この夏、トレイラが帰郷の可能性です。
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トレイラが帰国を懇願
現在ローンによりアトレティコ・マドリードでプレー中のトレイラ。先日そんな彼の運命を左右する大きな出来事が起こりました。
( Dailymail )
トレイラの最愛の母親であるヴィビアナさんが53歳という若さで死去。死因はCovid-19、コロナによるもの。
これを受けトレイラは、この夏から南米でプレーしたいと願い出たとのことです。
移籍先の第一希望はアルゼンチンの名門ボカジュニアーズ。しかしながら移籍金を考えるとブラジルというオプションもあるようです。
トレイラといえば、アーセナル時代は度々ロンドンに母親を呼び寄せ一緒に過ごしていた、家族思いの孝行息子です。
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しかしコロナで行動が制限され、最愛の母の死に目にすら会えない…そんな彼が、少しでも家族の近くにいたいと思うのは、ごくごく当たり前のことかもしれません。
ワンチャン中には「プロなんだから仕方ないよ!」と思う方がいるかもしれませんが(いないとは思いますが)、この世にはキャリアやお金よりも大事なものってあるんだよ、確実に。特に家族の絆が強い南米となると尚更。
自分はそういう選択肢も断然ありだと思っています。
そして現在のこの状況、自分もわかりみが深い。
コロナではありませんが、先日妹の義理の父親が亡くなりました。
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当然コロナのせいで帰国することすら許されず、ネットでお葬式に参加するという、今時というかなんというか…
もし帰国できたとしてもそこから田舎への帰郷となると、公共交通機関使用禁止や2週間隔離だの何だの、ハードルが二重にも三重にもなっている状態。せめてひとつでもそのハードルを取っ払おうと思うのは自然の流れだと思います。
今は自分の両親は健在ですが、こういった出来事が、いつ何時自分の身に起きてもおかしくありません。
そして試合すら観ることが出来ない、いつ帰国出来るのかわからない、全てが不透明な状況下での俺の存在意義。
色々考えちゃいますよね…
せめて勝ってくんねぇかなぁ!!
アルテタのコメント
アルテタもインタビューで言及していました。
( Arsenal.com )
「すぐに連絡をとりましたよ。話をして、うん。アイツがどれほど家族思いで母親思いなのかっていうのも痛いほどわかってるし。
今は本当に辛い時だし、思うところはありますよね。そういう状況の中で、今すぐどうこうということは言えませんよ、正直ね。今がその時じゃないだろうし。
アイツの気持ちもわかりますよ。家族と離れてプレーしているってことで思うところもあるだろうし、そういった家族に対する責任感というか、そういうのもあるだろうし。ただ今すぐどうこうというのは言えないというか。
海外でプレーするということは、文化や言葉、その国のやり方に適応するのにそれ相応の苦労もあるっていうのも理解してます。そういった部分にリスクもあるし、そのリスクを管理するのが我々の仕事で、来たるべき時に、決断を下したいと思いますよ」
トレイラに希望を。
そしてヴィビアナさんのご冥福をお祈りします。
コメント
何とか肯定的に見ようとし、かつ正しく云おうとしておられることに敬意を表します。
大きな組織を前進させるために、小さな犠牲はつきもの。が、少々多すぎる。選手がやる気をなくすのは、選手に問題がある…と言いづらくなってきた。彼は無理筋のパスに反応し大けがをした。相手にも問題はあった。それを自己責任とするのは酷。今、選手が、わかめ運動をするのはなぜか。原因はすでに提示されている。
アルテタ待ったなし。勝ち負けはいい。プレミアで正義を貫く。それさえ見せれば、選手は付いてくる。力もある。…BGMはサンタナ「祭典」ツェッペリンでもいいが、人種の混交という意味で。