EURO2020グループリーグ最終節が俺のファイナルだったというお話です。
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EURO2020 デスすぎるグループF
欧州各地で熱戦が繰り広げられているEURO2020ですが、グループリーグ最終節にドラマがありました。
どう考えてもデスすぎる死の組 グループF。
メンバーは、フランス、ドイツ、ポルトガル、そしてハンガリー。
ご存知のように、
フランスは2018 ロシア・ワールドカップ優勝国。
ドイツも2014 ブラジル・ワールドカップ優勝国。
ロナウド率いるポルトガルも前回のEURO優勝国。
そしてハンガリーは…
ハンガリーは……
ま、とにかく、
今回は3位までが勝ち抜けという変則ルールにより(これつまんねーな)
死の組とはいえ、三強で決定!
という規定路線な感じでしたが、
いやぁやってくれたよね、ハンガリー。
初戦こそポルトガルに敗れたものの、優勝候補筆頭フランスに1-1ドローと予選勝ち抜けの可能性を残して迎えたグループリーグ最終節ドイツ戦。
それでも相手はこれまた優勝候補の一角ドイツ。さくっと負けんじゃね?という全世界の予想を覆す獅子奮迅の活躍で、最後の最後まで盛り上げてくれるとは……
最高だった!!
ロナウドハンドの謎
まずはA面の ポルトガル v フランス から。
ほぼほぼPKによるゴールという超絶拮抗試合により、無事2-2という痛み分けに終わったものの一つだけ気になったことが。
まずはその場面を見ていただきたいのですが、これはロナウドが相手のハンドをアピってる場面なんだけど、
後ろで手あげてる係員ぽい人誰???
審判でもプレスでもないよね???(プレスはブルー、黄色はスチュワードっぽいし)
誰ッ!?!?
アレかね?
コネでパスゲッツして中に潜り込んだポルトガルサポの人かね?????
(さすがにポルトガルのスタッフがあんなとこいちゃマズイいもんね?)
ご存知の方いらっさったらご教示ください!
グループリーグ最終節が俺のファイナルだった件
そんなわけで、フランスとポルトガルは表でヨロシクやってたわけですが、
激アツだったのが裏の「ドイツ v ハンガリー」ですよ、奥さん。
先制はドイツじゃありません。
ハンガリーが先制デス!
⏸️ HALF-TIME ⏸️
🇩🇪 Hummels hits bar, Ginter effort saved
🇭🇺 Ádám Szalai heads opener in rainy MunichPredict what will happen in the second half 👇#EURO2020
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) June 23, 2021
ラッキーゴールでもなんでもなく、サイドからのロングレンジのクロスに頭で魂のデスダイブ!
しかしその後ハフェルツの頭で追いつかれ、ハンガリー、グループリーグ4位に後退…
🇩🇪 Havertz levels for Germany… #EURO2020 pic.twitter.com/Aor2TwDxwV
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) June 23, 2021
だよなぁ…そらぁドイツだもの、一筋縄ではいかねぇよなぁ…
まぁ普通の一発屋なら、間違いなくここで心折れてる。
でもここからよ、真のダークホースの真骨頂は。
そのわずか2分後、魂の突貫男シェーファーが頭で飛び込みハンガリー大逆転!!
再びグループリーグ3位浮上!!!
あと10分我慢すればハンガリー予選突破ぁ!!!!
⏰ Under 10 minutes to go in Group F…
Who’s going through? 👀#EURO2020
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) June 23, 2021
しかし、残り6分、ゴレツカにミドルを決められてしまい…
結果ドイツ相手に2-2ドロー…
ハンガリー代表、
2016に続くベスト16入りの夢は絶たれてしまったのでした。。。
ことあるごとに言ってますが、ぶっちゃけ俺は、EUROとかあまり興味がない人間です。
正確には、興味が持てないと言った方が正しいかもしれない。
その理由は、アーセナル戦以外に、一切の感情移入が出来ないから身体になってしまったから。
自分は没頭型の人間です。
試合を観戦する上で「血湧き肉躍る」ような試合じゃないと、リアルにラリホーマが襲ってくるのです。(そういう意味では、四年に一度日本人として覚醒します)
でもね、こういう魂の試合はたぎる。
「小よく大を制す」を体現するような、弱者が強者に真っ向から立ち向かう、スクールウォーズ的ハイテンションマッチは全力で入り込めるのです。
だからこそ、
俺はまだまだハンガリーが観たかった。
最強で極上のダークホース
今回予選で華々しく散ったハンガリー代表ですが、代表選手は結構国内組で占められてるんですよね。
もちろん海外組もいますが、それでもドイツやクロアチア、トルコの中堅クラブがほとんど。ワールドクラスの選手なんて一人もいない。
そんなチームが優勝候補フランスと引き分け、全員10番のドイツ相手に堂々と乱打戦を展開する。
欧州は深い、深すぎるよ…
間違いなくハンガリーは、今大会最強で極上のダークホースでした。
これは誇って欲しい。
そして、プレミアのスタジアムにハンガリーの国旗が掲げられる日も、そう遠くない未来かもしれない。
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