俺たちの宮市君が日本に凱旋帰国です!
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宮市亮 日本に凱旋帰国!新天地に選んだクラブは…?
皆さん、Yahoo!ニュース等でご存知の方も多いと思いますが、
我らが宮市亮がジャパンに帰還します!!
【FW宮市亮 J1横浜Mに移籍へ】https://t.co/C3Y6lfKk2J
サッカー・ドイツ2部のザンクトパウリを退団した元日本代表FW宮市亮が今夏、J1横浜Mに移籍することが21日までに確実となった。メディカルチェックなどを経て、近く正式契約を結ぶとみられる。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 21, 2021
記事によると、ドイツ2部ザンクトパウリを退団した宮市君が新天地に日本を選んだとのこと。
移籍するクラブは、
池袋東口からアルシャビンでもダッシュで1分、グナの聖地・居酒屋バッカス店長推しでおなじみ、
横浜F・マリノス!
メディカルチェックなどを経て、近く正式契約を結ぶようです。
アーセナルの快速スター宮市亮
高校卒業とともに、ひとり海を渡った宮市君。
アーセナルではなかなか出場機会がありませんでしたが、ボルトン時代、チェルシー戦で魅せた例のアレは、今も鮮明に記憶に残っています。(みんなもそうだろ?)
そう、彼の武器はコレなのです。
でもいつしかその快速も鳴りを潜め…
当時を振り返るインタビューで、彼は語っています。
アーセナルに行って、自分の持ち味だったスピードが長所と思えなくなった。
今思えば、速いし、できていたんですけど。その当時は、全くまわりが見えていなかった。
まわりがうますぎて、自分なんて全然だめなんじゃないかと自信を失っていた。
エジルのパスがいい、あんなパスを出せたら、もう足なんて速くなくてもいい。もうエジルになろうかと思った時もありました。自分が見えなくなった。
隣の芝は青く見えるじゃないですけど、自分にないものを求めすぎて、自分を見失ってましたね、当時は。
これ、わかりすぎるくらいよくわかる。
でもしょーがないじゃない。つい先日までブレザー着てた18歳が、いきなりコロニーに放り込まれたらそらそうなるよ…
だって目の前にエジルとかロシツキーがいんのよ?萎縮しない人いたら、教えて欲しい…
特に海を隔てると、海外選手なんてさらに大きな存在に思えて、別次元の怪物に見えたりするはず。
そういう意味で、元々海外クラブのジュニアやアカデミーで育った選手は強い。いつもそばに大スターがいるわけだし、知らず知らずのうちにそういった環境に慣れている。
また外国人特有の「俺が一番上手い」と思える謎のメンタルの強さ、これも必要。ベントナーなんか、トライアルで一緒にプレーしたアンリにダメ出ししてたもんね。
「バカになれ!」ではなく、ある意味「ナチュラルなバカ」も時には必要ってわけです。もちろん「実力を伴わないバカ」は淘汰されるけれども。
(YouTubeで元WBA世界ミドル級王者・竹原慎二に、ドヤ顔で突っ込みフルボッコされるヤンキー崩れのように)
でもこれは謙虚が美徳とされる社会で育った我々日本人には、なかなか難しい世界だと思います。そういう意味では世界の本田さんは好例。逆にあれくらい図太いメンタルがないと海外のトップでタメを張れない。(フリーキックは譲った方がいいと思うけど)
誤解して欲しくないのは、誰でも彼でも本田さんになれと言っているわけではありません。吉田麻也や長友選手のような、日本人然とした大人な選手達もいます。いやむしろ本田さん以外みんなそう。
でもそれはキャリアを積み、自信を持っている選手だからこそあのような立ち振る舞いが出来るわけで、高校卒業したばっかの青少年にそれを求めるのは酷な話。
でもね、本人も言っていたけれど、「やろうと思えばやれた」んだよ。
あの爆速のトップスピードは、間違いなく誰にも真似できなかった。
しかし、いつしかその快速に、自らリミッターをかけてしまった…
そして宮市君はアーセナルを去って行きました。
そして彼はドイツ2部で、一回りもふた回りもデカくなっていました。
宮市君は語ります。
「プロとして大事なもの、こういうメンタリティーでいてはいけないんだというものを若くして感じられたことが、今に生きている。もう自分を確立しました。
リハビリの期間中、生きていく道はここしかないんだ、スピードを高めていくだけだと確認できた。
アーセナルの時は速いといっても、ただ、親からいただいた天性のものを発揮する、それだけ。それで怪我をした。
今は怪我をしない走り方、速く、力強く、自分の武器を感覚的ではなく、研ぎ澄ませて、考えられるようになった。自分の武器をさらに明確にできるようになりました」
当然未だ「スペ体質」なのは変わっていないかもしれない。
だからこそ、一瞬の輝きを逃しちゃいけない。
そう、あの一瞬の輝きを。
皆さん、是非足を運んで欲しい。
今しかないぞ、この瞬間は!
気づいた時には、目の前を通りすぎてる。
元アーセナル背番号31 宮市亮に幸多からんことを。
P.S.
「今、18歳だとして、アーセナルから話が来たら?」
という質問の応えが、
「行きます」
という即答だった宮市君。
俺も「宮市亮」で良かった。
コメント
ポステゴグルー氏が将来のアーセナル監督を目指し、そちらに向かってから一夜にしてボロチームになりました。球場スタッフにまで協力させ、挙句に完敗。前の方はたくさんいて、みな出場機会があり、仲良く頑張っていたのですが、それも壊すという事にもなりそう。勿論宮市の幸せは私も願いますが。エジルがワールドクラスを超えた存在であったことをはっきり言った事に人間性を感じます。