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【必読】ベントナー男爵現役引退SP これまでのトンパチエピソード総まとめ!

ニクラス・ベントナー

現在オリンピックの偉い人「ぼったくり男爵」が世間を騒がせていますが、「俺たちの男爵!」と言えば、当然ベントナー男爵です。

これまで数々のトンパチエピソードで世間を煙に巻き、我々を魅了してくださった男爵にも、ついにその時が来てしまいました。

ベントナー男爵ご勇退…

この度、33歳という若さにして、現役選手にピリオドを打つことを決意されました。

というわけで、今回はアーセナルのカルトヒーロー、ベントナー男爵の思い出を、数々の偉業と共に振り返ってみたいと思います。

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ベントナー男爵の偉業の数々

ベントナー

アーセナルでは不動のセンターフォワードとして公式戦通算171試合に出場、47ゴール22アシストという金字塔を打ち立てた男爵。しかしピッチ外でも数々の偉業を達成していますので、エピソードを交え振り返ってみたいと思います。

ベントナーはエジルの生みの親

ベントナー男爵は、人一倍プレーにこだわるプロフェッショナルでした。

特にフットボール選手の命とも言えるスパイクには人一倍のこだわりを持ち、2008年には人類史上初となるショッキングピンクのスパイクを着用。地球全体に衝撃を与えました。

今でこそ猫も杓子もピンキースパイクみたいな風潮がありますが、当時としては実にショッキングな事件として扱われ(ピンクだけに)、まさに時代に風穴を開けた第一人者でありました。

もし男爵の存在がなければ、スーパースター・エジルは生まれなかったと言っても決して過言ではありません。

ちなみに男爵がピンクを着用した理由は「誰も履いてなくね?」。

とにかく記録と記憶を塗り替えるのが好きな選手でした。

ファンとクラブ思いの熱い漢

フットボリスタ ロシア ワールドカップ ベントナー

また、ああ見えて、ファン思いの熱い漢でもありました。

09-10シーズン、背番号を26から52に勝手に変更した際、間違って26番を購入したサポの交換費用の全額負担(約160万円)を高らかに宣言。

あの時52へのチェンジを名乗り出たサポは一人もいないと思いますが、その漢気に皆涙し、ひれ伏したのです。

少なくとも俺は買ってないけどひれ伏しました。

また一方でチーム思いの漢でもありました。

11-12サンダーランドにローン移籍した際、ニューカッスルの駐車場で車数台を襲撃。器物損害の疑いで逮捕されました。(当然すぐ釈放)

でも考えてもみてください。
現場はニューカッスルの駐車場です。

ニューカッスルと言えば、長年サンダーランドと骨肉相食むライバル。

つまりこれは、サポの代理として戦い、自ら逮捕されてくださったのです。まさに身代り神以外の何物でもありません。

サンダーランドサポは男爵に足を向けて寝ないでください。

世界最大のビッグクラブで大活躍

また皆さん全く記憶にないと思いますが、実はイタリアの名門ユヴェントスの白黒シャツにも袖を通しています。

ユーヴェといえば、あのロナウドも憧れた、言わずと知れた世界最大のビッグクラブ。

残念ながら袖を通しただけでしたが、アーセナルから格上のクラブにローン移籍、しかも9試合出場はとんでもない偉業だと思います。

「解雇されてみた」超一流のインフルエンサー

男爵はインフルエンサーとしても超一流でした。

ヴォルフスブルクでプレーした際、メインスポンサーであるフォルクスワーゲンのライバル社であるベンツの画像を次々SNSへ投稿し、それが元で解雇。

しかしこれは、「ライバル車をどれだけSNSにアップしたら解雇されるかやってみた」という、実に男爵らしい漢気チャレンジ。

はじめしゃちょーやDJ社長など、一流インフルエンサーに一切引けを取らない身体を張ったこのチャレンジには、海外インフルエンサーの魂(ダマシイ)を見たような気がしたものです。

ベントナー男爵「ピザゲート事件」の真実

食に並々ならこだわりをお持ちの男爵。そんな彼の大好物は安物のピザ。

そんな安物のピザをめぐり、世界中に問題提起をしたこともありました。

事の詳細はこうです。

2011年冬、極寒の中、地元コペンハーゲンで安物のピザで身体を温めようとしたところ、その店ではクレジットカードが使えず、「貴様、オレが誰か知らねーの?こんなクソみてえな店、まるっと店ごと買えっからマジで。タダにしろタダに」と店長に詰め寄ったところ、あえなくそれを拒否られ、結果、偶然店に居合わせた女の子が代わりに払ってくれたという心温まる事件。

一見すると横暴な男爵がダダをこねているように見えなくもありませんし、実際当時は男爵が一方的に叩かれていましたが、そう思った方は事の本質を全く理解していません。

全く違います。

まず皆さん、コペンハーゲンの12月をご存知でしょうか?

北欧に位置するコペハゲの冬は、立っているだけでも生き絶えそうな極寒です。そんな中、安物のピザは文字通りの救援物資。

しかしカードが使えないとピザが買えない。つまり、ピザ一枚買えないばかりに、死んでしまう人が出てしまうかもしれないのです。

それを憂いた男爵なりの問題提起、そしてこの怒りが社会を動かした、そういう事件なのです。

そういった事情も知らず「ベントナー店長恫喝してんのに男爵とかマジで草」とか言わないでいただきたい!

そしておそらくその後、その安物のピザ屋には政府の指導が入り、クレカ対応になったと信じたい!

男爵に全ベット!パンツで罰金10万ユーロ事件

男爵と言えばパンツ、パンツと言えば男爵と言われるほど、男爵とパンツには密接なつながりがあります。

それが一目でわかる画像がこちら。

ベントナー Paddy Power

これはUEFA EURO 2012のポルトガル戦でゴールを決めた後、パンツチラ見せパフォを披露した瞬間です。

ちなみにパンツに青々と刻印された「Paddy Power」とは、有名なブックメーカー(賭け屋)。

その後このパンツチラ見せ(企業ロゴ披露)がユーロの規約違反に引っかかり、W杯・欧州予選の1試合出場停止と、10万ユーロの罰金を受けた男爵ですが、

ぶっちゃけ、あのロナウド率いる優勝候補ポルトガル相手にゴールを決めなければパンツをチラ見せすることすら出来なかったわけですから、そのオファーを受けた男爵の自信と、そんな男爵の自信に全ベットした「Paddy Power」の圧倒的勝利なのです。

ユーロ覇者は男爵とパディパワー!これです。

ちなみに男爵は、今もパンツには並々ならぬこだわりをお持ちのようですのでご査収お願いします。

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前園容疑者とは一線を画すタクシー運転手フルボッコ事件

2018年11月、タクシー運転手をゾノ的な感じでフルボッコしたとして、逮捕されたこともありました。

しかし皆さん、これを真に受けてはいけません。

男爵は正当防衛を正式に主張しておられます。

酔った勢いで料金踏み倒した挙句一方的に運転手をボコった前園容疑者とは一線を画すものですので、誤解なきようお願いします。

あっという間に5000万!勝負師ベントナー

23歳の時、カジノで5000万をスッた男爵。その間わずか90分。

しかし持ち前の勝負強さで、その後負けを300万まで減らしました。

まさに、伸るか反るか…

今はわずかばかり当時を後悔しているそうですが、男爵の勝負師の一面を垣間見ることが出来るエピソードではないでしょうか。

「キング vs 男爵」ベントナーは半沢直樹だった!

時は遡り2005年、「ゴジラvsコング」が上映されるずっと前に「キングvs男爵」というマニア垂涎の争いが、アーセナルのピッチで繰り広げられていたのを皆さんご存知でしょうか。

それはまだ男爵が17歳、若かれし頃の出来事。

アーセナルでトライアウト中だったベントナーは、2タッチ限定のゲームでキングアンリの3タッチを目撃。

すぐさま「はい3タッチー!はいダメ〜」と叫んだところ、アンリは口に指を当て「シ〜…!」とジェスチャー。

若き頃から世界平和を訴え、弱きを助け強気を憎む、曲がったことが大嫌いだった男爵は、「ちょいちょいちょい、スターは特別なのか?」と平等を訴えたところ、アンリに「黙れ」と言われ衝突。「黙るのは貴様だぁ!!!」と半沢調で真っ向アンサー。

しかし練習後は二時間に渡る会談の末、アンリとハグをして別れたという男爵。この出来事は当然、絶対的正義を重んじるヴェンゲルの耳にも入っただろうし、十分アーセナル入団に値する半沢エピソードだったと思います。

またこれらの経験は、指導者を目指すという男爵のこの後のキャリアにも活かされることでしょう。

ベントナー男爵が男爵たる理由

ニクラス・ベントナー

さてここまで読んで、「さっきから男爵男爵って、一体全体何の男爵よ?」とお思いの方もいらっしゃると思います。

しかしこれには男爵が男爵と呼ばれる確固たる理由がございます。

それが Dailymail のこちらの記事。

非公式ながら、世間からは”男爵” と呼ばれてきた我らがニクラス・ベントナーだが、この度ついに真の男爵となった!

そう報じたのは、デンマークの一流雑誌「SE Og HOR」。記事によると、ベントナーは、自称ファンの方から、スコットランド・グレンコー・ウッドの土地0.1平方メートルプレゼントされ領主となったことから、この度晴れて”男爵”としての称号を得たとのこと。

「最初それを聞いたとき、彼は、ファンの気の利いたイタズラだと思っていました。しかしそれを確認したところ、それがマジモンだとわかり、私たちは手放しで喜んだんです。なんてったって、自然保護区の土地なのですもの!」と話すのは、ベントナーの代理人でもあるElisa Lykkeさん。

以前、ニックネーム問題の際には、

「ていうかー、俺男爵とか呼ばれてっとかマジわかんないんですけどー。面白の意味が超絶イミフじゃね?」

「はぁー!?え?俺の事ディスってるヤツいんの!?マジで!?それ超ヤバくね!でもマジあれっしょ?最近のハヤリっしょそれ?エイジヤングの?男爵とか超響きマジワッショイだもんねマジで?超よくない?」

と語っていた男爵だが、この度晴れて真の男爵の称号を得た事で、より一層、プレーの気品が上がりそうだ。ちなみに、ヴォルフスブルグと三年契約を結んだ男爵だが、今季はわずかワンゴール止まりとなっている。

つまり、スコットランド・グレンコー・ウッドという由緒正しいエリアの領主となったことから、この度晴れて”男爵”としての称号を得たということです。

ちなみにこれが土地の売買証明書。

ベントナー

書面にはしっかりと、

Lord Bendtner「ベントナー男爵」の文字。

0.1平方メートルの土地ってどれくらい?

ちなみに自称ファンの方から譲り受けた0.1平方メートルの土地ってどれくらい?と思い調べてみた所、

これくらいだそうです。(赤枠のとこ)

男爵と自称ファンの人、夢をありがとうございます。

さいごに

アーセナルには9年間在籍。しかしその間ローンもあり、なかなかピッチで見る機会の少ない男爵でしたが、ここまでブログを彩ってくれた人はいません!(キッパリ)

ベントナー男爵は、マジ俺にとってのスーパーヒーローでした。

この度選手を引退ということですが、

これは決して男爵を引退するわけではありません。

これから指導者を目指すとのことですが、こんだけの人生引きずっておられるんだもの、素晴らしい監督になるに決まっているよ。

ベントナ男爵、これまでありがとうございました。

そして引き続きよろしくお願いします!

Super Super Nick!

Super Super Nick!

Super Super Nick!

Super Nicklas Bendtner!!

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俺は未だジャングルの王者。

まだまだ男爵から目が離せない!

ちなみに、この写真(すっぱだかの男爵の金的にブラ置いてるだけのやつ)をメイン画像にしたかったんだけど、

Google先生から指導が入ったので断念することとします!!

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妄想記事を描いている猿

アーセナルのせいで日本に帰国できなくなった非国民、出家信者。「妄想8割・ガセ2割」をモットーにアーセナルのエア情報を垂れ流す意識低い系ブロガーとして、日本人グーナーのメディアリテラシー向上に貢献すべく、ほぼ毎日ブログを更新中。

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Arsenal (アーセナル) 猿のプレミアライフ

コメント

  1. Danish Dynamite since 1986 より:

    あのイタリア人監督、マルチェロ・リッピをして、
    「イブラヒモビッチを超える逸材」と言わしめたほど。

    デンマーク代表でも80試合で30ゴールと、デンマークの
    レジェンド、ヨンダール・トマソンの後継者として、
    (ちなみにトマソンはデンマーク代表で112試合出場
    52ゴール、このゴール記録はデンマーク代表最多ゴール
    タイであります。)その将来を期待されていた。
    キャリア終盤は活躍出来なかったが、色んな意味で、
    デンマークサポーターの心を引くプレーヤーであった。

    個人的には、いつの予選だかは失念したが、W杯予選の
    vsポルトガル戦で決めたゴール…左サイドからのクロスを
    DFと競り合ながら、ジャンプして胸でトラップし、
    着地したところで、ショートバウンドしたボールを
    左足ボレーでゴールに叩き込んだシーンが、衝撃的で
    今でも鮮明に覚えている。

    ベントナー男爵の引退は薄々感じていたので、特段ショックも
    なく、お疲れさまでしたと声をかけてあげたいくらいです。

    サルさんのサイトでも、温かい視点でベントナーを取り上げて
    頂き、感謝しております。
    どうもありがとうございました。

  2. グー より:

    2013−14シーズンのカーディフ戦だったかな、
    たぶん最後のゴール。

    0−0濃厚っぽい内容の試合だったのに、
    途中出場したベントナーが押し込んだやつ。
    怪我してそのまま出て行くところまで最高に興奮したわ。

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