これから謝罪を考えてる人必見!
みなさん、この度は大変お騒がせいたしました。
欧州スーペルリーグ騒動について、アーセナル公式からお気持ち表明がございましたので心してご一読ください。
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アーセナルの謝罪文全文
以下アーセナルからの謝罪文です。若干長文ですが、是非ご一読ください。
( Arsenal.com )
サポーターの皆様へ
この度、オーナーであるクロエンケの身勝手な行動により、いつも応援してくださるファンの皆様、ならびに、ご支援してくださっている関係者、クライアントの皆様を裏切る形となり、多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを、心から深くお詫び申し上げます。
オーナー以外のスタッフは、一度も皆様の愛情を忘れたことなどありませんが、ここ数日間におけるファンの皆様の反応を拝見し、改めて世間を裏切ってしまったオーナーの無責任極まりない行動を深く反省している次第です。
もちろん多少の炎上は覚悟していましたが、ここまで大炎上するとはオーナーも思っていなかったようで、皆様に苦痛を与えてしまったことをオーナーに成り代わり平身低頭お詫び申し上げます。
スーパーリーグに参戦した理由につきましては、オーナー以外のスタッフは当然明るい未来がないことは重々承知しておりましたが、不確実性の多いこのコロナ禍の中、「選手に金がかかりすぎる。うちには油田がない」が口癖のオーナーに残された選択肢はそこしかありませんでした。この部分に関してだけは、何卒ご理解いただければ幸いです。
ですがこの度、ファンの皆様の並々ならぬ熱い情熱とご批判を受けまして、例のスーペルリーグから撤退することを決定いたしました。
これは全てオーナーの奢り、そして責任感の欠如により引き起こした間違いです。深く反省するとともに、お詫び申し上げます。
この度のオーナーの愚策により信頼を取り戻すことは大変時間がかかるとは思いますが、このスーペルリーグへの参戦は、油田を持たない我々の財政面を安定させ、ひいてはファンの皆様が愛するアーセナルというクラブを護りたい一心で推し進めたものです。全く悪気はなく、オーナーのほんの出来心だったことだけはご理解いただければ幸いです。
最後になりますが、パンデミックの蔓延により信じられないほど生きることが困難な状況の中、皆様に不安な思いを抱かせてしまい申し訳ございませんでした。
我々の目的は、アーセナルというクラブのために正しい判断を行い、保護し、前進させることです。しかしこの度、我々はオーナーの責任感の欠如により間違いを犯しました。これを深く反省し、失われた信頼を一日でも早く取り戻せるよう、努力していく覚悟でおります。
あらためて、ファンの皆様、関係者の皆様に重ねて心からお詫び申し上げます。
アーセナルボード
※英語が苦手なので全部雰囲気です。
アーセナル謝罪文の注目ポイント
以上が公式から発表された謝罪文です。
そこでご注目いただきたいのが、こちら。
As a result of listening to you and the wider football community over recent days we are withdrawing from the proposed Super League.
We made a mistake, and we apologise for it.
— Arsenal (@Arsenal) April 20, 2021
これはトゥイッターに投稿された謝罪ページ記事のリンクなのですが、このような記述があります。
「We made a mistake, and we apologise for it.」
和訳すると、
「ゔぁーポカした!正直すまん」
という意味なのですが、
ここまで真摯に謝罪しているクラブある?
と思い、イングランド他の5つのクラブの公式を見たのですが、
ないんですよ…(あったらごめんやけど、あったら教えて?)
見てみましょう。
マンチェスター・ユナイテッド
We will not be participating in the European Super League.#MUFC
— Manchester United (@ManUtd) April 20, 2021
リバプール
Liverpool Football Club can confirm that our involvement in proposed plans to form a European Super League has been discontinued.
— Liverpool FC (@LFC) April 20, 2021
チェルシー
Club statement.
— Chelsea FC (@ChelseaFC) April 20, 2021
マンチェスター・シティ
Club statement.https://t.co/GeNQZn8091
— Manchester City (@ManCity) April 20, 2021
トッテナム
We can confirm that we have formally commenced procedures to withdraw from the group developing proposals for a European Super League (ESL).#THFC ⚪️ #COYS
— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) April 20, 2021
全然謝ってなぐね?
じぇんじぇんおわび感伝わってこねーんですけど。。。
ここで謝罪しないでどこで謝罪すんのマジで…?
いやわかるよ。これから満を辞して全面謝罪すんのかもしんないよね?
でもあまりにも他人事すぎね???
あそっか!
わかった!
トゥイッターじゃなくページ見たらめっちゃ謝ってるのかもしらんな!!
よし見てみよう。
まずは真っ先に一抜け?二抜け?を表明したしたチェルシーから。はいどん。
ん?
ロゴの方デガぐね?
はさておき、先週遅くに加わったから俺たち悪くなくね?みたいな感じにもみえなくもないですが、それに関してはしゃーないと思う。
チェルシーは飛んだとばっちり!
別にこれに参戦しなくても食っていけんのに声かけられたからほいほいついてっちゃっただけの貰い事故みたいなもんだから。
でもこんな立派なサポがいんだから、「さーせん!」くらいの謝罪は欲しかったよな。
More Thursday nights in Stoke please 👊💙 pic.twitter.com/XZwNZQWxBC
— Chelsea FC News (@Chelsea_FL) April 20, 2021
「木曜のクッソ寒い中、ストークでプレーさせやがれこんにゃろー!」
同じく貰い事故のシティはどれどれ?
せやな!
これでも書いてくれた方だよな。
「こんなことなるとか聞いてねーぞ!」つってペレスん家に怒鳴り込んでいく方だもんな。しゃーないしゃーない。
こっからよこっから。本番はこっから!
まずは御大ユナイテッド。
ここ主導だったみたいな話があったからな。さぞや謝ってるに違いない!(どん!)
にゃ?
それだけ???
まぁでも字数的には過去最高かもしらんな。
まぁ頑張った方か。。。
そんじゃ名門リバプール!
ここはね、サポを世界一大事にするクラブで有名ですから。
地球の裏側まで堕ちた信用とりもどすため、ドゲザーどころかネゲザーレベルの謝罪が見られるはず!
はいどん!
ゔぁ???
「その他のニュース」の方デカくね?
え、こんだけ!?
さすがにこんなのシェアできねーだろマジで!?
え?
スパーズ?
あーはいはい。
一切謝ってないけどなんかに感謝してました。
まぁ、おめぇはそれでいいや。ンムフフフ
というわけで、
完全謝罪してるグループはアーセナルだけ
ということが判明いたしました。
いやでもこれマジで、普通そーいうもんなの???
「アーセナルの完全謝罪」これから謝罪を考えてる皆さんへ
正直アーセナル公式以外のサイトを見たことなかったからマジビビったけど、
(あ!チェルシーの監督解雇されたとき二行くらいで終わってたのは一回見たことある)
公式のデフォってそんなもんなん?
とか言うと、
お前のさっきの謝罪文、ほんとにそんな長いのかよ?
どーせエアのガセレターだろ?
と疑問に思う方がいらっしゃると思うので、証拠を見せたいと思いますが、
まぁ、こちらをごらんください。。。はい。
実は俺の方が短いのよ…
しかもアーセナルの謝罪文はこのような流れで書かれています。
何故このような事態が起こったか説明
↓
起こった事案について完全謝罪
↓
しかし決して悪気があったわけではないという説明
↓
そして最後に今後の方針と改めて謝罪
震えるぐらいパーフェクツな、起承転結のある見事なライティング。
唐突に「感謝しています」などとは決して言わない。てか言っちゃダメ。ちゃんと文脈があっての感謝。
というわけでこれから謝罪を考えている皆さん、是非アーセナルの謝罪文を参考にして謝ってみてはいかがでしょう。
少なくともどっかみたいに、火に油をそそぐような結果にはならないと思います。。。
とはいえ、
クラブ(上層部)とサポーターの間にぽっかりと空いてしまった溝を埋めるのは並大抵のことではないと思うので、クラブ関係者の皆さんにはしっかり頑張ってほしいと思います。
この謝罪に思うこと
ところで今回の謝罪に「リーグに参画したのはアーセナルの将来を見据え」みたいな一文が書いてありました。
何を取ってつけたような!
と思う方もいらっしゃるとは思いますが、これあながち嘘でもないと思うんですよね。
皆さんご存知のように世界的パンデミックにより、プレミアはもとより、アーセナルも大損害で危機的状況。いつ収束するかもわからない、先行き透明な中、絶対的資本主義者の皆さんがこういった考えに及ぶのもはわからいでもない。
本拠地移転などの文化破壊行為について、何故そんなことをしてまで?と思う方がいらっしゃると思いますが、俺が思うに、彼らにはまったく悪気はない。(ペレスは知らん)
「資本主義こそ絶対正義!」の彼らが、最短で結果を出すには?と考えた結果が今回の「欧州スーペルリーグ構想」だったんじゃないかと。
もちろん、クラブそっちのけで、トップ同士でこそこそ談合したり、極悪人の金の亡者であることに変わりはないんですが、突き詰めて考えると、
彼らの思想とヨーロッパ・スポーツの相性が最悪
ってことが言えるんじゃないかと思います。(全部妄想よ妄想)
とはいえ、(オーナーであるかぎり)今後も共存しないといけない。
となると、これは決してクラブだけの問題じゃなくなると思うんですよね。
よくよく考えれば、外資系ファンドに牛耳られてるんだもの、こういう流れはある程度予想しなければいけなかった。
でもどこかで「フットボールだけは聖域!運命共同体のハゲタカもそこまで踏み込んでこないだろう」とどこかタカを括り、そこにあぐらをかく形で、サポーターは湯水のごとく金を使わせようとする。
世界一景気のいいプレミアだもの、バブルに飲み込まれみんな麻痺していた。そして今回そのツケがきた。
さて問題はこの後。
先ほども言った通り、彼らがスーパーリーグを立ち上げようとした理由のひとつは、パンデミックの影響による減収減益です。だから彼らは謎リーグを立ち上げて別枠でがっぽがっぽ、シースーつまみながら選手獲得みたいな流れを望んでいたわけです。
しかし頼みの綱だった計画がおじゃんになって、ある意味バブルが弾けたのかもしれない。(油田系は知らん)
そうなると、スーパースター獲得なんて夢のまた夢になるかもしれない。お金持ちとの間に格差が生まれ、順位もアレな感じになってますます苦難の時代を過ごすことになるのかもしれない。そんな切迫した状況の中、我々サポは夢を見ずに生きていけんのか!
今のこの状況は、そういう我々への問いかけの場だとも思っています。
言わずもガナ、わたくしは意識低い系ドM変態グーナーでありますので、全く構いません。
ノーダメージ。
波乱万丈ばっちこい!
むしろ情熱が止まらない!!
てかさ、その方が夢あんじゃん!
ずっと上目指せるんだから!!
というわけで、俺は今心底幸せです。
何故なら、
そこにアーセナルがあるから。
そしてこの血の通った謝罪文を見て、改めて、「まだアーセナルは生きている」を実感したのです。
謝罪はないとはいえ、他のクラブサポも同じ気持ちだと思う。
プレミアは死なない。
そしてまた明日生きるぞ!
というわけで、長々書いてきましたが、
皆さんもポカやらかしたら、健介式じゃなく、アーセナル式で謝ってみてはいかがでしょうか。
俺もなんか他のクラブのこと色々言っちゃって、さーせんした!
P.S.
なんやかんやこの決断を下してくれたことに感謝。
COYG
「R.I.P 欧州スーペルリーグ」というわけで、欧州スーパーリーグのご冥福をお祈りし、20時頃からエミレーツでRIP配信をやります。
コメント
特殊階級の人間が贈賄し、何かの大会を誘致する。国家ぐるみの反民主主義的行為なのだが、いまだまかり通っている。こうしたことを一気に潰せると思った。
人身売買の話しかしないサッカー界の問題も全て解決すると思った。しなければ潰れる。それでいいと思った。
結論を引き受け深く反省し、お詫び申し上げます。
板を汚したこと、お詫びします。
リバポはオーナーの謝罪動画がアップされました!
アラいいですねぇの波が何度も押し寄せ私の軽率な行動によりサポータサイドにご迷惑を掛けた事は紛れもない事実であります
今回は誠に申訳御座いませんでした
世界のヘイポー