ToT 0-1 Arsenal
Sun 16th Mar 16.00 White Hart Lane
スターティング: 選手名についての説明はここをチェック♪
ボイチョフ課長
サニャ メルティ コッシー ギプス
チェンボ テタさん
ロッシー おじさん ポルディ
ジロー
■ゴール:
ロッシー (120秒)
■交代:
69: ロッシー→志村
77: ポルディ→ナチョス
85: チェンボ→フェル様
■メモ
UP 45 13 198
■レフェリー: Mike Dean
NORTH LONDON IS RED
↓って、公式も言っテタ!
North London is… pic.twitter.com/wWPDzW0wkD
— Arsenal FC (@Arsenal) 2014, 3月 16
って話は速報でもしましたけど、
まあせっかくの機会ですんで、僭越ながらこのブログでも改めて証明させていただきたいと思います。ええ。
決戦の地、魔の巣窟WHLまでは、エミ周辺からバス一本、
259で出陣であります。
ガナのお膝元、Finsbury Parkのパブは開始二時間前だというのに既にこの状態。
そういうことなんですよ。
ダービーってのは。
ちなみにこれがFinsbury Parkという、わりとデカめの公園なのですが、
黒猫ピッチなんかよりも青々とした、全面フリーの天然芝。週末ともなれば、そこいら中の老若男女が玉持って集結、ここ一面がピッチとなります。
日本だと「この芝入るべからず!」みたいな、恐怖だけを煽る立看が立ってるのが通例だと思いますが、こっちはいくらでも入って構いません。なんなら、相手を削りまくって、芝根こそぎ剥ぎとってもいいくらいの勢いです。
さすがフットボール母国!って感じですが、こういうのが土壌にある国ってのはやっぱ強いよな。(しみじみ)
さて、バスに揺られ、時間をムダにすること2分の1時間、ようやく到着してやりました、邪道外道非道の棲む魔の巣窟、WHL。
突き抜けるような青空など見えるはずのないスラムなはずが、、、
完全なる異常気象!
この陽気とリーグ戦ってこともあり、まだ、それほど殴りあいとかはない模様。
これがカップ戦予選とかになると、客層が一気にスラム化の様相を呈し、馬乗りの殴り合いを馬に乗った警官が静止、さらに中身入りの缶ビールが目の前にちゅどーん!…
↓の模様は、四年前のこちらをご覧いただければと思うのですが、
「ダービーと云う名の戦場・猿 闘いの記録」/カーリングカップ3回戦 トットナム v アーセナル
まあ、そういうとこなんで、そこそこ気を引き締めなければいけないのデスけど、そんな危険に身をさらしてもやっぱりワクワクドキドキがが止まらない、これもダービーだったりするのです。
さあそれでは、温泉街とは思えない謎の青空が広がるピースフルな中、いざ巣窟内部へ侵入でーす。
あ、そうそっかそっか。ここって、HPがメインスポンサーだったな。
まあ、二度と買わねえけど。
っていうか、幸いにも一度も買ったことなかった。
ただ、アンダーアーマーだけはすげえ好きだったのによお・・・もう、恥ずかしくてどこにも着ていけねえよー、ったくぅ・・・
やっぱさ、こうして全世界何億何千万人のグナが御社の商品に出を出せなくなっている状況は健全ではないと思いますよ?
アンダーアーマーの偉い人、これみてたら今すぐ契約の前向きな見直しのご検討をお願いしますな。
さて、本日はWHLってことで、基本赤いものは厳禁的な暗黙ではあるのですが、
(何故か?ってのは後ほどアレするとして)
それでも足元と、
隠れグナシタン仕様。
魂みたいなものは常にここにあるのです!
さて、ピッチに目を向けると、
あれ?こんなユルキャラいたのな?
CHIRPY?
随分やっすそうな名前だな。
で、ツラは?
ま、こんなもんだろな。。。
それと、そうでした。今日のジャッジはこの人でした。
「裁いた試合はほぼ敗戦」でおなじみ、Mr.ノロイスト、マイク・DEENさん。。。
ちなみに、このうすらハゲ、いやこの方が裁いた時の勝率は
リーグ20戦3勝10敗7引き分け、勝率23%くらい・・・
うーん、リスペクト!!!
そっか、今日はこのハゲ、いやこの方だったか…
選手のアップの隣でこのハゲ、いや、このレフェが、これみよがしにダッシュ的なこととかしてるんだけどよ、、、
なんだおまえ、走れんのな?
だったら、今日こそはマトモに走ってくれよな。マジ頼んだZ!
開戦を前にしてアウェースタンドのボルテージも今季最高潮で選手入場!
母さん、やっぱダービーは熱い!ほんとに熱いんだよお!
そしてこのアウェーサポの熱が選手にもビッシビシ伝わりました。
開始120秒、ロッシーの弾丸ゴラッソで、当然先制はアーセナル。
チームで一番ダービーに思い入れのあるロッシーのゴールに、アウェースタンドはもちのロン、カオスなのであります。
ただ正直、ここまでのケイオスは他の試合ではないような気がする。
っていうか、人生の中でも、何度あることか…
とにかく、ダービーってそういうこと。
まあ、その後チェンボがマストな追加点をアレしちゃったり、
なんか課長が色々やらかしたりとかあったようですが、俺はじっと目を閉じ、祈りを込め全力で唱っていただけなので、一切よくわかりません!
そして新曲お披露目?「49戦無敗の歌」
これ初めて聴いたんすけど、こんな歌詞!
49, 49 undefeated!
49,49 I say!
49, 49 undefeated!
Playing football the Arsenal way!
さらに自らグナと公言してやまないToTのスパイ監督、我らがティム・シェアウッドにもエールを送りまくり。
我々の同士を讃えるチャントを全力なのであります。
後半、本日の大功労者ロッシーとチェンボが大歓声の中、勇退。
しかしその一方、本来であれば一番点を決めなければいけないこの人が、
まるでフヌケ!
魂みたいなものは全てホテルに置いて来た!みたいな、心ココにあらずのプレー連発。
ゴール前での絶好のシュートチャンスも、まさかの譲り合いのパスを出すとか、
らしくもないぜ!
また今季幾多の敵陣をも跳ね返してきたポストプレーも鳴りを潜め、競り合うことさえも諦め、すぐへたり込んでしまう始末…
まさかあの噂って以外とガチなんじゃねえだろうな?もしかして?と思わずにいられなかったわけなんですが・・・
まあ、その噂ってのが、
先日の「ジルーがモデルにハメてハメられた事件」で激怒した嫁が、「ロンドンみたいな飯がイモしかなくて、
日が照らねえみてえなとこにいっからこんなことなんだよ!フランス帰っぞフランス!」みたいな通告を出したみたいで、移籍話が水面下で進行中というお話なのですが…
あくまで噂です。
そんなわけで、ジロさんの今日一の魅せ場がこれでした・・・
ロッシーゴール時のスリーパー・・・
決めた人より目立っちゃダメだってば!
そんな終始ヘタレモード全開のダメダメジローはさておき、その瞬間はやってきました。
最後の最期マイク・DEENの無駄なあがき、まさかのロスタイム4分はありましたが、永遠に続くと思われるよなこの4分が、この歓喜の瞬間に彩りを添えてくれました。
あざーっす!
歓声であっという間にかき消された終了の笛。
その瞬間、サポ以上にこの瞬間を待ち望んでいた選手も至る所でハグ三昧!
例え内容が伴わなくとも、勝つことだけに意味がある。
それがノーロンダービー。
いつもはすんなりと控え室に戻って行く途中交代ベンチ組もピッチに飛び出て積極的に参戦です。
そしてこいう時のお祭り男ポルディ、今日一番のハッスル。
さらにすぐさま、この試合を決めたロッシーに駆け寄り、「カメラに抜かれてんぞ?ほれ、カメラ向け!カメラ!」と、
控え目シャイボーイなロッシーに向かい、ドS魂全開!
また本番ではゴールへの臭覚が一切なかったジロさんも、ロッシーに駆け寄るていでそっとカメラに近づき、
ひたすらカメラ目線でロッシーをほめ讃えるなど、カメラへの臭覚だけはハンパありません。
そしてポルメル!
からのー、
記念撮影!
(おじさんも風呂に入る準備)
↓の正面がこちら!
ですが、
メルティ、ガッツリ切られテタ・・・
そうともしらず、メルティも一肌脱ぎました。
この白魚のような裸体、初めて見たような…
しかしここにもポルディ出現!(まさにスライム並みの出現率)
またもやカメラマンに近づき、これまたなにやらごにょごにょ…
↓と、思ったら、これが目的だったようデス。。。
あえて目線外すポーズとか、プロの仕業だよこれ!
↓でも少しはロシを見習ったほうがいいんじゃないか?(車いすのサポに勝利のシャツを渡すロシ)
と思ったけど、
やっぱお前はそれでいいや。んむふふふ。
そしてそんなロシをメルティが、がっちりベアハッグ!
そして、
最後は課長が一本締め、
涙目ホームサポに向かってのダーッ!!!
結局計五人がシャツプレゼンとか、
正直ここまではあんま記憶がないんですが、
やっぱそういうことなんすよ、ダービーってのは。
選手が去っても俺達の熱が収まるはずもなく…
そして俺達の歓喜の歌は、真っ赤に占拠された、今にも朽ち果てそうな暗黒の魔窟に、いつまでもいつまでも、絶えることなく響き渡ったのでした。
外ではFAN TVも収拾つかないよ!
左の人の「FUCK EVERYTHING」キャップ欲しいよ!
そして駅までの道はまさにモーゼの十戒のごとく。
両脇の歩道に陣取るToT目線のアーチの中、ポリ先導のもと、道のど真ん中を大手を振って練り歩く、勝者の行進。
文字通りのArsenal Way
ああ、俺はこの為だけに生きてるよぉ!
と言っても過言ではないこのギリッギリの高揚感…
↓あ、でもね、赤いのを着てるとこうなっちゃうかもしれないから気をつけちゃって♪
因みに右のToTな人が鶏サポね。
(この後はもちろん出川ダチョウ上島並みの急接近後、キスで別れたことをご報告しておきます)
でもこれもダービー。
こんなスリリングなアトラクションを前にしても、ニヤニヤが止まらない。
これがノーロンダービーなのです。
そして、これで俺はこの一週間を生きていけるのです。
さあ週末からいよいよ直接対決ヌル連戦。
でも、やるんだよ。
Playing football the Arsenal way!
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コメント
いやー、ロッシーのさりげない行動には感動です、そういうことですよね。
さるさん、飴戦はこちら大船のガナーズパブから魂込めて全力応援しますので!!現地でもよろしくです!!
メルティ白すぎ…
この車いすのサポ
目が見えないんだとか
ちょっと話題になってた気がします
美しいですね