魅惑のタルタルを紹介するよ!
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突然ですが皆さん、「タルタル」といえば何を思い浮かべますか?
だよね?
これだよね?
だよね!?
そうなっちゃうよね!
普通それ以外思い浮かばないよね!!
俺も最初はそうだったもん!
ですがイギリスでは、いや欧州において「タルタル」といえば若干事情が違ってきます。
イギリスでタルタルといえばこちら(だだん)
生肉(なまにく)!
そうなのです。
生肉のみじん切りなのです。
フランス料理のたぐいなのですが、まさに欧州版ユッケ、
正式名称「ステーキタルタル」。
欧州ではこれが「タルタル」なのであります。
自分は無類の生肉好きです。
さる “生肉” グーナーに改名してもいいとさえ思うくらいの生肉好きです。
がしかし、ロンドンの焼肉屋はクソたけーし、安いユッケがあったとしても冷凍でシャリッシャリしてるし…。
そんなわけで、フランスに行った際は必ずこの生肉を喰らうのが恒例。
過去喰らった生肉群がこちら。
極め付けはこれ。
完全焼く寸前のハンバーグ。
子供が遊び半分ニチャニチャ握ってるやつ!
これニースで喰ったんすけど、ぶっちゃけ命がけでしたよね。
フランスくんだりまで逝って、出来損ないのハンバーグみたいの喰って病院運ばれるとかシャレなんねぇから。
もちろん「迷わず逝けよ、逝けばわかるさ!」の精神で完食したけど。
とはいえ、「欧州で生肉」とか明らかに不自然だし、ぶっちゃけ毎回毎回命がけ!
それでも喰いたいんだからしょーがない!
そんな中、救世主とも思えるレストランがロンドンにあることが判明したのです。
それがチェルシーにある、Bistro Mirey(ビストロ・ミリー) というお店。
超アウェイではありますが、喜び勇んで逝ってきたからレポらせていただくぞ。
超アウェイ!?和とフレンチのコラボレストラン、Bistro Mirey(ビストロ・ミリー)
フランス人シェフと日本人マネージャーがタッグを組んだ、和とフレンチのコラボレストラン、その名も、Bistro Mirey(ビストロ・ミリー)。
フランスと日本のコラボ。
食を知り尽くし、食べることに命をかけた国民同士の最強タッグ…もはやそれだけで期待しかありません。
脳内のヨダレをダラダラ垂らしながら降り立ったのはWest Brompton。
金満油街スタンフォードブリッジの一つ手前の駅であります。
町全体ガッツリアウェイ。
歓迎されてない感がひしひしと伝わってまいります。
そらそーよな。
道の先にちらっと見えんのスタンフォードブリッジじゃねえの?知らんけど。
居心地の悪いアウェイ道をぶらりしながらも、はやる気持ちを抑えきれず早歩きすること約5分。
到着しました。
噂の生肉レストラン Bistro Mirey (ビストロ・ミリー)。
和とフレンチのコラボ感が全面にディスプレイ。
これだけで期待値マックスです。
店内に入ると、天井の天窓から射し込む光がまさに後光。ブランチにはもってこいの神聖なる場所でした。
ちなみに写真は13時くらいの状況ですが、13:30にはほぼフルハウス。日本人なんて俺くらいで完全地元密着の人気店確定。
ローカル民とおぼしき清楚な紳士淑女が優雅な時間を過ごしながら、フルのイングリッシュ・ブレックファーストを食べてらっしゃいました。
そういえば、バルサの海鮮レストランでステーキもぐもぐ食べてるイギリス人いたけど、このように、いつ何時いかなる場所でも自らを貫く姿勢は見習いたいところです。
そして日本人オーナーのコウさんもめっちゃいい人。
いい人オーラ出まくりです。
Bistro Mirey で感動の実食
席に着き、まずはお水をいただいたのですが、
これが、んまーーー!!!
なんこれ???
ハンガリー人の板前がやってるブダペストの日本料理店で、お通しに切り干し大根が出てきた時と同じ衝撃と感動であります。
この店は間違いない!
予感が確信に変わった瞬間でもありました。
そして、肉といえば赤でしょう!というわけで、昼間っからワイン。
さるザップ(減量)中ですが、ポリフェノール?たっぷりだし、きっと許されます。
ちなみにこのワイン、我らがアーセナルの公式代理店H.I.S様のクーポンを利用させていただきました。
プリントアウトでグラスワイン一杯無料は使わない手はないよ!
ここからダウンロードできるよ♪
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さて実食です。
まずは前菜から。
日本ぽいもの日本ぽいもの…と探していたら、こんなトリッキーな料理をみっけました。
エビとイカのヌードルサラダ チリと胡麻味噌ソース和え
エビとイカのコリッコリした食感とヌードルが程よいマリアージュで、炭水化物を美味しくボナペティ。
え、糖質制限?
俺はそんなレベルの低い減量やってねーからマジで。
喰いたいときに喰う。
そして運動!
なんとかなる!!
そしてこちらがお魚料理。
たらの味噌焼き ブラックライスとわさび、ケール添え
これぞ、まごうことなきフレンチジャパニーズ。
ご存知のように、白身魚と味噌がマッチしないわけねーから!
魚を揚げるだけが料理じゃねーから!!
を改めて胸に刻ませていただきました。ありがとうございます。
舌のアップも終わったところで、満を持して御大登場。
それがこちら!!(だだん)
ステーキタルタル大先生!!
魅よ!
この圧倒的生肉感!!
今すぐかぶりつきたい衝動を抑え、写真撮影を完遂した自分を自分で褒めてあげたい!!
サイドからのバルクも申し分なし。
もうね、眺めてるだけでハッピーオーラ出まくり、ニヤニヤが止まりません。
さて肝心のお味ですが、
マジかよーーー
ここまで期待を裏切ってくるかよーーー…
ってくらいの
尋常じゃない俺向きの味付け。
否、
パーフェクツに日本人向きのテイスティ。
通常フランスのステーキタルタルって、謎の香草混ぜこんだ挙句胡椒がんがんぶっかけることで、肉本来の味がどっかにぶっ飛んでしまい、最終的には意味不明な味になっている場合が多いんですけど、
こんな感じで、
途中から、もはやピクルス食ってんじゃね?って錯覚してしまいそうな…
しかしこのタルタルは、
一切のごまかしがないのです!
肉本来の味をしっかり生かしつつも、しょうが?やゴマなど日本の食材をふんだんに使いながら、パーフェクツな和風にアレンジされた完全日本食!
上に乗った卵ぎゃってして、そのままどんぶりご飯の上にばってかけて、ガツガツかっこみたい逸品なのです!
いやぁ大満足以外の何者でもありません…(しみじみ)。
来てよかったです!!
さるザップ中ではありますが、生肉はただのプロテインですからいくら食べてもノー問題。
もう少々プロテインとカーボも摂取しておきましょう。
というわけで、厳選に厳選を重ねチョイスしたメニューがこちら!
半熟卵とアボカドのサーモン丼
たまご、アボガド、サーモンという地球上の8割分のプロテインを集約し、白米というカーボも兼ね備えた完全俺飯であります。
味の染みたもやしと、サーモン、アボガドの上に卵を溶かして、、、
口の中にかっこむ!!!
ぷはぁ〜うんま〜!
この丼のどこにフレンチ要素が?と思わなくもないですが、
もしかするとこのメニューはきっと、日本人だけのボーナスステージ「〆の一杯」。
なんという心配りでしょう…。
ありがとうございます!!(大号泣)
総括
世界一食の安全に厳しい日本でさえ見かけるのが難しいユッケ的なものが、まさかこのロンドンで食べれるとは…。
俺はなんて幸せな人間なのか!!
マジでそんな気分なのであります。
そしてミリーさんの和とフレンチの融合は、この日食べた全ての栄養素が体内に行き渡り、身体中が細胞レベルで躍動するくらいの衝撃でした。
毎日この店来てれば、余裕でさるザップ成功する自信ある!
俺みたいな減量中の皆さんだけでなく、ユッケに飢えた日本人の皆さん、もしロンドンに来られた際は是非チェルシーにある Bistro Mirey に足を伸ばしてみてください。超アウェイだけど逝く価値ある!
てか生肉以外も美味しい魅惑のフレンチジャパニーズを是非。
そんときはH.I.Sさんのクーポンを忘れないように!
https://www.his-euro.co.uk/vouchers/index.htm
Bistro Mirey(ビストロ・ミリー)
最寄駅: West Brompton
98 Little Road, London SW6 7SR
T: 020 3092 6969
https://bistromirey.com
コメント
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