今日はロンドンのフィットネスクラブで喰らったびっくり仰天した話を。
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ロンドンのフィットネスクラブで起きたショッキングな出来事 自戒を込めて
知らない人のためにお伝えしとくと、「さるザップ」っていうダイエット企画をやってましてね、今年8月の一時帰国における暴飲暴食に向け、3ヶ月で78.6キロから69.5キロまで-9.1キロの減量に成功したわけです。
んで、日本で順調に増量に成功し、再び78キロまで戻すことができたんですが、
本日の体重は、
73.10キロでした。
このように、今は前回ほどの食事制限もなく、
つっても、ミドウィークのランチは、ほぼほぼこれを摂取してるわけですが、
謎に突き詰めたらこれだけとか、、、
とはいえ、週末は華麗に高級料理でチートをぶっかますなど、比較的自由にやらせていただいております。
※買えないので、当然いただきものです。救援物資はいつ何時でも承っております。
食事はそんな感じですが、一応今も週5、6で筋トレは続けておりまして、
喜ぶべきは、ダンベルプレス30キロで10レップ達成!(いえい!)
5月時点で12キロでヒーヒーいってた人間がですよ、やれば出来るやん!!ってやつ。
これも全て俺の努力の賜物です。ありがとうございます。
そんな努力が認められたのかわかりませんが、先日行きつけのジムで脚トレやってたら、「お前よく来んな?」って感じで、ジムのトレーナーが補助をしてくれました。
いつもは300キロでやってるんですが、今回は200キロ。
いやぁそしたらね、、、
軽量でも限界マックスまで追い込まれ、
死にました。。。
膝ガックガクのブルッブル。生まれたての子鹿状態に。
そしてどーん!!
女子のローくらいなら受けて立つよ!!(もちろんJK限定で)
そんな感じで次回の一時帰国に向けほそぼそと調整を続けているわけですが、先日驚愕の事件が起きました。
驚愕っつーか、悲しいっつーか、ショックっつーか…ちょっとその時の話を。
自分が通ってるジムはチェーン展開をしているジムなので、街のいたるところに店舗があります。
置いてあるマシンも店舗によって異なるため、部位によって行く場所を変えたりしてるんですが、胸をよくやってるジムで、顔合わすたびに話しかけてくるパーソナルトレーナーがいました。
仮に彼の名をボヨさんとしましょう。
このボヨさん、やたらフレンドリーに「お前ジャパニーズか?コーニチワ!!」と握手を求めてくるような、フレンドリーなトレーナーだったのですが、
会うたびに「お前の猫背ドイヒーだから、俺の無料パーソナル(という名のトライアル)受けろ!いつがいい?」と訊いてくるのです。
まぁいわゆる営業です。
毎回、「いや、大丈夫っす大丈夫っす!」とはぐらかしていたのですが、あまりにもしつこいので、その店舗に行くのをやめていたのですが、「さすがにそろそろ忘れてるやろ」と思い行ってみると、
「オォ!久しぶりやないか!元気やったか?で、来週パーソナルいつがいい?」とボヨさん。。。
もう断りきれず、「じゃあ○時からでおなしゃす…」ということで、先週金曜無料パーソナルを受けて参ったわけです。
筋トレすんのかな?
と思ったら、ドイヒーの猫背強制だからさ内容も強烈。
まさかのキャメルクラッチとかさ、(いやマジマジ)
Amazonプライムでキン肉マンあったから最近見てんだけど、やっぱラーメンマンが1番トチ狂っとるな!w
特にキャメルクラッチであそこまでやってしまうのは彼だけですね!w pic.twitter.com/M6Khv5pn5g— Hisaking (@Hisakiman) 2019年11月21日
グランドコブラ、(こんなんやった!)
本気のグランドコブラはかなり痛そうですね pic.twitter.com/pzQtU3Qhy8
— 青花 (@blueflowerkira) 2015年6月12日
ひいては永田ロック的なものまで、マジヒーヒー言いながら喰らい続け、
みんな仲良く永田ロックでガマンやで! pic.twitter.com/cZxpWDAlhX
— まつやまピエルブルー (@matsuyama_p_blu) 2019年5月22日
途中腕の広げ方足りないと足蹴で矯正されたり、
ヨダレ垂れ流しながら、リアルにこんな顔になりました。
薄れゆく意識の中で、昭和の新日道場とは、藤原教室とは、そして前田のラッパとは…みたいなことがマジガチで蘇っては消えて逝くという恍惚。
「船木の逆エビ喰らった野上に比べたらまだまだ!」と自分に言い聞かせながら…。
そんな貴重な時間を過ごすこと一時間。
ようやくパーソナルと言う名の拷問から解放され、「俺のパーソナルどうたった?」とボヨさん。
「俺こういうの久々だったからリフレッシュできました!あざす!」と俺。
「じゃあ次回どうする?」とボヨ。
「次回……」
(正直金の話先にしてくんねーかなー)と思いながら、
恐る恐る「いくらですか?」と訊ねると、ようやく見せてくれた料金表。
それを見て光の速さで俺の心は固まりました。
無理だ。
30分で40ポンド
60分だと、、、(もはやそこまで見ませんでした)
ジムの月の会費が85ポンドくらいなんですよ。
一時間で20回分くらいの会費が飛んじゃう計算。
いや、わかるよ!わかる!!
限界まで追い込むとか、セット数の組み方とか、トレーナーだと倍で効果出ると思うし、特にドイヒーの猫背矯正なんつったらプロの専門的な知識が必要。
俺もダテに筋肉系ユーチューバーとか毎日見てないからわかる。
それなりの値段がするのは、言われなくてもすげぇわかるの。
「RIZAP」もそーいうこと!
いやほんとトレーナーいるのといないのとでは、モチベと汗の量がダンチなんだよマジで!(経験済み)
本音を言えば、俺だってトレーナーに見てもらいたい!
でもさぁ、
俺には無理なんだよ…。
そんな余裕ねーんだよマジで…。
この物価高のイギリスで生きるってそーいうことなのよ…。
だからひとりで「さるザップ」やってんの。
そんなわけで、
「ほんと役に立ったし心からパーソナル受けたいんすけど、正直今は金銭的に余裕がないんです。ごめんなさい。でもやりたくなったら連絡するんで!」
と正直に言ったわけです。日本人の「空気を読む」みたいな様式美は通じないから。どストレートでほんとのことを。
そしたら、驚愕の事態がおこっちゃった。
それまでニコニコしていたボヨさんの顔が突然死んだ魚の眼になってさ、
ぼそっと
「わかった。じゃあ考えてちょーだい…」
つって、去り際に
「はぁ〜……」
っていう深いタメ息をつかれちゃった…。
あのさ、
それはダメだぞ。
絶対ダメ。
いやわかるよ。
切り売りしている貴重なあなたの時間を俺に捧げてくれたことには、ほんとうに感謝してる。
あと俺も「受けません!」ときっぱりと断るべきだったとも思う。それはほんとごめんなさい。
でもさ、
それはダメだよ。。。
もし万が一俺がロトくじとかでひと山当てて「トレーナー雇おう!」ってなっても、次回はないよ。。。
そーいうことなんだよ。。。
でもきっと本人は気づいてないんだと思う。
そんなふとした時の、なにげないリアクションを。
そして俺も知らず知らずのうちに、そういうことをやってしまってるのかもしれない。
以上サイヤマンがユーチューブで話してそうな話を自戒を込めて。
P.S.
その後は自分でも常に姿勢を意識するようになったし、ドイヒーな猫背もいくらかオードリー春日くらいは背筋が伸びたような気がするよ。
ボヨさん、ありがとう。
俺はこれからも、「さるザップ」でひとり背筋を伸ばして生きていく!
でもひとりじゃコミットできないって人は、RIZAPみたいなとこを使うのもありだとは思う。
最短で結果出るし。
もう一度言うけど、トレーナーがいるのといないのとでは、モチベと汗の量はダンチ!!
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