元チームメイトのジャックが、去就が注目される意外なアイツについて語っていました。
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EXCLUSIVE: Arsenal should make Aaron Ramsey a future captain instead of allowing him to leave on a free transfer says Jack Wilshere @islingtongztte https://t.co/4GfSOTWYcs
— Layth (@laythy29) 2018年10月18日
「俺ん中では、アーセナルの”頭”はラムジーなんスよ。俺、アイツの”クラブ愛”知ってっからさ。
俺はもうあそこの人間じゃねえし、こんなこと言っちゃマズイかもしんねえけど、言わずにはいられないっていうかさ。実際アイツすげえヤツだしさ、リアルにクラブの生き字引みたいなとこもあるし。
自分ら同じ頃にファーストに合流したんスよ。アイツはカーディフからで、俺はユース上がりで。そらぁすぐ意気投合したっスよね。お互い若かったし、初っ端のデカイチャレンジだったから、運命共同体みたいな感じで。
もしアイツがアーセナル出たら?そらぁどのチームも黙ってないでしょ。どこも放っておかないと思うっスよ?当たり前でしょ。だってアイツやべえもん。そんなの俺が一番知ってるよ…」
このジャックインタビュー、響きすぎるほど響きました…。
だってさ、ジャックとラムジーなんて、一時期「犬猿」の噂のあった二人ですよ?
共存出来ないってんで、”どっちか出たらどっちか下がる”みたいな、そんな忖度があったようななかった気もするし、ゴールセレブレーションもシカトしてたじゃん?そんな二人がですよ?
実際同時期入社な上にポジションまで被ってるってなったら、ジャックにしたら人一番ライバル心もあったと思うし、その上怪我がちだったから焦りもあったろうしさ。
そんなジャックの言葉だからこそ響きまくるっていうかね。
そしてそれは、ジャックの中にある「俺の中のアーセナルが消えていく」という、逃れられない事実に対するアンチテーゼのような気もしたり…
ちなみに、このインタビューを掲載したのは「Islington Gazette」という新聞ですが、日本ではあまり耳馴染みのないメディアだと思います。
あ、もちろんロンドンでもそれほど耳馴染みのないマイナー紙なんですが、これはアーセナルのお膝元であるIslington(イズリントン)区の地元紙。ざっくり言ってしまえば東京都北区の広報紙みたいなやつです(言い過ぎ)。
そんなわけで、うちの近くの通りで人が刺されたニュースはもちのロン、当然フットボールの記事はほぼほぼアーセナルだったりするので、是非英語の勉強を兼ね、地元イズリントンの空気を吸っていただきたいのですが、
こんな貴重なインタビューを、ガーディアンやテレグラフなどの一流高級紙や、SUNみたいな一流ゴシップ紙ではなく、ぶっちゃけかわら版みたいな地元のミニコミ紙で応えるとか、(偶然かもしれないけど)それもジャックらしいですよね。。。
ジャックのアーセナル愛を改めて引き出してくれた、Islington Gazetteさんありがとう!
そしてこの言葉が、双方に届くのか届かないのか…は、寝て待とうぜ。
コメント
響きすぎるよ…
歳のせいか、もう目頭がね…
やっぱりジャック愛してる
もちろんラムジーも愛してる
ジャック、同じ気持ちだよぼくも。
ビッグビジネスとクラブチームのアイデンティティ。少し感傷的な気持ちになります。
この記事、猿さんに通報しようと思ってたところ、もうすでに書いていたのね。
ジャックらしいね。。。アーセナルが消えていく。ラムジーがいなくなれば何となくそんな気がするね…