ノッティンガム・フォレスト 1-0 アーセナル
Sun Jan 9 – 17:10 The City Ground
スターティング: 現在絶賛執筆中!今季こそアップするぞ
ラカZ(C)
ガビー マーチン ビッグサカ
神童パティーノ ロコ
タバちゃん ロブ君(C) ベンホワ セド
レノ様
■ ゴール: Grabban (83)
■ 交代:
34 タバちゃん → テスコ
69 神童パティーノ → ラカZ
91 セド → 親方
■ レフェリー:
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猛反省!!
残念ながら、俺たちのFAカップは、まさかの初戦でノッティンガムの森に迷い込み壮絶爆死!!
という散々な結果となりました。
こんな大惨事の中、こんなクソブログを読んでくださってありがとうございます。
大感謝!!!
というわけで、さくっと振り返ってみます。
純白シャツの意味
まずは間違いなく世界的注目を受けたであろう、アーセナルが着用していた純白シャツについて。
これについてはこちらの記事をご覧いただきたいのですが、
ざっくり言うと「No More Red(赤はもういらない)十代の刺殺事件を無くそう」という啓蒙キャンペーンです。
昨年ロンドンでは、十代の刃物による殺傷事件の数が記録を更新し、悪化と一途を辿っています。地域密着を目指すアーセナルは、「これ以上衣服が赤く染まらないように」という意味を込めて、この試合純白のシャツを着用しました。
もちろん「誰が誰かわかんねーよ!!」と批判される方もいらっしゃるかもしれませんが、これはあなたが考えている以上に物凄く大きな意味があります。
胸に刻まれた大スポンサー、Fly Emiratesとadidasの名前が消える。
アーセナルのアイデンティティである「赤」をある意味否定する。
そして白はお隣ライバルクラブのカラー。
「でも、それ以上に大事なことがあるんだよ」というメッセージでもあるのです。
そしてなにより、これを全て了承したクラブとスポンサー様の男気よぁ…..
贔屓目に見ても、
アーセナル最高。
冨安不在の理由、先発に神童パティーノ降臨!
そしてこの日の先発。
📝 Here’s how we line up in the @EmiratesFACup…
◾️ Leno starts in goal
◾️ Lokonga x Patino in midfield
◾️ Nketiah leads the line— Arsenal (@Arsenal) January 9, 2022
神童パティーノついに先発!(おめでとう!)
ベンホワと2列目の3人は固定ですが、レノ、セド、ロブ、タヴァ、ロコ、エディとシティ戦から7枚替えという見事なターンオーバーを実現。
ただ、ジャカ、スミスロウ、冨安はベンチ入りしておらず。。。
ガビーも出ずっぱなので、スミスロウ行っときたかったのですが…
ところで、試合前エミレーツで行なった「FAの見どころを語るプレマッチライブ」で一番多かったのが「冨安は出ますか?」という質問だったのですが、冨安も残念ながら欠場。
この後13日はカラバオ準決リバプール戦、16日は待ちに待ったノーロンダービーも控えてるし、一番運動量のあるサイドバックのトミーは、休養ターンオーバーかと思われたのですが、なんと欠場理由は全く違いました。。。
⚠️ Granit Xhaka and Folarin Balogun miss today’s match after testing positive for Covid, while Emile Smith Rowe and Takehiro Tomiyasu are absent due to a tight groin and tight right calf respectively pic.twitter.com/te5BvmE77G
— Arsenal (@Arsenal) January 9, 2022
ジャカとバログンはコロちゃん妖精。
そして、スミスロウは股ぐら、冨安は右ふくらはぎの張り。。。
普通に身体的ダメージによる欠場。
大事をとってレベルならいいのですが、ノーロンに暗雲です。
またスミスロウではなく、最近ガビーが先発についても、テタさんが「スミスロウは完全な体調ではなく、実は練習もままならない」という話をしていて、これもちょっと心配。いや、すげぇ心配。
またパティーノ君先発の理由は、ジャカがコロッちゃったからのようで、
リバポー、ノーロン、やれんのか!
って話。
ことあるごとに言ってますが、「アーセナルのワンポジ全滅」ってのはもはや恒例行事。
先日は右SB全滅でベンホワがスクランブル、そして今度は中盤が殲滅の危機。SBはなんとかなったけど、中盤はマジでやばい。
ジャカが戻ってこなかったら、今季アーセナルは終わっテタ
という話は、口を酸っぱくなるくらいしていますが、今まさにそこにある危機!というわけです。
もー、コロちゃんのバカ!!
どこまでも深いノッティンガムの森
というわけで、若干不安の中行われたフォレスト戦ですが、フォレストの森って深いんですよね。
俺も17-18FAカップ3回戦、森のシティ・グラウンドに参戦したことがあるのですが、熱量がヤバかった。その時は4-2で敗退。
まぁでもさ、今のアーセナルは全ての歯車が噛み合って絶好調。もちろん一軍の話だけど、あの宇宙王者シティをあと一歩のところまで追い詰めたり、1.5軍でも古豪サンダランド相手に5-1で爆勝しているわけです。
あの勢いさえあれば森にやられるわけがないって話。
実際ロブ君とか激アツだったじゃんね?
あのホールディングが帰ってきた!と思ったもの。(髪型含め)
それとこんな酔っ払いみたいな人に負けるわけないじゃん!
のはずが、
いやぁ、森さんカテェカテェ。。。
カッチカチですよ、カッチカチ。
前半から全く前に運ばせてもらえない。
逆に強烈なカウンターを喰らい、防戦一方という有様。
カラバオと同じようなメンバーで何故!?という気がしなくもありませんが、見た目完全機能不全。
戦術ぼんやり層の俺が見ても、前と後ろが間延びしちゃって、血の巡りが悪いのが一目瞭然でした。
そんなケイオスの渦に巻き込まれるように、パティーノ君は行方不明に…
うちのモーちゃんも、見るに見かねてヘルプを買って出るなど。
もー、猫の手も借りたい!
そう思ったグーナーは山ほどいたんじゃないでしょうか。
これは先発組とサブ組の戦術理解度の違いなのかもしれませんが、
タヴァレスに至っては、謎にモチベZERO〜。
守備はエア、パスは受け損なうし、レノへのバックパスもゴールを狙ったようなライナー性で危うくゴールに入りかけるなど散々な出来。
どうしたタヴァちゃん!?
テスコ不在の時は「先発狙える!」とまで言われたあの男が、まるで別人のようなプレーの連続で、わずか34分で懲罰交代。。。
どんなドイヒーなプレーをした選手でも、前半での交代は前代未聞。マジで記憶ないかも。
どんだけ酷かったんだよ〜と思ったら、
こんだけでした。。。
Nuno Tavares v Nottingham Forest:
‣ 34 – Minutes played
‣ 9 – Times possession lost
‣ 65% – Passing accuracy
‣ 0 – Accurate crosses/long balls
‣ 1 – Clearance
‣ 3 – Interceptions
‣ 2 – Duels won#FACup | #AFC pic.twitter.com/UkxPHkNPuJ— Sporting Life Football & Infogol (@InfogolApp) January 9, 2022
ボールロスト 9回
パス成功率 65%
クロス、ロングパス 0
数字の説得力ヤバい。
ここまでだったとは…
前代未聞の交代劇は、「心ここに在らず」タバちゃんの前代未聞の無気力プレーが原因でした。
角力なら「無気力相撲」として追放されてもおかしくないくらいのやつ…何があったのか気になります。
しかも、タバちゃんが引き上げてくるときグローブをピッチに叩きつけたんですよね。悔しいのはわかるけど、これはテタさん嫌いなやつだからマジ気をつけたい。。。
ニルニルで前半終了。
ハーフタイム、テレビでは早速「タバレス特集」。
殺傷能力の高いロイキーンさんの毒舌が、タバちゃんを追撃。
後半に入ってもゴールの臭いの一切しないアーセナル。
逆に森が絶好調!深い森の住民たちの後押しを受け、ノリノリでゴールに襲い掛かります。
レノこの日2度目の神。
アーセナルもチャンスはあったんですよ、チャンスは。
しかしカラバオで絶好調だったエディが決めきれない。。。
全て枠外。
この日のエディはエディで、全く生気を感じられなかった。
もしかしたら水面下で移籍の話などが進んでいるのではないか?と邪推しちゃうくらい、タヴァレス同様心ここに在らず。
とにかくいつものように、どこかに電話出来るような状態ではなかったのは確か。
そして84分、勢いにまさった森の超絶カウンターを喰らい、
アーセナル壮絶爆死。
そらぁ、サポも乱入しちゃうよね。。。
そこから巻き返す気力は残っておらず、俺たちのFAカップは初戦3回戦で終了となりました。
でもシュート10本撃って枠内ZERO〜っていうんだから、
まごうことなき完敗デス。
さて、パティーノ君にとってはほろ苦先発デビューとなった森戦ですが、残念ながら、先発組とサブ組のギャップを実感せざるおえない試合となってしまいました。
また、ど真ん中を仕切る中盤の大切さを心から痛感。
そしてもちろん冨安の安心感と。。。
でもね、一番残念だったのは「勝ちてぇ!」っていう気持ちが全く見られなかったってことなんですよ。
それに関しては間違いなくノッティンガムが勝ってた。
とにかく、アフリカ組、さらにもしかしたらジャカまで不在の中、カラバオからのノーロンと連戦が続くわけで、
「All or Nothing」的にも今季の大きな山場となること間違いNothing!
つーわけで、まずはリバポーステハゲ戦。
そして俺は奇跡的にノーロン参戦出来ることなったんで、
逝ってくる。
ノッティンガムの森戦 関連動画
試合前、FAカップの見どころをちょっとだけ語ったプレマッチライブ
好き放題話したマッチレポ的なやつ
コメント
プロパガンダシャツ。選手に選択の権利はない。やる気が出ないのはむしろ健全。思想とシャツの強制はファシズム。真っ白というのも病的。チームとして非暴力を訴えるなら、ピッチで起きた事を告訴するなどするべき。選手を守ろうとしない事を、選手に誤魔化させている。選手ではなくアルテタが真っ白な服を着るべきだろう。
タバレスは脳をキャベツにするガスでも嗅がされたのか。全て監督の責任。45分は使うべきだった。傷をさらに広げた。ティアニーはえこひいきされている。本人もプレッシャーを感じている。…一定数のサポーターが負けても納得するマネージメントがされていない。タバレスにもしっかり指導すべきだった。練習要員としてのみ存在させたことが露になった。
ファシズムという言葉を持ち出すのはさすがに恐ろしい。その言葉の持つ政治的意味を考えるべき。しかしおおむねの意見は同意。サッカーというものは代理戦であり一部では意味では人々の不満のはけ口になっている。しかしもう片方では暴徒を生み出し暴力沙汰も生みだす。もし世界が平和だったらサッカーなどという競争、戦いのスポーツは存在しないだろう。そう言った意味であのシャツは争いというサッカーの本質自体を否定している。だから無気力になるのも当然だ。彼らは争いをよめるよう訴えたかったのだから。
とはいえFAカップよりも命の方が大切である。FAカップは来年もあるが失われた命は戻らない。その点ではこの取組み事態は素晴らしいし、そこにアーセナルというクラブの格も表れていると思う。
PS:猿さんはアーセナルの試合しかみてないのであれかもしれませんが、ちょい前から前半のうちに交代てのはありました。特にコロナで交代枠が5人になったときから。失点に絡みそうなプレイをしたり今日ちょっとおかいいみたいな選手を。