日本中が興奮のルツボとなった「ウッチー×冨安対談」を、ヤスコ先生ご協力を得て全書き起こし!
まさにグーナー必見の永久保存版!是非ご覧いただきたい!!
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まずは最新の「ウッチー×冨安対談」第二弾から!
冨安の英語力
ウッチー)英語はもうだいぶ勉強されてしゃべれるって、吉田麻也が言ってましたけど。ほんとですか?
冨安)いや!まだまだ全然だと思いますよ。まあでもベルギーにもいたんで、ベルギーんときも英語だったし、理解はできるって感じですね。
ウッチー)ボローニャの時はイタリア語でした?
冨安)ボローニャはイタリア語です。
ウッチー)へえ、ちゃんと勉強するんですねえ。すごいです。あのプレミアオフないじゃないですか。クリスマス。なんでだいぶ先になると思うんですけど、日本にもし帰って来れたらこの番組にちらっと出ていただきたいなと思っていまして。
冨安)あ、もちろん。
ウッチー)ちょっと軽く対戦をしてですね、僕と。勝ったら欲しいもの、もしくは会いたい人に会える権っていうのがありまして。
冨安)嵐さんが好きだったんで…
ウッチー)ええっ?!嵐かぁ…!
冨安)嵐さんのライブにずっと行きたいなと思ってたんですよ。でももう休止しちゃってるから…もう、内田さんとご飯で!
ウッチー)何このデキた答え!
冨安)ちょっとあの、放送できない話をしましょう。
ウッチー)放送できない話がいっちばん面白いからね。
必見!ウッチーとトミーのサイドバック談義
先週に引き続きアーセナル冨安健洋を迎えての「アツトカケル」。今月5日に23歳になった日本代表のセンターバックは、クラブでは右サイドバックと異なるポジションでプレイしています。
ウッチー)サイドバックとセンターバックはご自身ではどっちが向いてるというか、こっちのほうがいいなみたいな、ありますか?
冨安)向いてる…どっちでもいいんすけど、どこが1番向いてるかって言われたら、スリーバックの脇だと思いますね。右か左か。
ウッチー)それを言い出したら、それは適任ですよ。3バックでたぶん冨安くん、世界どこでも行けると思うなぁ。
冨安)いやいやいや、すごい持ち上げてくれるじゃないですか。(笑)
ウッチー)アーセナルでは言われてますか、右サイドバックの時こうして欲しいとか?
冨安)そうすね、まあ守備のところは4バックの右サイドバックとして、普通にプレーするというか、そんなに多くのことは言われないですけど、攻撃のときはやっぱり、中に絞ったりだとか、従来のサイドバックとしてプレーするだとか、あとは相手陣内に入ったらボランチみたいにプレーするとか、そういうのは毎試合、相手によって変わる感じがしますね。やることは。
ウッチー)へえ。決まりごとが結構あるんだなと思いますね。なんかその感じだと。僕自身はもう好きにやっていいよって言われてたタイプなんで。
冨安)ああ、そうなんですか?
ウッチー)うん。シャルケのときはもうボール1番、結構多く触ってたかなぁ。100、多いときは120くらい触ってたんだよね、ボールタッチ数としては。
とみ)ああ、多いですねそれは。
ウッチー)多い。だから何も言われずに、というかまあ、コイツわかってないな言葉と思われてたんだと思うんだけど。なんにも言われなかった。
「ベン・ホワイトからボールが来ない!」冨安本人がぶった切る
ウッチー)あのね、日本でちょっと話題になってたんだけど、ベン・ホワイトからボールが来ない、なんでアイツは冨安選手にボールを出さないんだってすごい話題になってたんだけど。
冨安)(出た!)(笑)
ウッチー)ボール来ないなって思ってました???
冨安)いやいやそれ、田中碧(あお)からも言われたんですけど、僕らん中では、彼はいい選手だって結論に至って。結局。っていうのも、センターバックからサイドバックへのパスってハメパスになることがあるじゃないですか。
ウッチー)はい。そうですね。
冨安)僕も実際センターバックやってて、サイドバックへのシンプルなパスっていうのは、1番最後の選択肢くらいなんですよね。サイドバックに出して入れ替われるような状況だったら出しますけど。
ウッチー)はいはいはい。
冨安)普通に、サイドバックがディフェンスの相手、サイドハーフの前にいる状況だったら、出したところではまっちゃうというか。もちろんサイドバックのタイプにもよりますし、そのサイドバックがより引いた位置で受けてくれるんだったら出して、またそっから角度があるから先があるんですけど、普通のパス、ただのハメパスをしない選手だよね。ただのいい選手だよねって言う結論で、僕と碧は終わったんす。
ウッチー)(笑)ふたりはね!なるほどね。そういうことかぁ…!
サイドバックの攻撃参加
ここで出てきたハメパスについては後ほど内田が詳しく解説します。そしてこのベン・ホワイトのプレーをきっかけに2人の話はさらにディープな世界へ。テーマはサイドバックの攻撃参加。
冨安)サイドハーフが1人で行けちゃうタイプとかだと、結構その難しいというか、行ったら行ったでスペース消しちゃう可能性もあるし、かといって行かないのも…僕パサーではないんで、使われる側の選手なので、僕のことだけを考えればもう行っちゃったほうがラクなんですよね。
でも、たとえばニコラ・ぺぺとかが前にいると(彼は)1人で行けちゃうから、後ろ残ってちょっとそのリスクマネジメントするみたいな感じ、そこの使い分けは結構考えながらやってる感じですね。チーム的にはこうなんだろうな、ゲーム組み立てられているか、アーセナルのサッカーの中でも結構重要なポジションなので、考慮できるならばいいなと思いますよね。サイドバックの。
ウッチー)そこはね、僕もちょっと悩んでいた時期はありましたね。サポートしないで1対1させてあげたほうが前の選手が生きるじゃないかなぁとか。とくにドリブラーの選手、失うことが多い選手って、僕も一緒に上がっちゃうと右サイドガラッガラなんで。
冨安)はいはい、そうですね。
ウッチー)そこら辺のバランスっていうのは確かに僕も気をつけてたかなぁ。それを今度ゲームを作るほうを覚えてくると、低い位置からでも攻撃に参加できるし、ノーリスクでチームにこうなんだろうな、ゲーム組み立てられるというか。
冨安)その「ゲームをつくる」っていうのは、結構アーセナルのサッカー中でも重要なポジションなので、この右サイドバックっていうのは。まあまあ両方できるようになればいいなと思いますけどね。
ウッチー)なんかサイドバックの悩みどころをわかってくれる人が僕は嬉しいです。
冨安)(笑)でもそのサイドバックについて色々聞きたかったんですけど、内田さんに。ビルドアップのときに何を考えているのか、とか。
ウッチー)来る前の準備である程度決まってくるし。立ち位置とか。最近ってすごいサイドバック高い位置いてもらえって言われることも多いし、そういう現在サッカーの流れね、あると思うんだけど、自分からこう、相手のプレッシャーをもらいに行ってる?高い位置に行くことによって。じゃなくて、センターバックと同じぐらいラインまで下がっていいから、ボールとりあえずもらって、相手が出てきたら前の選手とうまく使いながら。あとはフォワードを見れるようになってくると、縦に流れてくれたりとかっていうふうになってくるから。結局サイドバックって周りの動き出しがなければ本当ハマるポジションだから、すごい難しいですよね。
冨安)確かに。
ウッチー)という結論ですよ、僕は。
冨安)まあでもそこの、「周りが動いてくれない」ということは絶対にないんで、アーセナルだと。
ウッチー)そうそうそう。だからほんとに楽しいと思うんだよね。あそこの新境地というか。
冨安)最近そのサイドバックでボール受けて、「中を使う」ことの重要性っていうのをかなり感じてて、結局タテタテだったらきついじゃないですか。
ウッチー)そうですね。
冨安)なんで、ボランチだとか、一個奥のボランチだとか、あとはもうフォワードだとか、もう極端にいえば逆サイドへのパス、けっこう僕の中でそのリスクもあるし、怖いっちゃ怖いんですよね。
ウッチー)そうですね。
冨安)その、逆サイドのセンターバックとかに、開いてるのわかるけど、結構そことられたら一発いかれるし、そこの怖さとの戦いでもありますけどね。でもそこを使わないとはがれない、みたいな。
ウッチー)それを僕は、今アンダー18とか22の時のコーチとして言ってることなので、内田コーチが言ってることは間違ってないっていうことでいいですね?
冨安)(笑)はい!
ウッチー)今日は僕、楽しいです!とってもサイドバックの話ができて楽しいです。
冨安)サイドバック論で(笑)
「絶対に負けられない戦い」オマーン戦について
新境地を切り開きアーセナルで不敗神話を築いている冨安は、好調を維持したまま日本代表のアジア予選に挑みます。
ウッチー)(代表は)この前システムを433に変えましたけども、どうですか?何かこう後ろから見てて可能性というか、「まぁこれもありだな」みたいな感じはありますか?
冨安)んーそうですね。ボランチの選手が3枚入ることによってうまくボールが回ってる感じではありましたし、あと個人的にいえばその、田中蒼が入ったことによって、やっぱり彼はその1人でゲームを変えられるというか、彼がいるゲームとそうでないゲームとは試合内容が変わるというくらい、僕は彼のことを信頼しているんで、そういう意味ではやっぱ彼がいてくれるだけで楽になる感覚はありますね。
ウッチー)なるほど。結構大事なピースですねそれは。次の2試合、アウェー連続、この2試合はどう感じてますか?
冨安)まあ実際2勝2敗できてるんでここまで、まぁ6試合しかないすけど、全部取んないといけないぐらいだと思ってますし、まあやっぱりそのオマーンっていうのは、実際初戦負けてますし、他の試合でやってる姿を見ても結構力があるなって感じてるんで、そこはしっかり気を引き締めて準備しないといけないなと思ってます。
ウッチー)なんかこうやっぱり、日本、最終予選やっていく中で、日本のことを研究してきてるなというかそういうの感じますか?
冨安)まあもちろん研究されてるんでしょうけど、僕らも逆に相手のやり方を研究して対策をしますし、それっていうのはその現代サッカーでは当たり前のことなんで、研究されて対策されてきたとしても、そこを上回るか、やり方をゲームの中で変えて対処するかっていうところ、まあ日本代表に足りないところではあると思いますね。そこを感じて帰るっていうところが。
ウッチー)やっぱり最終予選って難しい?
冨安)僕はなんか、まだ感じてないですね。
ウッチー)うん。だってプレーいいもんね。
冨安)プレッシャーって意味では、アーセナルでやってるときの方が感じるので。正直。
ウッチー)それは間違いないです。
冨安)それも大きいですね。たぶん。
ウッチー)じゃあ最後に、アウエー2連戦ですけども、意気込みをお願いします。
冨安)気候とかも含めて難しい状況もあるかもしれないですけど、自分たちがやるべきことっていうのをしっかりと、やりきることを2試合、やることができれば必ず勝ち点6取れると思うので、準備のところから自分たちがやるべきことをしっかりやって勝ちたいなと思います。
ウッチー)日本のセンターバック、まあ吉田麻也。キャプテンとしてね、隣でやってると思いますけど、今後ね、日本のディフェンスリーダーは冨安選手がこう、担っていかなければいけないんだろうなと、声を大にして言われてますけど、そういう自負というか、責任感みたいなものはありますか。
冨安)……。まだないっすね。
ウッチー)あら。
冨安)周りがそういう風に言ってくださってるのわかるし、そうなっていかないといけないというのもわかりますけど、まずは自分のことに集中して、その段階というか。まだ余裕がないので、そこの余裕が出てくるようになれば、まあ周りのことも気にしてってなっていくのかなと思いますけども。
ウッチー)地に足がへばりついた素晴らしい選手ですね。いいんですよ、そんな。もう吉田は抜いておりますって言っていいんですよ。
冨安)(笑)いやいやそんな、吉田先輩リスペクトですから。
ウッチー)かわいいな〜〜〜〜こういうところは!
第二弾まとめ
ウッチーとトミーのサイドバック談義、テキストだけでも十分楽しい!こんなんずっと聴いていたい。
なんといっても「ホワイトパス出さない問題」を冨安本人自ら語るとか、これはヤバイ。
案の定「ハメパス」という結論に至ったわけですが、それを本人の口から語られたってのと、「ホワイトとはそういう決め事がなさげ」がハッキリとわかっただけでもこれは神回!
ちなみに「ホワイトの縦パスメイン戦術」については、リーズでの修行時代「ビエルサの薫陶受けてる説」もありますよね。「戦術的に無駄なことは一切するな!」っていう教えを忠実に遂行してるってやつ。
それとサイドバックの攻撃参加について。前に超攻撃型ウインガーぺぺがいるから後ろでリスクマネジメント!という答え合せが出来たのもこの対談ならでは。というか、みんな薄々わかっていたことが白日の下に晒されたことで、今後の試合をさらに楽しめるのではないでしょうか。「あぁ、冨安やってんなぁ…」つって。
いやぁほんと有意義な対談でしたこれは!
ところで、ウッチーが「クリスマスはプレミアにオフないじゃない?」みたいな話をしていましたが、マジこれは言っとかないと。
そうなのです。
プレミアはクリスマスすら存在しないブラックリーグなのです。
クリスマスの日は休んでも、翌26日試合っていう、てか、12月なんて3日一度試合がある地獄月。
来年はここにカタールのワールドカップがぶつかるってんだから、
さらなる生き地獄確定。
というわけで、この時期トミーは帰国困難者となりますのでよろしくお願いいたします。
それはさておき、ここに掲載した対談は第二弾。
第一弾がありますので、次のページに掲載しておきますね!むしろこの第一弾の方が必見系!!
というわけで、第一弾も振り返ってみましょう。
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コメント
ホワイトは「そもそも体の向きが左」ってのもあると思いますね
ベンはオバメヤンとティアニーに物凄いフィードをするけど、
ペペサカにはあんまり無いようなw