「イングランド v イタリア」その時何が起こったか?イングランド敗戦から得た学びとは。
スポンサーリンク
「イングランド v イタリア」その時何が起こったか?
雨の中行われたEURO2020決勝戦 「イングランド v イタリア」。
55年ぶりの決勝進出ということもあり、イングランドの小学校にはこのような御触れが出回りました。
I love this approach. Let’s see sport as a vehicle to help young people learn about different aspects of culture, talk about Italian food, geography of the country, their history. Lean on aspects have are capturing our nation, harness it, embrace it. Sport can do that. pic.twitter.com/M11hsfkRqc
— Nick Levett (@nlevett) July 8, 2021
保護者各位
試合翌日の登校時間は、通常8:40のところ、10時半まででOKです。
イングランド55年ぶりの決勝戦。
国歌の意義やプライド、立ち直る力、そして、失望について子と語り合いましょう。
これは絶好の学びの機会なのです。
これについて俺は「失望フラグを入れるところが実にイングランドらしい」とトゥイッターには書いたのですが、
この後、盛大な俺の間違いを知る事になるのです。
さて55年ぶりの決勝戦、しかも地元ウェンブリー開催ということで、現場はもはや大惨事。
Wembley a las 14.12h.#ITA vs #ENG pic.twitter.com/7iFgX5fBkY
— 🎙 Ruben Martin (@rubenmartinweb) July 11, 2021
日本はオリンピック無観客の道を選んだようですが、ここ英国はコロちゃんとの「共存」を選びました。
変異種や今回のEUROもあり、ロックダウンで一旦落ち着いたかのように見えた妖精者数も爆上げで、未だ日に30,000人超え。
しかし、ワク効果もあってか、死者数が低推移を保っている為の英断。
ぶっちゃけ「ゼロコロナ」なんて絶対無理ゲー。
共存を選んだ大英帝国に幸あれ!
あ、でも一応、こー見えて、ワクチン2度摂取の証明か陰性証明は必要みたい。
つっても7万人の大集結。人のやつコピペしたり、偽造証明だったりというのは既にわかっており、
そもそも証明書すらない、チケを持たないヤカラもウェンブリーに大集結!
フェンスをなぎ倒し強行突破!
— Out Of Context Euros (@NoContextEPL) July 11, 2021
ウェンブリー陥落!!!
🚨🙄 | NEW: People swarm into Wembley with no ticket pic.twitter.com/J2m8SPFXOy
— News For All (@NewsForAllUK) July 11, 2021
さらに、入る隙なんてないはずなのに、入ってきちゃった。。。
そんな暴挙をスタジアム内で今か今かと待ち構える別のヤカラ。
🔴 SUIVI – #RoyaumeUni : Images de violence ce soir au stade mythique de #Wembley à #Londres. Un jeune adolescent reçoit un violent coup de poing par un homme adulte alors qu’un homme d’origine asiatique est frappé à plusieurs reprises à la tête par plusieurs personnes. #idiots pic.twitter.com/B33LPffU2K
— FranceNews24 (@FranceNews24) July 11, 2021
フーリガンが自主警備員に大変身。無断で入ってきた人間らをフルボッコ。
スタジアムではイングランドの応援歌、陽気な「Sweet Caroline♪」が鳴り響くその外側では、
「どっちが正義なんだよ!」っていう、どっちもどっちなヤカラ同士の争い「ゴジラ v キングギドラ」みたいな魔空空間が広がっていたのです。
そんなケイオスな中鳴り響いた、運命の魔笛。
開始2分、重馬場の得意なイングランドがあっという間の先制。
早速優勝!!
LIFT OFF🚀 pic.twitter.com/f82FU7Bngc
— Mirror Football (@MirrorFootball) July 11, 2021
と思われましたが、雨が上がり、イタリアも徐々に復活。後半67分ボヌッチのゴールで同点へ。
延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はもはや五分五分、運命のPK戦までもつれ込みました。
そして、イングランド、イタリア、双方二人づつ外し迎えたイングランドの5人目。
キッカーはアーセナル唯一の代表、19歳ブカヨ・サカ。
イタリアに一番恐れられていた男。
しかし、彼が右隅に放ったシュートは、ドンナルンマのスーパーセーブによって弾かれ、イングランド55年ぶりの優勝は、夢と潰えてしまったのでした。
試合前、小学校が送ってきた手紙の内容。
「国家の意義やプライド、立ち直る力、そして、失望について子と語り合いましょう」
ここに「失望フラグ」を入れるところが実にイングランドらしい。
冒頭こう書きました。
でもね、俺は間違っていました。
大の大人が、期せずして、最後のキッカーが唯一の10代選手、アーセナルのサカだったことで得た失望、そして学び。
その答えは、すべてこの評にあるような気がします。
Harry Kane – 5⃣
Mason Mount – 4⃣
Bukayo Saka – 🔟The player ratings are in…👇
— Sky Sports News (@SkySportsNews) July 11, 2021
ブカヨ・サカ 選手評価 10
チームをここまで導き、そしてこの世で想像しうる限りの、最大のプレッシャーの中、代表歴の浅い、未だ10代の若者がそこに立ったという事実を、我々は最大級の賛辞を持って認めなければならない。
そして我らがアーセナル。
Football can be so cruel.
But for your personality. For your character. For your bravery…
We’ll always be proud of you. And we can’t wait to have you back with us, @BukayoSaka87 ❤️ pic.twitter.com/a6fVTb0y1j
— Arsenal (@Arsenal) July 11, 2021
フットボールとは時に残酷なものだ。
しかし君の個性、人柄、そしてその勇気。
我々は常に君を誇りに思っている。
一緒に戦えることを待ちきれない。
おかえり
今回得た学び。
それは、
アーセナル最高ってこと。
一回りデカくなって帰ってくるビッグサカを見て哭け!
もはや今季が待ちきれない!!
COYG!!!
P.S.
「エミレーツであたたかく迎えてくれますか?」という心配をされている方がいますが、ノー問題!
あぁいうことをやってるのはどこぞの頭の逝かれたのフーリガンだけ。
フーリガンについてはこちら
各選手からサカへのメッセージが多数。
オーバ、ラカら在籍選手だけでなく、親方やジャックからも。是非読んで!
コメント