モハメド・エルネニーの献身、陰日向に咲く。

ユナイテッド戦、俺的MoMです。

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俺的MoMは迷わず…！

俺的MoMの前に、まずは公式の結果をご覧ください。

To a man: superb 👏

But only one can be our #MUNARS Man of the Match – so who gets your vote?

— Arsenal (@Arsenal) November 1, 2020

パーティが4割以上の得票数で公式のMoMを獲得。

ですよねー。

当然それは皆さん納得のことと存じますが、次点に注目していただきたい。

2位はあのガブをさし置きエルネニーがランクイン！（やった！俺の一票が反映された！）

そうです。

俺のMoMは西島さん a.k.a モハメド・エルネニーであります！

そんな西島さんはTwitterでも（炎上じゃないやつで）トレンド入りするなど、ユナイテッド戦後一躍時の人に。

そりゃそーよ。見てよこのスタッツ。

Mohamed Elneny vs Manchester United

90% successful passes
62 passes
2 duels won out of 4
1 shot
1 clearance
4 interceptions
2 recoveries
1 tackle pic.twitter.com/SUqNYsNtoB

— Football Factly (@FootballFactly) November 1, 2020

パス本数62本で9割のサクセス。

さらに4つのデュエルで2勝と、番犬の役目を果たしまくり。

もちろん数字上だけで言えばパーティには及ばないだろうし、インパクトで言えばガブの方が断然強い。

それでも”数字では測れない何か”を西島さんに感じるのです。

モハメド・エルネニーMoMの理由

俺は「どんな選手にだって役目がある」って思っちゃう人間です。（エジルのTwitter実況が許容できちゃうのはこれ）。

プレミアリーグという完全実力社会においては、前時代的というか、いささか平和ボケしているタイプと言ってもいいかもしれません。（いや間違いなくそうです）

でもしょーがないよね！アーセナルで育っちゃったんだから。（これが初見チェルスキーとかシッティとかだったら、また別の人生を歩んでいたんだと思う）

そんな俺なんで、チームにいらない選手なんて、一人もいないんですよね。（なんたって俺の好きな選手はベントナーだし、エブエだし、デニウソンだしな。お察し）

もちろん、サポが選手を目にするのはピッチ上だけ。だからどうしてもそこだけで判断をせざるおえない。

でも、選ばれない選手だって、もしかしたらドレッシングルームで盛り上げ役に徹したり、紅白戦で一生懸命汚れ役を買っているヤツだっているのかもしれない。

そしてそれを一番間近で見ているのが監督であるアルテタで。

それを考えると、この大一番、ジャカやセバっさんではなく、エルネニーが選ばれた意味ってのが、ものすごく尊いものに思えるわけです。

アルテタの言葉

91分。

ピッチの一番遠い対角線から全力で駆けつけ、全身全霊をかけて守り抜いたエルネニー。

was in the 91st minute 🤯

🔋 @ElNennY | #MUNARS pic.twitter.com/jQXOy2ctn2

— Arsenal (@Arsenal) November 1, 2020

そんな彼に、テタさんは長州調でこんな言葉を残しています。
( Arsenal.com )

「アイツのエネルギーは凄いですよ。人間としてのエネルギーっていうか、うん。

すぐにそういう雰囲気を作れるやつだし、今日もアイツのポヅティブな力がオレたちには必要だって言って送り出して、まぁ、その通りなったよな。凄かったですよ。

エゴがないんだよ、アイツは、うん。全くエゴがない。とにかく全員のためにっていうのが強い男だから。1分だろうが、96分だろうが、なんなら出られなくても常に前を向いてプレー出来るヤツだから。オレは好きですよ、あぁいうヤツはね、うん。

まぁ、歯車になることも厭わないし、誰も悪くいうヤツはいないんじゃないか？それだけ素晴らしい人間だし、オレは信じてましたよ、うん。オレはね」

モハメド・エルネニーの献身、陰日向に咲く。

そして、これが “The Arsenal Way”。

「アーセナルで良かった」

この言葉を言える日は、もうなかなかないと思っていたけれど、まだ死語ではなかった。

テタさん、ありがとう。

そして西島、こっからやぞ。