金満マンチェスター・シッティの処分が撤回されたんだそうです。
スポンサーリンク
「R.I.P FFP」マンチェスター・シティの処分撤回
昨日わたくしのツイッターのTLは、「RIP FFP」というワードで埋め尽くされました。
RIP FFP 2011-2020 Cause of death- Oil money pic.twitter.com/8baiJ4xyL4
— Announce Thiago (@NoahCun67355890) July 13, 2020
RIP FFP pic.twitter.com/32r88OnsK2
— Dan Burke (@FussballDan) July 13, 2020
RIPとは「Rest in Peace」、いわゆる「安らかに眠れ」という故人の死を悔やむ言葉。
つまり「FFPよ安らかに」とか「FFPは死んだ」という意味です。
「死」やらなんやら実に穏やかではありませんが、いったいなんの話!?
ざっくり言うとこーいうこと。
マンチェスター・シティはFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)の規定に関し重大な疑義が生じたとして、今年2月UEFAからCLやらなんやらUEFA主催興行の一切の出場禁止および、罰金3,000万ユーロ(約36億円)の処分をくだされていました。
FFP(ファイナンシャル・フェアプレー)とは?
「ファイナンシャルもフェアーにね!」というスローガンものと、2011年、UEFAさんがクラブ財政の健全化と平等化的なものを目指して定めた、支出が収入を上回ったらアウツという、暗黙で金を油水のように使って選手を買い漁ることを禁止したルール的なやつ。
これに対しシッティは処分を不服として、CAS(スポーツ仲裁裁判所)に上訴していたのですが、この度CASはシッティの主張を大筋で認め、あっけなくその処分が撤回されたというわけです。
After Manchester City’s European ban was overturned, the credibility of Financial Fair Play has been questioned.
Is FFP dead?
We take a look
👉 https://t.co/9DYjnc7mCs pic.twitter.com/pG5MBIZMMK— BBC Sport (@BBCSport) July 13, 2020
ただし、1000万ユーロ(約12億円)というハシタ金の罰金は発生する模様。
その理由は、「シッティが調査に一切協力しなかったから」だそう。
一般的に考えて、悪さしてなければふつうに全面協力はすると思うけれども、それは拒否ったんだそうです。
ところで、直前までやりとりしていたスパサポさんのアイコンが突如変わったから「え!やっぱりそー言う人だったの!?」
と思いよくよくみたら、
普通にシッティをディスっててほっこり。
その理由が、
お金で判定と裁判まで買えるシティが羨ましかったので…
— はね スパサポ (@soccerHanE) July 13, 2020
お金で判定と裁判まで買えるシティが羨ましかったので…
鶏サポにも話のわかる人いた!
シティの何が問題だったのか?
金使いまくったのはわかるんだけど、シッティの何が問題だったのか?
ひとことでいうと
「財務諸表の改ざん」
これです。
マンチェスター・シッティは、2012年~2016年財務諸表のスポンサー収益を関連企業を通じ油水のごとく投資し、水増しならぬ、油増し計上したことを疑われていました。
そして今回処分撤回の理由ですが、BBCによりますと、
証拠不十分と
時効
これだそうです。
5年で時効なんだって。(へー)
シッティのオーナーが「40億円で世界中の凄腕弁護士50人を雇い全力で戦う!と声高らかに宣言」という記事も読んだけど、まぁ確かに世界中の凄腕弁護士50人もいたら、余裕でそこ突いてくるだろうし、さすがのUEFAさんも勝ち目ないわなって話で。。。
FFPは死んだのか?今後のプレミアリーグに期待すること
ここからは、俺の個人的見解。
「FFPは死んだ」って言われてるけど、そんなのとっくの昔に死んでいると思ってます。そんなルールがこの世に現れた瞬間に。
「ルールは破られるためにある」じゃないけど、法には必ず”隙間”ってものがあると思っています。グレーゾーン的なやつが。
健全化を目指すため厳格にルールを遵守する人間たちがいる一方で、当然裏や、グレーな部分をついてくる人間たちも現れる。これは時代の定説。
時代の寵児と呼ばれたホリエモンなんかいい例ですよね。最終的には力技で国に持って逝かれたけど、本人的にはルールの範疇でギリッギリのところを攻めていただけ。
現代のプレミアリーグも同様、もう牧歌的なフットボールを愉しむ娯楽じゃなくなってるってことです。文字通りガチビジネス。(モウリーニョが来たくらいからそうなってきてはいたんだろうけど)
義理人情や性善説など通用しない。
数字が計算出来る頭脳が集結し、優勝というゴールを目指し、合法的にいけるギリギリのラインでその過程を考える。
シッティってのは、その象徴なんだろうと思う。
(つっても、絶対ルールは破ってると思うけど)
だからこそ、
だーからこそ、
俺は期待しているのです!
そう、
ニューカッスルという存在に!!!!!
シッティの10倍の財力ってなんだそれ!!
これなら、余裕でビッグサマー!
このスタメンも夢じゃない!
メッシ、ロナウド、ネイマール、カバーニ、ベイル、グリーズマン、アグエロ、トラオレ、テベス、ドログバ
GK: エデルソン
控え: ハリケーン
守備いねーよ守備が!!
というツッコミが入りそうですが、心配ご無用。
フォメは0-0-10
圧倒的攻撃力でしのぎ、
いざとなったら、守護神エデルソンが全てはじきだします。
いやこれ、マジ優勝出来んじゃね???
ただヌーカッソーはほぼほぼスコットランドなんで、なんもねーのよなぁ。。。
そんなヘンピな土地にみんな来てくれるのかっていう。そこだけが心配なんですけども。
プール付きの家なんて絶対なさげだし、ブランドつってもGAPとH&Mくらいしかないし。
一番の問題はそこだなぁ。。。
あ!でもギャラはすげー出すんで、ヘリでロンドンひとっ飛びは可能です!
チェルシーのど真ん中に降り立ちます!
是非ご検のほどよろしくお願いします。
え?さすがに金使いすぎだろって?
心配はご無用です。
この世にFFPなぞ存在しませんから。
コメント
当事者意識の薄いCAS自体妥当じゃないですよね
調査拒否はダメ、でも民法は5年で時効、よって今回は逃げ得
なんとなく本気じゃないUEFAの考えも透けてます
んでペップはこれを持って潔白、意見陳述主導したアーセナル上層部はじめ謝罪しろと
犬も食わんな
[…] FFPは死んだのか?金満シティの処分撤回を受け今後のプレミアリーグにめちゃめちゃ期待することFFPとは何か?シティの何が問題だったのか?何故処分は撤回されたのか?そしてプレミ […]