この世の中、表があれば裏もある…
スポンサーリンク
アーセナルが「Black Lives Matter」を表明
先日アーセナルが「Black Lives Matter」を表明しました。
Earlier today at Emirates Stadium, our squad and staff wore Black Lives Matter shirts, before the players and Mikel Arteta took the knee on the pitch ahead of kick-off. pic.twitter.com/ymj0QetBwE
— Arsenal (@Arsenal) June 10, 2020
「Black Lives Matter」
日本語への言語化はなかなか難しいのですが、端的に言えば「黒人の命を軽視するな」的な感じでしょうか。
これは、アメリカで勃発した白人警官による例の事件きっかけで、世界同時多発的に起きている運動です(実際は、6年前、同様の事件が起こった際SNSで拡がったスローガン)。
そしてこの度、アーセナルの選手たちも、メッセージの書かれた黒いTシャツを着用し、運動の「リスペクト」アピール。
We stand together pic.twitter.com/rTOHtiIbJP
— Héctor Bellerín (@HectorBellerin) June 11, 2020
そして、テタさんの胸元には「一致団結」の文字。
アーセナルは、おそらく「スタメン全員国籍が違うイレブン」を形成したイングランドで初のクラブです。いわば元祖多国籍軍。
そんなクラブが、声高に「Black Lives Matter」を叫ぶというのは一見当たり前のようにも思えますが、フットボールクラブという政治的発言がタブーとされている存在が、このような行動を起こすというのは異例中の異例。つまり、それだけ大きな意味を持つということなのです。
このように、いちフットボールクラブがタブーを破ってまで連帯をアピールする一方で、先週末、ロンドンのど真ん中では、まさかの抗議活動が行われていました。。。
まさかの「White L●ves M●tter」運動!?
いやぁびっくりしますた。
「Black Lives Matter」の裏側でこんな運動が勃発していたとは…
その名も、「White L●ves M●tter!」
「白●こそ正義!」みたいな、UWFもびっくりの驚天動地の謎の運動体デス。。。
実際Tシャツまで着てんだから、間違いありません。ええ。
そんで見てよこれ!
WWEのバティスタみてぇな奴が、警官相手に突っかかるっていうどこかで見た光景。。。
Violence against police this afternoon at Parliament square. pic.twitter.com/e9HZJHzbAK
— Vinnie O’Dowd (@VinnieoDowd) June 13, 2020
特にこの腕くるくるおじさんスタンザマンっぽくで高感度大。(棒)
— dig de guelle (@digdeguelle) June 13, 2020
それはさておき、ポリに物投げたり、煽ったりのこの光景、
Bottles, cans and smoke bombs thrown in the last half hour at police and their horses in Parliament Square by football firms/far-right protesters. Anyone who is thought to be media is also being threatened. pic.twitter.com/m0nv91uAsO
— Dominic Casciani (@BBCDomC) June 13, 2020
これぞ古き良きイングランドフットボールの原風景…
実際この記者も言っている「football firms」というのは、フーリガンの組織のこと。
詳細はネットフリックスの「リアルフットボールファクトリー」をご覧いただきたいのですが、(以下チェルシーフットボールファームの偉い人のお言葉)
まぁぶっちゃけこの騒動の中には、争いごとがなくなって平気じゃなくなった右サイド的白人至上主義者の皆さんが紛れ込んでいると思われるわけです。
こんな事件もあったなぁ…(遠い目)
そんな中、ロンドンのど真ん中では「右サイド系白人 v 黒人 v ポリス」のクローズZERO、否、ハイローが勃発し、もはや収集のつかない状態に。。。
Things get heated at London protests as suspected far-right members clash with anti-racism protesters pic.twitter.com/bvM3019QT0
— RT (@RT_com) June 14, 2020
実はですね、ちょうど先週末、YouTubeLiveの「さる散歩」で、もろ騒動の近辺、バッキンガム宮殿まで歩いていたんですけどね、
確かにトラファルガースクエアに、腕にもれなく墨の入った、半袖短パンのいかついスキンが大集合しテタ。
これだったのかよ!!
どーりでバスこねーわ。。。(ここがバスのスタート地点なのよ…)
というわけで、この世の中、表があれば裏もある。
古き良きイングランドの原風景を少しだけ垣間見た気がした、週末散歩なのでした。。。(なんだかなぁ…)
ちなみにバッキンガムのさる散歩ですが、散歩の6.13の日は、我らがグーナーパイセンでもあらせられる、エリザベス女王陛下94回目の誕生日であることが判明。
今日6月13日はエリザベス女王陛下の公式誕生日です。
女王陛下
94歳のお誕生日
おめでとうございます🍾🎂✨🇬🇧#HappyBirthdayHerMajesty pic.twitter.com/YjpwDdlEv8— 🇬🇧UK in Japan🇯🇵 (@UKinJapan) June 12, 2020
果たしてさるは、女王にハピバースデーを言えたのか!?
その模様はこちら。
コメント
アルテタの表情の力強さに感銘を受けました。ついに一線を超えた。この一線が大事だった。本当に長かった。もはや後戻りはできない。これからも長いが必ず勝利する。
[…] アーセナル「Black Lives Matter」表明のロンドンで信じがたい大暴動が巻き起こっていた件アーセナルの団結とはまた別の団結のお話。www.arsenal-monkey.com2020.06.16 […]