ヨーロッパリーグ決勝のチケットの割り当てがとんでもない数なんですよぉ!!!
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ヨーロッパリーグ決勝でアーセナルとチェルスキーのロンドンダービー開催が決定しました。
決勝進出を決めたEL準決勝のバレンシア戦後、公式から決勝のチケットに関するお知らせメールが届いたのですが、ビックリ仰天の内容でした。
その驚愕の内容とは、
クラブへのチケの割り当てが6,000枚。
(は!たった6,000…!?)
さらに、こんな一文も添えられていました。
「Travel to Baku will be difficult」
バクーに逝くのはすんげぇ大変です。
なにそれ!!!
バクーに逝くのはすんげぇ大変なのか検証
「バクーに逝くのはすんげぇ大変」と公式が注意喚起。さらにイギリスの新聞各紙も「バクーやべーよ!」と煽りに煽りまくっております。
ミラーに至っては「ケイオス!」の表現まで。
Arsenal and Chelsea fans face travel chaos to get to Europa League final in Baku https://t.co/Egkvu6ka70 pic.twitter.com/cacf2xRfse
— Mirror Football (@MirrorFootball) 2019年5月9日
えー、ほんまにそうなんー?面白おかしく煽ってるだけちゃうのー?
というわけで、まずはバイジャンのバクー行きがそんなに大変なのか検証してみました。
早速格安航空券サイトをチェック。
すると…あれ?「£495」とか、めっちゃ安いフライトあるやんー!(それでも高いけど)
公式も最低1,000ポンドかかるとか言ってたけど、言い過ぎじゃね?(ニヤニヤ)
と余裕ぶっこきながらも、よくよくみてみると、、、
あれ?
到着が試合翌日じゃね…?
ロンドンガトウィック空港から一回乗り換えで、試合翌日の夜中1時20分に到着する便でした。
しかも所要時間が23時間20分…
…はぁ!?
確かに、他の便をみても安いのは(安いつっても高い)軒並み15時間越え…。
どうやらバクーまでの直行便はないらしく、必ず1〜3回の乗り換えが発生、空港での待ち時間とかを入れるととんでもないことになるようなのです。
そして試合当日着の便ともなると、決勝進出直後の時点で16時間かけてたどり着く便が10万以上。チケが売り出されたら、おそらく青天井で上がって逝くことでしょう。
と思っていたら、(チケ発売前5月11日の時点で)かるーく16万超えてました…(下手したら20万)。
もうこれ、完全プレエコで日本帰れるやつじゃね?
ヨーロッパリーグ決勝の舞台なのに。
もうダメかもわからんね…。
「バクーに逝くのはすんげぇ大変です」
公式の言葉が身に染みて参ります……。
ちなみにgoogle先生によると、陸路だと車で58時間だそうです(道に迷わなければ)。
何故たった6,000なのか?UEFA様の言い訳が予想の斜め上すぎた件
そして問題のチケ割り当て枚数わずか6,000枚問題。
ちなみにこちらが俺たちのEL決勝の舞台、BAKUなんちゃらスタジアムですが、、、
#Travel – How to get to Baku for the Europa League final – https://t.co/Ula95YN8SJ #Travalogy pic.twitter.com/KozRtYThjG
— TRAVALOGY 🌎 (@travalogycom) 2019年5月10日
メインは陸上競技
はさておき、
このスタジアムの収容人数は68,700。
80,000人収容のウェンブリーに比べたら決勝の舞台としてはアレですが、まぁそこそこのキャパ。
なのに、割り当てはたった6,000。
つまり、ここから両クラブへの割り当て12,000を引くと、約56,000ほど残る計算になるわけです。
その56,000はどこへ消えたのか。
もちろんスポンサー様へのあれやらこれやら、抽選販売等、色々あることでしょう。
しかしそれが56,000枚も必要なのか?
という疑念が渦巻き、グーナー界隈では炎上案件となっていたのですが、この度その謎が解明しましたのでここにご報告させていただきます。
UEFA様がクラブ側へのチケット割り当てを出し渋ったとされている言い訳がこちら!(だだん!)
UEFA statement on Europa League final.
Bottom line? Arsenal and Chelsea fans will only get 6000 tickets each as its deemed “not responsible” to give both clubs an enhanced allocation due to difficulties in travelling to Baku. pic.twitter.com/vnmMESEq50— Richard Conway (@richard_conway) 2019年5月10日
ヨーロッパリーグ決勝が行われるバクーの地政学的問題や、ホストシティ周辺における空港の物流キャパシティを鑑み、これ以上のアレはアレであると判断した結果このような決定を行いましたことをご報告させていただきます。アーメン。
簡潔にいうと、つまりこーいうことです。
ここ僻地なんで、おめーらに一気に来られると色々困っから。
ていうか、こんな僻地までおめえらどーせ来れねーべ?
何この男気決定!?
最高ですかー!
最高デーーーース!!!
ていうか、いやマジなんなん!?
斜め上すぎてわろけるレベル!
いや、そんならなんでそんな僻地を決勝の舞台にしたんや!?
とか、
そもそもこの決勝、誰のもんなんだよ!!
※写真はイメージです。
Chelsea and Arsenal fans will only get an allocation of 6,000 tickets each for the Europa League final. Here's how that looks in Baku's 68,700 Olympic Stadium…
What absolutely piss take pic.twitter.com/kQfuTJPkWF
— Football Away Days (@AwayDayFooty) 2019年5月10日
など、ツッコミどころ満載なんだけど、
俺の脳内に、これが完全フラッシュバックしますた。
Incredible scenes at FIFA press conference as Sepp Blatter is showered with fake money in a prank. pic.twitter.com/Zd48wiy1Ab
— bet365 (@bet365) 2015年7月20日
UEFA様いつもありがとうございます。
恐ろしい試合開始時間
そしてもうひとつお伝えしなければならないう大事なことが。
それは試合開始時間です。
公式では、
UK時間午後8時KO(日本時間午前4時KO)ってのはいつもと変わらない時間帯ですが、
皆さん、イギリスとアゼルバイジャンには時差があるのをご存知ですか?
そうなのです。
イギリスとアゼルバイジャンには3時間の時差が存在するのです。
つまり、
現地における試合開始時間は23時KO。
普通に午前様確定で(午前様て…)もし延長とか逝っちゃえば、夜中の丑三つ時越えなんてことも余裕であるわけです。
歌舞伎町のど真ん中ならまだしも、
68,000人もそんな夜中にどうやって帰んだよ…
僻地やで?
24時間吉野家なんてあるわけないし、このステディアムは高速のすぐそばだって言うじゃなーい?
どーすんのマジで…?
どこまでズサンなのよUEFAは!?!?!?
というわけで、再びフラッシュバックしますた。
Incredible scenes at FIFA press conference as Sepp Blatter is showered with fake money in a prank. pic.twitter.com/Zd48wiy1Ab
— bet365 (@bet365) 2015年7月20日
UEFA様本当にありがとうございます。
つっても、
ゔぁーーー!!!
僻地逝きてーーなーーー!!!!!
どっかの大富豪の人、チケと航空券くんねーかなーーーー!!!!!
ダズーン…
というわけで、今回のCLを賭けた決勝、俺にとっても非常に厳しい戦いになりますが、最後の最後まで可能性を探ってみたいと思います。押忍!
最後にこのような質問が。
ELってまじでなんなんだよ https://t.co/so3qZfDt7D
— ふんどしに憤怒 (@GKUqsXnfA5xgJr4) 2019年5月10日
ELってまじでなんなんだよ
お答えします。
ELとは、
勝てばチャンピオンズなんちゃらに無条件で出場できる、
史上最高の罰ゲームです。
でも、それもこれも、もう二度とこんなとこにくんじゃねーぞ!っていうUEFA様の精一杯の優しさかもしれねーなー…
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