11月いっぱいをもって名誉っぽい除隊が決定した、アーセナル総帥イヴァン・ガジディスによる、最初で最後かもしれないカジディス演説です。
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最初で最後のカジディス演説
カジディス演説全文
(Arsenal.com)
親愛なるグーナー諸君、私はこの10年という歳月を、アーセナルという偉大なるクラブに捧げてきたことを心より光栄に思う。アーセナルが新たな章に突入しているのはご承知の通りだが、新たな一歩を確実なものにするため、私は可能な限り尽力してきたつもりである。ワールドクラスの設備の充実をはじめ、ウナイ・エメリ、ラウール・サンレヒ(サンジェイ)、ヴィナイ・ヴェンカテシャムなど、私が全幅の信頼を寄せる有能なエリート達を各部門のリーダーに配してきた。
我々はモダンフットボール界における長期的な成功のために、フィールド外の能力を再構築してきたのだ。また、最近新たなブロードキャストとプライマリーのパートナーシップ契約も締結した。それらはいずれ、中期のファイナンシャルプランを容易にすることは間違いない。さらに、スタジアムの改修やトレーニング設備の見直しも積極的に行い、これらのワールドクラスのファシリティは、我が軍を明るい未来に導くことができると自信を持って断言できる!
さらに我が軍の社会的貢献の一環として、女子の試合の価値向上ならびに多様化、そしてアーセナル基金による、イラクやヨルダンなど、世界的にも困難な地域で行ったローカルコミュニティの構築など、これらを私は誇りを持って行ってきた。声を出して言いたい。これら全てが我が軍のフィロソフィーであると!
諸君らの多くは、このタイミングでの退団は不可思議であると思っていることだろう。そのような声は実際私の耳にも入っている。だが私自身、これが去るべき最良のタイミングであり、今こそ『時が来た、それだけだ』と言わざるおえない!アーセナルのようなクラブは常に変化と継承を行うことが健全であり、それは前進する為に必要不可欠なことである。そして、私の重要な任務のひとつ、それが私を含め、全ての役職を健全に継承するということなのだ。
この度の決断は、私の人生の中で際も困難を極めたことであったのは間違いのない事実だ。だが、10年という歳月を経た今こそが、新たなリーダーシップ、活力、そしてアイデアと共に、光差す新たな時代に踏み出すべき時なのであり、双方にとって必然のチェンジなのである。もう一度云うが、これは私にとっても最も困難で挑戦的なことではある。だがしかし、この偉大なクラブの先にある未来には希望しかない!
私はメジャーリーグサッカー、アーセナルでの経験をもとに、世界的マフィア組織のひとつであるACミランに赴くことになるが、現在再建中の犯罪組織での挑戦は楽しみではある。だが今は、私がアーセナルを去る最後のその日まで、闘魂伝承に心血を注ぎ、尽力するつもりだ。
我々を絶大なるサポートで支えてくれたスタン、そしてジョシュ・クロエンケ両君には心から感謝している。また、チップス・ケズウィック、フィル・ハリス卿、ケン・フライヤー、そして素晴らしいマネジメントチームとスタッフ、さらにアーセン・ヴェンゲルとウナイ・エメリ、そしてこの巨大で偉大なるクラブを支え続けてくれている諸君らに感謝すると共に、アーセナルという壮大な旅の一部を共に過ごせた事を光栄に思う。
我々は、フットボールというコロニーを通じ、良い時も悪い時もたくさんのエモーショナルな時間を共にしてきた。その中で、私が心血を注いだものを、諸君らと共有出来た事を誇りに思う。
私の中には常に優良種たるアーセナル民としての自覚と誇りがある。これからもその思いを胸に、新たな挑戦を続けていくつもりだ。
ジーク・ガナー!
ジーク・ガナー!
カジディスのミラン入隊は12月!
アーセナルが誇る、ワールドクラスのスタジアムファシリティとは?
さて、演説の中にあった、カジディス総帥が成し遂げたというスタジアムの再建部分はこちらになります。
全部金持ちの席やんけ!!!
ELもダズーンで放送するみたい。今なら一ヶ月無料!
コメント
銀河万丈さんに読み上げていただきたい
言わざるおえない → 言わざるをえない(言わざるを得ない)が正しい。念の為。