プレシーズン・スコットランド巡業第2戦レンジャーズ戦が、スコットランド第2の首都グラスゴーで行われました。
このレンジャーズ戦が超親善試合の理由と結果をお届けします。さらにスペシャルゲストとして、サンビ・ロコンガも参戦!
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レンジャーズ戦が超親善試合のワケ
この試合は同じグラスゴーをホームとするセルティック出身だったテスコボーイ、キーラン・ティアニーとの白熱のテスコダービー!となるはずでしたが、実際は互いをリスペクトし合う超親善試合となったのでした。
まずはこちら。
初戦のハイバーニアンに続き、
Solidarity.
🤝 @HibernianFC pic.twitter.com/Vi2ekpWqPX
— Arsenal (@Arsenal) July 13, 2021
レンジャーズも先日人種差別を受けたサカ支援を表明。
Respect.
🤝 @RangersFC pic.twitter.com/FKNpkuV1Jb
— Arsenal (@Arsenal) July 17, 2021
人種差別問題といえば、アーセナルとレンジャーズは切っても切れない関係なのです。
昨季のELで、元アーセナル所属だったレンジャーズのカマラが、スラヴィア・プラハの選手から人種差別を受けるという事件がありました。
Slavia Prague defender Ondrej Kudela has been banned for 10 matches by UEFA for “racist behaviour” towards Glen Kamara, while the Rangers midfielder has been banned for three.
— Sky Sports News (@SkySportsNews) April 14, 2021
その後そのプラハに真っ向から対峙したのが、ラカゼット率いるアーセナル。
お前ら立ってんじゃねーよ!!
ってことです。
これに対し、レンジャーズ監督のジェラードが感謝の意を表明するなど、すでに出来上がっていたのです。
🗣”I loved everything about the game.”
Rangers boss Steven Gerrard praised Arsenal’s action before their Europa League game against Slavia Prague pic.twitter.com/FowEdDxdJa
— Football Daily (@footballdaily) April 16, 2021
なによりもだ、
レンジャーズはテタさんの古巣!
⏪ The boss’ British adventure…
Back to where it all started 📸 pic.twitter.com/YVlyuAmKTZ
— Arsenal (@Arsenal) July 17, 2021
髪型だけじゃなく、何もブレてない!!!
レンジャーズ戦の試合結果は?
スタメンはこちら
🥊 In the red corner…
Our team to face @RangersFC 👇
— Arsenal (@Arsenal) July 17, 2021
バログン
オーバ スミス朗 ケンゴ
パーティ 西島
タヴァレス マリちゃん スーパーロブ セド
オコンクワ
タヴァレス早速、そしてバログン揃って先発!
さて、試合は開始早々バログンの頭でレンジャーズ先制だったわけですが、
自殺点だと思った人いるよね?
俺みたいに。
違います。ただの同じ名前の人でした。
しかしその10分後早速タヴァレス、頭を剃って覚醒したスーパーロブのロンパスからゲットゴール。
💬 “I’m good at shooting with my right foot.”
You can say that again, Nuno 😅 pic.twitter.com/kEllEYfXdz
— Arsenal (@Arsenal) July 17, 2021
これぞ超攻撃的SBの真骨頂。
タバちゃんの調査報告書では下記のように記載していたのですが、
黒人選手特有の伸びのあるドリブルでサイドからガンガン切り裂いていくタイプ。時折中に向かい上がっていくのもアンドレ・サントス感があって好感が持てます。
好感が持てます。
さて迎えた後半、本日の主役テスコ満を辞して降臨。
KT gets a warm reception 😅 pic.twitter.com/xEmzVMuVEg
— Arsenal (@Arsenal) July 17, 2021
テスコ、ヘイン、ベジェリン、チェンバース、ラカゼット、5枚替え。
さらに64分親方、ウィロック、ナイルズ、ネルソン、ウィリアン、エディが入り、全取っ替え完了。
しかし75分イッテン?って人に一点取られ逆転を許してしまいます。
このままだとハイバーニアンに続きスコットランド巡業大惨敗!というところで83分救世主エディ降臨。
ゴール前でインターセプト、さらに切り返しニアぶち抜き。
Anticipation. Composure. Accuracy.
❄️ @EddieNketiah9 pic.twitter.com/eAmBagl6y9
— Arsenal (@Arsenal) July 18, 2021
アーセナル土壇場で2-2同点、エディの個人技でスコットランド2連敗を免れたのでした。
エディの個人技、デビュー戦タバちゃんのゴラッソもさることながら、タバちゃんにロンパス蹴ったスーパーロブですよ。
出家しパワーアップ!
Onto the next ✊
🔜 @Florida_Cup pic.twitter.com/8zlo3gCWJr
— Arsenal (@Arsenal) July 17, 2021
そして、
20m以上のパスが得意というのは本当だった!
↓詳しくはこちらをご覧ください。アーセナルDFの比較表が載ってます。
アーセナル次はいよいよフロリダカップ、アメリカ巡業へ飛び立つわけですが、
タヴァレスに続き新たなスターが生まれるのか!
サンビ・ロコンガさんが、自分の発表を今か今かとPC前で待ち構えています。
現場からは以上です。
P.S.
テタさんが古巣へ長州調でコメントしていました。
Thanks for the game, @RangersFC 🤝 pic.twitter.com/EleOU6kUGE
— Arsenal (@Arsenal) July 17, 2021
ま、何も変わっちゃいないよな!あぁ。何も変わっちゃいない。あの時のまんまだ、うん。
ここはオレの好きなスタジアムの一つなんですよ。この空気感というか、スペシャルな空間というかな。オレの2年間を捧げた場所だしな、うん。
今回フルハウスで出来なかったのは残念というか心残りというか…選手にも、スタジアムが揺れる中で、あの熱量を体感してもらいたかったってのもあるし、まぁ、残念ですよ。
EUROはフルハウスでスコットランドは自粛。
改めて「スコットランドは別の国」ということを思い知らされた、アーセナルスコットランド巡業なのでした。
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