという…」
宇多「あら、あら、あらま!…ちょちょっとがっかりな、あらまぁ…」
笹木「そういうことが次々起こっていって、怪我人が多くて残念なんですけど、その分若い希望の選手も出て来るっていうのがアーセナル」
ウガ「波乱万丈すぎて、常に麻薬みたいな感じなんでしょうねぇ」
新監督とニューホープ
宇多「そうね、乱高下が激しいっていうね。あ、新監督ってどなたでしたっけ?改めて」
笹木「ウナイ・エメリ監督です」
宇多「ウナイ・エメリさん。この方はどちらの方なんですか?」
笹木「スペイン人です。この番組ですからね、もう”ウナポン”とか呼んでいただいて。親近感もっていただいて」
さる「木曜ジャンクション宇内(梨沙)アナの愛称”ウナポン”と一緒!」
木曜ジャンクションのウナポン、宇内梨沙アナ
宇多「確かに、確かに、宇内さんだ!親近感沸きますよ、これ。ウナポンだぁ」
まぁとにかく今はこれがウナポンイズムだというとこまではわからないけども、一応そのベンゲルイズムってのは、マジック起こす瞬間もちょいちょいあるよと、いう感じなんですかねぇ?」
笹木「そうなんです。いまのところ3節終了していて、さっき話を出しましたマンチェスター・シティっていうすごく一番強いと言われているお金持ちのクラブに完敗!完全に負けてしまったんですけれども、19歳の新生がまたここで登場しまして、彼が大活躍!」
宇多「お、19歳」
笹木「グエンドウジという選手なんですけれども、」
ウガ「これは未来がぁ。。。」
笹木「はい、また未来のある選手が次々と出てきてるんで、ある意味ヴェンゲルの長い時代が終わって、ウナポン新しい時代が始まったので、今全く知らない人だからこそ、ここからスタートしてほしい」
宇多「そうね。エピソード4、5、6が始まってるって感じかもしれませんね?」
笹木「そうなのそうなのそうなの、そうなんです!」
宇多「ジェダイの時代は終わったけども、今帝国の支配下にあるんだけども、でも新たなる希望が出てきて、でも途中ルークさんも手斬られちゃったり、怪我で退場!一回退場しました、で、最後に決めましたやっぱし!そしたら最後わーってなりますよ。スターウォーズならルーク推しの僕としては、わかる気がしてきましたよこれ、えぇ」
ウガ「ここから応援すると、ドラマが観られるんじゃないですかぁ?」
笹木「そうなんですよ。ヴェンゲルの今まで22年間続いてきたロマンがどこまで引き継がれているかもそうですし、さらに、ウナイ・エメリがどれほどのロマンをまた、ここから創り出すのかってとこにも注目してほしい」
宇多「ただこれ、ちょっと怖いこと言うと、アーセナルが他のチームのように、オーナーごと変質してしまう危険はないんですか?」
さる「ほうほうほう、それそれそれ!」
笹木「それも、ほんとうに多分にありまして、今プレミアリーグって結構オーナー問題に揺れていて、アブラモビッチもチェルシーを売却しよう、身売りしようっていう話も出てきているくらいで、アーセナルのクロエンケも、今持ち株ほぼ100%持つっていう噂があって、つまりアーセナルFCではなくて、クロエンケFCになりかねない。オーナーの持ち物になりかねない。そうすると、例えばお金を稼ぐために、ホームチーム、ロンドンから違う場所に移転する可能性もある」
ウガ「あぁ、高いしね?ってことでぇ」
笹木「地下も高いし、他のところに誘致することによって市からお金が出たりとか、新たに(スタジアムを)建設することによって色んな補助金が降りたりとかということで、収益にも関わってくるので、クラブ移転の可能性もあるんじゃないかとか、そうするとアーセナルのアイデンティティってなんなんだろう?みたいなことも若干懸念はされている、っていうタイミングではあるんですよね」
宇多「ただやっぱりグーナーって言葉があるくらいで、そういう熱狂的なファンがイズムを支えてってことは周知の事実なわけですよね?それを捨てるリスクもありますもんね、当然」
笹木「まさに!」
さる「まさに!!!」
宇多「それもわかってるでしょうからね、クロエンケさんもねぇ」
ウガ「どう生き残っていくのかっていうことですよねぇ」
笹木「政治的にも、単純なサッカーとしても、今の2018−19シーズンというのは、ある意味すごく入りやすい、全部がスタート、みたいな気持ちで見られるんじゃないかなと思ってるんで、まずはひと試合観てほしい!」
宇多「ちょっと笹木さんのイチオシ選手も改めて、選手を注目してみると僕も初めてだと見やすいと思うんで」
笹木「先ほど話した19歳のグエンドウジっていう選手はすごく、」
宇多「グエンドウジって、名前が酒呑童子みたいでいいですよね」
笹木「覚えやすいですよね?すごくアフロの選手なんですけど、ファンの中では、一時期ね、流行った、KATSUMIさんに似てるっていうね…?」
さる「!?」
古川「うふふふ…(マジでぶっこんだ!)」
宇多「KATSUMI…さん?誰ですか?KATSUMIさんて…!?(ぽかーん)」
笹木「KATSUMIって…ミュージシャンの、かた…?(クスクス)」
宇多「はぁ?あぁぁぁ…(ぽかーん)」
さる「おいカオリン、それはあかん!あかんぞぉ!!!そして宇多さん、ミュージシャンとしてKATSUMIを知らないのはダメ絶対!」
古川「あの、ソバージュのね?」
さる「そう、ソバージュの!」
バブル後期彗星のように突如現れ、一瞬にして一世を風靡し俺を虜にした、ハイトーンセクシーシンガーKATSUMIさん!
詳細はこちら!
マッテオ・グエンドウジを徹底調査していたらKATSUMIと繋がっちゃった事件
笹木(クスクス)
宇多「じゃあ、とりあえずグエンドウジさん…(半信半疑)」
笹木「これね。ソバージュの…(写真を見せながら)」
宇多「あぁ、なるほどね」
ウガ「髪型が特徴的な」
笹木「あと前線の選手でいえば、ガボン代表のオーバメヤンという選手がいるんですが、」
宇多「オーバメヤン?」
ウガ「ドルトムントですよねぇ?」
宇多「あ、さすが!」
ウガ「なんか、聞いたことあるなぁって」
古川「香川の同僚でしたね」
笹木「この選手が前線で、未だゴールはないんですけど、これももしかしたら皆さん、今シーズン初ゴールが見られるかもしれない!」
さる「はい!カーデフ戦でみれました!」
宇多「いやぁ!(今回は)たっぷりで!」
ウガ「(アーセナル)気になりますよねぇ?」
宇多「短期間でしたけど、なんていうのかな、多分イロハのイくらいは、わかったんじゃないすか?俺、たぶん」
笹木「すっごい駆け足でオタクしゃべりしましたけど、すいませんね」
宇多「でも物語の骨格、ここまでのあらすじ?を伺ったら、じゃあその続き見て見たいっていうのはやっぱね」
笹木「多分すごく感情移入しやすいチームだと思うんですよねぇ」
宇多「もちろんその、アーセナル以外にも、俺は悪の帝国軍が好きだ!っていう人もいて、」
笹木「そうそうそうそう!」
宇多「だからアーセナルを基軸に色々考えてみるっていうことが、入り口としての」
笹木「普通に考えて金満クラブ楽しいじゃねえか!って思うんだったら、それも素晴らしい」
ウガ「どこに文脈というか、背景を見出してみるかっていうことですよねぇ」
宇多「まずとっかかりがないとね。昨日のワイン特集もそうでしたけど、なんかとっかかりがないと何もわからないんで、そういう意味ではもう見事な入り口、解説だったと思います!さすがです!さすがです!ライフワーク!さすがライフワーク!」
ウガ「面白かったぁ〜!」
笹木「すいませんたっぷり、ありがとうございます!」
古川「マジでこの人ね、日本を代表するレベルのグーナーなんですよ」
笹木「そんなことない、恐れ多いほんと!」
宇多「試合観に行ったりだとか」
笹木「2006年のハイバリーは中学三年の時親に頼み込んで、一生誕生日プレゼントいらないから連れてってくれっていって、最期のラストハイバリー観に行きました!」
宇多「へぇ〜〜〜〜〜」
笹木「律儀にそれから一度も誕生日プレゼントくれないの…」
宇多「ちゃんときっちりね!いやぁでもすごく勉強になりました!笹木さん、ありがとうございました!」
笹木&ウガ「ありがとうございましたぁ!」
さる「あざーす!あっという間の40分、みんな、カオリンに是非誕生日プレゼントを!カオリンの誕生日は2月8日!きっと太田プロまで!」
アーセナル特集
『アフター6ジャンクション』笹木香利アーセナル特集(前半)
『アフター6ジャンクション』笹木香利アーセナル特集(後半)ここで聴けるかも!
radiko: http://radiko.jp/
ラジオクラウド: https://radiocloud.jp/スタジオの模様、レジュメ画像
https://www.tbsradio.jp/289019
コメント
堪能しました!!
あらためて文字で読むとまた違う面白さありますね!
ありがとうございます
KATSUMIを知らなかったんんだな~
ソバージュだったら狂乱のソバージュ テリー・ゴディだったら解ったのかもね
むっちゃ楽しそうですね!2人で楽しくやっってレバって感じです!
[…] 【ほぼ完全再現】『アフター6ジャンクション』笹木香利アーセナル特集(前半) 8.30のTBSレディオ954『アフター6ジャンクション』通称アトロクにて、笹木香利 a.k.a カオリンプレゼンツによる「アーセナル特集」が放送されました。 これがグーナーである前に、ラジオっ子の俺にとっても、あまりにも神回…www.arsenal-monkey.com2018.09.03 「アーセナルとは麻薬である!」『アフター6ジャンクション』笹木香利ア… […]