なにかあるとすぐ「記念日」って使うけど、喜ばしくないことまで「記念日」って言っちゃうのなんか違和感。
こんにちは猿です。
2年前の4月20日は、ボス、アーセン・ヴェンゲルが退任を発表した日です。
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今日はボスの退任記念日
2 years ago today, Arsène Wenger announced that he will leave Arsenal at the end of the season.
22 years. 1,235 games. 2,298 goals. 716 wins. 49, 49 undefeated. 7 FA Cups. 3 Premier League titles. 2 Doubles. Won the league at Old Trafford and at White Hart Lane.
End of an era. pic.twitter.com/psHvtEU5o5
— Throwback Arsenal (@ThrowbackAFC) 2020年4月19日
そうか、もう2年も経つのかぁ…
そしてこのツイートにもありますが、今なお色あせることのない、否、一生語り継がれるであろう偉業の数々。
22年在籍
1,235試合 716勝 2,298ゴール 49試合無敗
7つのFAカップ優勝、3つのリーグタイトル獲得(うち2回のダブル)
オールドトラッフォードと鶏小屋での優勝
ざっと数字で見ただけでもシンプルに神ですが、これ以外のボスの功績も計り知れません。
プレミアに近代サッカーを導入し革命を起こし、選手の食事や生活習慣の管理によるフィッシュ&チップスの撲滅、未来を見据えたエミレーツ・スタジアムの建設、緊縮財政の中謎のCL連続出場、驚異的なヤングライオンの育成、マインドコントロールによる選手の人心掌握、ほぼほぼ全ての公務を自らこなす一人中間管理職、そしてなにより日本に大量のボスチルドレンを生み出すなど、数字に表れない部分での活躍は言わずもガナであります。
しかし、こんな殿上人のボスですが、
すぐすっ転ぶし、
チャックも絶対締まんないし、
出待ちでは必ず止まってくれるしで、
人一倍人間味あふれる監督でした。
そして敵対する相手には真っ向から立ち向かう、立派なプロレスラーでもありました。
ボスのこんな言葉があります。
“WE DON’T BUY SUPERSTARS
WE MAKE THEM”スーパースターは買うものではない。
育てるものだ。
この言葉にグーナーは酔いしれ、22年間もの長い間、夢を見続けることができたのです。
闘魂伝承
当時書いたブログ記事を読み返して見ました。
そこにはボスのこんな言葉がありました。
この度、慎重に考え、クラブとも話し合った結果、今こそが去るべきに相応しい時期であるという結論にいたり、今季限りで監督の座を降りる事にしました。
このクラブと共に生き、数々の素晴らしい想い出を共有できたことに、心より感謝しています。
私は、全身全霊をかけ、献身的にそして誠実にクラブを率いてきました。
このクラブを盛り上げ支えてくれたスタッフ、選手、フロント、そしてファンの皆さん、本当にありがとう。
最後にファンの皆さんにどうかお願いがあります。今シーズンを少しでも良い方向で終えられるよう、是非我々を鼓舞し、共に戦ってください。
そして、全てのアーセナルを愛する皆さん、これからも変わらずこのクラブを愛し、この素晴らしい価値を継承していってください。
アーセナルへの愛は永遠に。
アーセン・ヴェンゲル
「是非我々を鼓舞し、共に戦って欲しい」
今思えば、かなり重い言葉だよなぁと、当時の状況を考えると思ってしまうよね。。。
あれから2年。我々は共に戦っているだろうか?
今季こそ、それが試される時だったんだけど、世界はこんな事態になっちゃって。。。
でもボスのこの言葉。
「この素晴らしい価値を継承して欲しい」
先日「テタさんの説得に応じ、選手が年俸の減給を受け入れ」という話がありました。
ボスご安心を。
あなたのDNAは確実に闘魂伝承されていますよ。
そしてこの闘魂伝承こそが、一番の偉業かもしれねぇなぁ…
希望!
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