やっぱりバンクシーは最高なのでした。
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まずは、バンクシーを知らない人のためにおさらい。
バンクシーはこんな人。
世界一有名な落書き王、バンクシー
ロンドンを中心に活動する、素顔非公開、年齢不詳の謎の覆面芸術家。
いわゆるアーティスト界のザ・コブラ。いやまてよ、わりと素顔バレてるからなぁ…じゃあ、仮面貴族ミル・マスカラスで!
ロンドンはもとより、世界中の壁や建物に、独自のシニカルな落書き(グラフィティアート)を展開。
あまりにも秀逸すぎて、その壁自体が売り買いされちゃうアツい人。
すべてが未公表の為謎のベールに包まれているが、おそらくロンドン一、いや、世界一有名な名無しのアーティスト。
とざっくり説明するとこんな感じですが、
雑誌やテレビなどで、こんなグラフィティアートを目にしたことはありませんか?
この画像がなんか心打たれてww好きで一時期待ち受けにしてたけど。
今噂のバンクシーだったんだね。バンクシーなんか心打たれる。#Banksy pic.twitter.com/yODrMcP9AB— ぅきたす♡ベツィ仔♡黒たまご (@ukitty0114) 2018年10月9日
Banksy(バンクシー) #バンクシー #Banksy pic.twitter.com/elzuKgJXI5
— 美術すき! (@fsc1234567) 2018年9月6日
banksyの絵、見れば見るほどハマって、長々とみてしまう。
とりあえずpolice嫌いは伝わってくるww pic.twitter.com/3Na9LZnKtt— HaL (@Dec18Hy) 2017年10月26日
banksyの作品で好きなのはこれ。パレスチナの壁に描かれた作品。込められたメッセージがわかりやすくて、かつ、ウィットに富んでて最高。 pic.twitter.com/rBxZzKoIqE
— アリコ@自転車乗りたい…. (@riccott) 2018年10月7日
え、なに?エジル感ある?
んなわけ…
あ、ほんまや!
この高田先生含め、全部バンクシーの作品です。
(Banksyでググるといっぱい出てくるよ!)
これ以外にも、MoMAやテート・ブリテン、大英博物館など有名美術館や博物館に忍び込み、無許可で自分の作品を展示するなど、もはやその行為自体がアートな、通称「芸術テロリスト(インリン的な)」。
また、作品を見てもらえればわかると思いますが、そのほとんどが、国や警察などの圧倒的強者や既存の価値観に対する風刺で、ここまで影響力があると、前衛芸術というよりは、アートを用いた立派な活動家といっても過言ではありません。
そして、その集大成とも言える作品がこちら!
DISMALAND pic.twitter.com/syLAkBCAPo
— Spud (@SrKiwy) 2018年10月8日
2015年、イギリスの僻地に5週間期間限定でひっそりとオープンした極悪テーマパーク。
その名もディズマランド(Dismaland)
何かのパロディ(否オマージュ!)であることは、説明するまでもないでしょう。
ちなみに、Dismalは「憂鬱な」という意味なので、そこにいるだけで気分が異様にサガるであろう、とってもステキな悪夢の国。
y'all remember the only good thing to come out of bankys dismaland pic.twitter.com/38sQBYpxWt
— donald's ass.jpg (@donaldismkills) 2018年10月6日
スタッフも全員無愛想(そもそも無愛想だけど、輪をかけて)。
アートに関しては素人だけどBanksyは本当に好きで、3年前にイギリス僻地で開催されたDismalandにもわざわざ足を運んだほど。あの世界観を生で感じてより一層ファンになった。 pic.twitter.com/BuxDKfiahK
— Ryohei Noda (@ryooohei1023) 2018年10月7日
夢のカケラすら落ちてない園内に、笑顔などあるはずがございません。
その全容は、ディズマランドのプロモビデオ?でご確認いただくとして、
とにかく、やることなすことバンクシーな男、それがバンクシーなのです。
1億5000万バラバラ事件
そんなバンクシーが今回もまたやってくれました。
事件が起きたのは10月5日、「サザビーズ」というロンドンの老舗オークションハウス。
サザビーズ…
わかる、わかるぞぉ!こういう赤いの思い浮かぶよな!
は、今は胸にしまってもらうとして、
この日一番最後のオークション、バンクシー2006年製作の「Girl with Balloon(風船と少女)」という作品が、約140万ドル(1億5000万円くらい)で落札されたのですが、ハンマープライスされた瞬間、額縁の中のシュレッダーが作動し絵画がバラバラに裁断。
一瞬にして1億5000万円がぶっ飛ぶという、白昼堂々の事件が発生。。。
その翌日、バンクシーが自身インスタで犯行声明を発表。
「来たるべき時に備えて、シュレッダー入れてやったぜ」
破壊なくして創造なし! by ピカソ(&橋本真也)
バンクシーは破壊王でした。
確かに権威をアートによって破壊しようとしている稀有な存在!
それもあってか、「オークション否定派」といわれるバンクシーですが、
ぶっちゃけこっちの方が値上がりしちゃうんじゃないの!?
っていう、どこまでもバンクシーなバンクシーなのでした。
いやぁとにかくさ、アートをエンターテイメントに昇華させてしまうバンクシーに、改めてリスペクト!なのであります。
ZOZO社長!謎の絵に123億払ってる場合じゃないですよ!(持ってそうだけど、普通に)
バカ発動
いつの世もバカというものはなくならないもの。
世の中には、バンスキーの同エディション作品(600万くらい)が600枚ほど出回っているようなのですが、
この事件後、
「え、なに!?切り刻めば価値あがんの!?」
つーことで、自分で絵を切り刻み、倍の値段で売りにきた勇者が現れたんだそうです。
よいこは真似しないように。。。
バンクシーの落書きまだあるかも
バンクシーの極上の落書き、まだ保存されてる場所あるかも。エミレーツ詣でのついでに是非!
参考サイト
WHERE TO FIND BANKSY IN LONDON (2018 UPDATE)
コメント
結局、裁断されたままの作品が正式に落札となったんっすね。すげー
映画も是非!面白いですよ。