サリバ3度目のローン移籍とデンベレの人種差別問題について思うところを。
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サリバ3度目のローン移籍 新天地は?
サリバについてオーステイン神のお告げです。
William Saliba situation isn’t great but all involved accept he needs full season of regular & ideally Euro football. Not realistic at Arsenal but should be on loan (Marseille his choice). How it goes for 20yo + #AFC likely to dictate future @TheAthleticUK https://t.co/RemZlyyb5J
— David Ornstein (@David_Ornstein) July 3, 2021
サリバは3度目のローンほぼ確。
2019年アーセナル入団後、サンテティエンヌ、ニースで武者修行を行ってきたサリバ。ダヴィド・ルイスの抜けた今夏こそ一軍合流と期待されていましたが、十分なチャンスを得られないと考えられており、3度目のローンが決まったようです。
新天地はフランスのマルセイユ。
マルセイユといえば、ピレス、マケレレ、ドログバ、そして中田浩二、酒井宏樹、長友も所属した名門中の名門です。
また港町ということもあり荒くれどもが集う街として有名で、客席にカンフーキックでお馴染みのカントナや、キングアンリのバスの席を奪う男ナスリなど、メイドインマルセイユの不良選手も多数輩出しています。
サリバ3度目のローンの理由
さて、サリバローンの謎ですが、どうやらベン・ホワイトがらみ。
即戦力であるホワイト移籍が近づいているのがその理由のようです。
サリバの契約は2024年まで残っており、アーセナルの長期プランの一部に入っていると見られていますが、とはいえ、これが3度目。
流石にこんな疑問も湧いてくるのもわかります。
アルテタさんはサリバを憎んでるかの如くローンに出すけどサリバの何がいけないんでしょうか?
能力的なことなのかそれとも別のことが原因?— マスチェ (@mascherano0) July 3, 2021
そうですよね。不思議ですよね。
でも、その理由、なんとなくわからいでもありません。(以下全て邪推)
これまで、このブログでも度々サリバの不適切行動について取り上げてきました。
移籍先のニースで監督のアルテタをディスったり、ドレッシングルームでの不適切動画が流出したりと様々な出来事がありました。
基本的にはアルテタディスがメインですが、表に出ているだけでも3回あるので、まぁ推して知るべしというか。
ゲンドゥージもマルセイユ入り!?
そんな中、もう一人の問題児KATSUMIことゲンドゥージも、サリバと揃ってマルセイユ入りする事が判明しました。
Mercato – OM : Excellente nouvelle pour Longoria dans le dossier Guendouzi ! https://t.co/IfX0sE4yY4 pic.twitter.com/Eq2Th8tVEO
— le10sport (@le10sport) July 4, 2021
こちらもローンで、£10m(約15億円)+買取条項ありとのこと。
サリバとKATSUMIとデンベレ人種差別問題
そんな中、実にタイムリーな話題ですが、デンベレ(グリーズマンも?)がホテルで日本人スタッフを人種差別していたとして一部炎上しています。
これは19年7月バルセロナの日本ツアーでの出来事。
ホテルの部屋でウイイレするためホテルスタッフを呼んだ際、デンベレが日本語を話すスタッフに対し、「ひっでぇツラ。恥ずかしくねぇの?コイツら何喋ってんの?w」などと語っていたというやつ。
以前フランス情勢に詳しいグーナーの方と、ゲンドゥージ、サリバ問題についてお話したところ、フランスでは選手に限らず、一部の若者の態度が問題になっているという話を聞いた事があります。
基本的に自己主張が強く個人主義のフランス人。これは国民性なのでリスペクトすべきところですが、ここに無知が加わるとタチが悪い。
自己主張とディス、そして冗談がごっちゃになって区別がつかない。おそらく今回のデンベレのこれも、その延長線上にあるのではないかと個人的には思っています。
全く悪気がない悪。
自分もロンドンに住んでいますが、度々アジア人ヘイト的な差別を受けます。公園を歩いていると黒人の集団に「ヘイヘイ!ニーハオ!」と爆笑しながら声をかけられたり、バス待ちをしていると、チャリで通り過ぎようとした中東系のガキが舞い戻ってきて、俺の一張羅のモンクレーのダウンジャケットを見て「お前なんでこんな服着てんの?アジア人のクセに」と言われたこともあります。
それで思うのは、差別する人はそういった教育を受けていないんじゃないか?ということ。
彼らの中のアジアは中国しかなくみんなつり目で貧乏人。ガチでそう思ってる節がある。だから、若干下に見ているところがあるし「ニーハオつってなんで悪いんだ?」ともなる。
そしてタチが悪いのが「下に見ている事を差別だと思わない」おそらくこれ。
デンベレの件も本人に「差別すんな!」と言ったところで「え、なんで?冗談っしょ?」くらいにしか思ってないんだろうなぁっていう。
デンベレの人種差別とサリバ、ゲンドゥージの件は天と地ほど事の重大性や重さが違うけれども、若気の至りでは済まされない、「無知」という部分でどこか繋がっているんじゃないかとも思うわけです。
ながなが書いてきましたが、ぶっちゃけ真実を知るのは督監のみ!
というわけで、もちろんサリバもゲンドゥージも単純にシステムに合わないとかプレーの質の問題かもしれません。
ですがその一方で、こういった可能性もあるかもねって事で今回は書いてみましたよっと。
参考までというか、邪推でしかないから意識高い系グーナー諸君は絶対信用しないように。
とにかく素質だけは世界トップクラスの二人。1日も早い更生を願ってやまない!!
その更生施設が世界屈指の悪道を輩出してきたマルセイユ。
もはや期待しかない!!
コメント
マルセイユは今OFFに積極的に補強してますね。
たぶんサリバは活躍したら(実績からしたらするだろうけど)買い取ってくれるかもしれないっすね
それよりもマーボ君
昨シーズン、ミスリンが今いるシュツットガルトで3バックの左で覚醒。
しかしまたもや一年間でシュツットにレンタル。彼の方が放出路線な気がします。
なんにしてもクラブにお金があるわけでもないのに、すこし残念っすね。
というわけでクロエンケには贖罪もかねてテタさんの好きな選手とる金出してほしいっす
デンべレの件はアネルカと一緒。彼のキャリアは多分これで終わりだが、とっくに終わっていたから表ざたになったともいえる。ブラックライブズマター運動の道は険しい。サリバにしても、そういう事かと思ってしまう。アーセナルはバルセロナとは違う。しかし、似た思考法の人が内部にいるのは事実。イアンライトはまずまず巧く切り抜けたと言えるかもしれない。しかしそれこそが、ネオフーリガンを生む原因となっている。ゲンドゥージを処分するという事は彼らに屈したという事。アルテタに限らず曲がったことを見逃し、権力を行使できる相手を痛めつける人間は多い。そしてそれが連鎖する。多くの人は自分が差別をしてることに気付いていない。
辻仁成がツイートで”デンベレ、アカンことに変わりはないんだけど、明確に誤訳された上に話を盛りすぎ”みたいな指摘されてますね
うんまあデンベレだし、盛られるよね(・ω・` 。)