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「もう赤はいらない」アーセナルが純白のシャツをリリースした理由が愛

アーセナルから異例のシャツがリリースされました。

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アーセナルのティームカラーである赤を一切排除した純白のシャツ。

ここまでの路線変更は何か意味があるはず!

と思ったら、完全無欠のコンセプトがありました。

それがこちら。

昨年ロンドンでの十代による殺人事件が記録歴な数を更新したことを受け、アーセナルが発動したのが、

「No More Red」

これ以上衣服が赤く染まらないように

という啓蒙キャンペーン。

週末FAカップ、ノッティンガム・フォレスト戦で着用するようです。

普段赤いシャツを着用しているアーセナルが純白のシャツでプレーする。

これはなかなか出来そうで出来ないキャンペーンだし、これプレゼンした人天才だと思う。

試合を見た人々が「なになになに!?」ってなるのは間違いないわけで、そこでロンドンの現状みたいなものが世界中に拡散されていくという最高の策。

ちなみにこの動画の撮影場所となっているのが、エミレーツ脇にあるカウンシルフラットという高層マンション群です。高層マンションといっても、中身は日本でいう公営団地。

皆さん2017年火事のあった「グレンフェルタワー」を覚えていらっしゃいますでしょうか?

日本では「高層マンションで大火災」と報道されていたと思いますが、あの建物は日本人の思い描く高層マンションなどではなく、スプリンクラーさえも備え付けられていなかった、ただの縦に伸びた鉄の塊。

カウンシル

階級社会のイギリスにおいて、こういったカウンシルフラットはわりと底辺の人が居住するあまり治安のよくないとされている建物で、このエミレーツ脇のカウンシルにもギャングのスカウトが来たり、周辺は絶えず甘い匂いのする場所だったりします。

※甘い匂いというのは、いわゆるそういう系の草。

なぜそんなこと知ってるかというと、

ここ、俺ん家だから。

実際、上の階と下の階からは昼夜問わず怒鳴り声が聞こえてくるし、窓を開けてると甘い匂いが漂ってくるし、急いで窓を閉めても今度は換気扇の通気口を伝って、部屋中に甘い匂いが充満する、そんなおうち。

こーいうのも日常。

カウンシルフラット

カウンシルフラット

また、人がコロされた話は聞いたことはないけれど、最寄駅のフィンズベリーパークだったり、もうひとつの撮影場所となっていた、二つ先の通りにあるカウンシルフラットで、殺人事件の際に張り巡らされる黄色い規制線を見かけたことはあります。

でも住めば都なんですよね。

アーセナルが建ててくれた立派なピッチはあるし、

カウンシルフラット ピッチ

春にはね、桜も咲くんですよ。

カウンシルフラット 桜

そして、窓からはエミレーツ。

カウンシルフラット エミレーツスタジアム

でも、これはあくまで俺にとっての都。

今後どうなるかはわからない……

脱線しちゃったけど、

何が言いたいのかっていうと、

この白シャツめちゃめちゃ欲しいってこと!

アディダス ホワイト 純白 シャツ

でも残念ながら、今回のキャンペーンは営利目的じゃないのでこのシャツは非売品のようです。

No profit, 

No More Red

これ以上赤はいらない。

そう言い切れる、アーセナルラブ。

そしてアーセナルの身を切った啓蒙が、身を結ぶことを願って。

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妄想記事を描いている猿

アーセナルのせいで日本に帰国できなくなった非国民、出家信者。「妄想8割・ガセ2割」をモットーにアーセナルのエア情報を垂れ流す意識低い系ブロガーとして、日本人グーナーのメディアリテラシー向上に貢献すべく、ほぼ毎日ブログを更新中。

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Arsenal (アーセナル) 猿のプレミアライフ

コメント

  1. 匿名 より:

    非売品なんですね、残念。
    情報ありがとうございました。

  2. […] 「もう赤はいらない」アーセナルが純白のシャツをリリースした理由が愛アーセナルのティームカラーである赤を一切排除した純白のシャツについて。www.arsenal-monkey.com2022.01.08 […]

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