またしてもアーセナルは「格」の違いを見せつけたわけですが、エジルが拒否った理由を徹底プロファイリング!
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「格の違い」アーセナルの選手12.5%給与カット合意
今回の新コロナ騒動の真っ只中、先日リバプールは早々にスタッフを解雇「給料は国の補償スキームを使ってね」というのが、リバポーサポのみならず、プレミア内外から大反発を食らっていました。
「名門リバポーともあろうクラブが、自らの『CLASS(格)』を貶めてまで金をとるんか?地に堕ちたな!」という真っ当な批判です。
その辺はこちらをご覧ください。
ちなみにお隣のバスケ鷄も真っ先に国の補償使おうとしたんですが、
おめぇはそれでいいや。
しかしあまりの猛反発にびびってたじろいだリバポーはその後決定を撤回しました。(声をあげるって大事)
そんな中、我らがアーセナルはどうなのか?大注目されていたわけですが、
昨日クラブから公式声明が発表されました。
それがこちら!(だだん)
We are pleased to announce that we have reached a voluntary agreement with our first-team players, head coach and core coaching staff to help support the club at this critical time.
— Arsenal (@Arsenal) 2020年4月20日
アーセナル一軍選手と監督、主要スタッフが自発的な12.5%の年俸給与カットで合意
というわけで、我らがアーセナルはスタッフを解雇することなく、給与を捻出する方向に舵を切りました。
確かこれはプレミア初!いえい!
先日ブログでもお伝えしましたが、
当初難色を示していたとされる選手たちも、アルテタの説得により懐柔。
これが功を奏し、今回の歴史的決定にこぎつけたと言っても決して過言ではありません。
テタさんの人間力よ。(そしてベジェリンも仲介役を買って出たよ!)
それでは声明文をざっくり
選手やスタッフは、今現在起きているCovid-19(新コロ)における問題を十分に認識しており、アーセナルファミリーへの支持を強く臨んでいる。
年俸12.5%の削減は、数日中に事務処理が完了する予定だ。ただし、チームがシーズン目標を達成した場合全額を払い戻すこととする。
(これは現在9位のアーセナルが、CL出場権を勝ち取った場合のことだと思われます)
これらの財源からクラブの様々なあれをカバーしていく。
これまで前例のない困難な状況の中で、クラブやファミリーに力を貸してくれた選手やスタッフを誇りに思う。
Victoria Concordia Crescit
最後の「Victoria Concordia Crescit」というのは、アーセナルのモットーである、「勝利は調和の中から生まれる」というもの。
つまりスクールウォーズで監督の滝沢先生が口が酸っぱくなるほど言っていた、
「One for all All for one」の精神
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」
みたいなやつです。
※実際は「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」みたい。
そう、これこそがアーセナル!
CLASS!!
それではお聴きください。
Classで「夏の日の1993」。
またしても格の違いを魅せつけてしまったか……
エジルが12.5%の給与カットを拒否のワケ
しかしここで急展開。
クラブの公式声明の後、こんなニュースがぶっ飛んできました。。。
EXCLUSIVE: Mesut Ozil one of three Arsenal players to reject club’s 12.5 per cent pay cut | @johncrossmirror https://t.co/bgSzRVXeCq pic.twitter.com/LxH30aU331
— Mirror Football (@MirrorFootball) 2020年4月20日
エジルと他2選手が12.5%の給与カットを拒否
なるほど。。。
エジルだけが槍玉に上がっていることに関しては「あーあーあーまた標的かぁ。ビュー数取れっからなぁ」という感じですが、
わかりました。
それに関しては、俺から弁明させていただきます。
確かにエジルはクラブ最高週給35万ポンド(約4700万円)のマニーを稼いでいる選手です。
週給35万つったら、エミレーツ周辺で毎週家が買えるくらい。俺も欲しい。
そんなエジルが拒否ったと。
一見すると「ケチくせーなー!」と思われる方もいるかもしれませんが、
ご存知の方もいると思いますが、これまでエジルはチャリティ活動には積極的に参加しています。
Mesut Ozil has been funding operations for 1,000 kids through his charity work.
He has also pledged to feed 100,000 starving people at 16 refugee camps.
“If I don’t share my money now, when will I? I can give so much more.” 🙏
Great to see from @MesutOzil1088 👏 pic.twitter.com/VqpLqfYq6J
— talkSPORT (@talkSPORT) 2019年12月9日
1000人の子供の手術費用、16箇所の難民キャンプに10万人分の食事の提供
「僕のお金をいつシェアするかって?今でしょ!」
その他にもこういった慈善活動には積極的に参戦。
Mesut Ozil hands Prince William signed Arsenal shirt at launch of charity campaign https://t.co/FFZQOcnV3a pic.twitter.com/doO8CtWelZ
— Mirror Football (@MirrorFootball) 2018年11月22日
このように、”たかだか12.5%”にケチをつけるような、ちっさい器の人間ではないのです。
では何故か?(ここからは俺の邪推です)
皆さんご存知のように、エジルという選手は理屈が通らないことや、自分が納得いかないことは絶対に受け入れない人間です。
つまり自分で徹底的に考える哲学者タイプ。よく言えば頑固。
そんなエジルは、今回の決定に関しこう考えた。
「我々選手が、上の人間にいいように使われていやしないか?」
そんな疑念を感じたのではないか。
記事によると、「現在のところ、実際クラブにそれだけの損害が出ているとは到底思えない」と思っている節があるようです。
つまり「今回のコロナ騒動をいいことに、上層部は合法的に給与カットを行おうとしているのではないか?」と思ったということ。
確かに、それは納得はいきませんよね。実際ロックダウンから1ヶ月しか経っていないワケですから、もうちょっと様子を見ることはできないのか?と思っても不思議ではないというか。
スタッフを盾に交渉されたら、さすがの選手も世間の同調圧力やらなんやらから従わざるおえない。
でもそれは本当のことなのか?
そう疑問を感じた。
もうひとつは、「24時間テレビ 欽ちゃん方式」。
皆さん欽ちゃんをご存知でしょうか?
そう、「視聴率100%男」でおなじみ、萩本欽一 a.k.a 欽ちゃんです。
今でこそ、総合司会は日テレアナウンサーが務める『24時間テレビ』ですが、開始当初のメインパーソナリティといえば欽ちゃんでした。「視聴率100%男」の異名通り、それほどの求心力があったのです。
そんな欽ちゃんにはこんな伝説があります。
1978年第1回放送の司会を打診された欽ちゃんは、最初に打診されたギャラを『それは安い!やらない!』と突っぱねたんだそうです。
そしてどんどんギャラを上げていき、局側が「これが限界です!おなしゃす!」というところまできたときに、
「わかった。それで受けます。でもそのギャラ全部寄付してね」
と言ったっていう、まことしやかに囁かれているやつ。
これなんじゃないの?
自分が受け入れなくてもスタッフの給与分くらいは十分に賄える。でもこの新コロ問題は世界的な問題。
だったら俺はその12.5%+アルファで世界中の恵まれない人を救いたい。
これだよ!(キッパリ)
というわけで皆さん、目先のゴシップ記事に惑わされないように。
心穏やかに、真実を見極める目を養いましょう。
え、他2人???
名前が出てない時点でお察し!!
コメント
これは本当にしょーもない
サンジェイは辞めるか下働きに専念させるべき
本当に5年後ヒドイことになる
コロナなら枠組みでやればいい
損失ならある程度確定するまで様子見るのが当然
状況見るまでもなく、火事場のどさくさにコストカット
コロナを体よく利用しているだけ
選手が断りづらい状況を利用する姿勢がまったくフェアじゃない
姑息な人間がよく使う手段
何だよ目標達成で返済って
考え方やり方物事の進め方クラブの価値観の問題
ラムジーの契約ジャカへの対応と通ずる
一貫して選手に間違ったメッセージを送っている
アルテタがクラブの在り方をいかに認識していても
サンジェイの狭い見識の元では先が見えます
ギャラガー氏が反応を示している。彼には理解してほしかった。エジルの戦いの本質を。これは、モハメッドアリの戦いの継続で、彼は冗談で中国に噛み付いた訳ではない。アーセナルとベンゲルが彼の戦いを誘ったのは事実だが、エジルは本気だ。アーセナルはもっと良いチームにならなくてはならない。あらゆる意味で。エジルは全くルールを犯していない。彼は不条理と闘っているのだ。
[…] 【エジルは拒否!?】アーセナルの選手12.5%給与カット合意の中エジルが拒否した理由を徹底プロファイリングまたしてもアーセナルは「格」の違いを見せつけたアーセナルですが、エ […]
アーセナルは素晴らしいクラブですが、以前から少し問題があります。アルテタの高潔さで乗り切ることも可能ですが、一部選手はどうしても傷つきます。エジルはそれを言ってるのです。私はウエルベックが成功できなかった理由がいまだ納得できません。善とは何か。私達はサポーターのなかに以前から少し、そうでない人達がいることを知っています。悪口を言って金をもらうOBもいます。エジルの闘いはアーセナルにしてみると、ベンゲルの闘いの2正面作戦とも取れます。
コロナ・世論を盾に、断りにくい状況を利用して、契約を事実上破棄し選手の給与カットするやり方は腑に落ちません。高給取りとは言え契約は契約です。こんな前例がでてはいけないです。自主的に給与返納や寄付は素晴らしいことですが
スタッフの雇用を守るためというなら一時帰休制度を使えばいいんです。レアルやマンcより遥かにお金のあるトヨタや日本製鐵だって、国の補償を受けてます。こんな姑息なやり方より正々堂々と制度を利用しているトットナムの方が遥かにいいです。政府もそれを認めてるし、ゲームのルール、そして事実上雇用も守ってます。今回のアーセナルのやり方はゲームのルールを姑息なやり方でぶち壊す最低なもので、格というものを一切感じさせません。
エジルが拒否したのは当然です。
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