ウルヴス 0-1 アーセナル
Thu Feb 10 – 19:45 Molineux
スターティング: 現在絶賛執筆中!今季こそアップするぞ
ラカZ(C)
ガビー マーチン ビッグサカ
ジャカ パーティ
テスコ ガブちゃん ベンホワ セド
ラムちゃん
■ ゴール: ガブちゃん (25)
■ 交代:
68 マーチン → スミス朗
71 ビッグサカ → ロブ君
81 ラカZ → エディ
■ レフェリー: マイケル・オリバー師匠
スポンサーリンク
冨安はアブさんを見習うべき?
グーナーの皆さま、今度こそ、新年明けましておめでとうございます!!
「1月は1勝もせず、補強もしない」というアマプラの台本通り、波乱の幕開けを見事演じきり、ついに訪れた旧正月。
年明け初戦、あの魔窟モリニューで宿敵ウルヴス相手に、恒例の10人で戦い抜き、ワンニル(1-0)勝利とか…
アマプラもどーかしてるぜ!!!
というわけで、めでたいめでたい新年年明け第一弾、95分に凝縮された大河ドラマ、振り返ってまいりましょう!
スタメンはこちら。
📋 Introducing our starting XI…
🇬🇭 @ThomasPartey22 returns
🏴 @BukayoSaka87 starts
🇫🇷 @LacazetteAlex as captain #WOLARS pic.twitter.com/7kzimQG2z2— Arsenal (@Arsenal) February 10, 2022
YouTubeでのワイのスタメン予想通り、冨安なしで考えうる限りのベスメン!
この試合、キャプテンを襲名したラカZが、前線から背中で引っ張ります。
冨安に関しては、先週の段階でアルテタが「あと数週間かかる」という話をしていたので、冨安が「俺、逝けます!!」と言わない限りはセドだろうなという気はしていましたが、そうなりました。
事あるごとに言ってるけど、
冨安に関してだけは、
無理すんな!!
ほんと、アブさんの爪の垢を煎じて飲んで欲しいところ。100%の状態になるまでは絶対に戻ってこないでください。よろしくお願いします。
でもご安心ください!
俺たちにはセドがいる!!
ガブリエウのラブ注入で天を衝くガナタワー
とはいえ、そこは狼どもの棲み家、モリニュー・スタジアムってことで、初っ端からヒヤヒヤしながら観ていましたが、左からはガビーとテスコが果敢に仕掛け、右からはマーチンのパスに反応したサカの裏抜けやサカのヌルドリ、さらにはセドの絶妙なクロスと、両翼を最大限に活かした攻撃に、ゴールの匂わせっぷりは満点。
そして均衡を破ったのはアーセナル。25分、ガビーのコーナーでした。
ゴール前へのガビーのクロスが弾かれ、その浮き玉をベンホワが頭で再びゴール前へクロス。そこにキーパーと接触しながらもラカが気合一発左脚で飛び込み、コロコロと転がってきたのをガブちゃん押し込みアーセナル先制!
これには当然ラヴ注入!
楽しんごも抱きついてくるレェベル!!
そして久々建立、天にも届くガナタワー!!!
これは天を突くヒザ、ディーゼルノイもピッチ乱入してくるレベルの高さ!!
そらっそーよな!!!
2ポイントしか変わらない謎の強豪ウルヴズ相手に、
しかもこの魔窟、モリニューで先制したってんだから、
こーなるのは自明の理!
しかもなに?今日の主審のマイケル・オリバー、しっかりレイトタックル取ってくれたりとか、なんか信用出来そうじゃないのよ!!
クレイグ・ポーソンとは違って!
これは「ダヴィドの呪い」の呪縛から解放されるかもしれない!!
と思っていた矢先、ジャカとパーティが迂闊なイエローを揃ってゲッツ。。。
あれ?
これは嫌な流れですか?
というところで前半終了。
ボランチ二人揃って貰っちゃったら、なかなかフィジカルで逝けないし、ど真ん中の強度が弱くなっちゃうかもしんなくなくね…?という不安の中、手を合わせながら運命の後半KO。
案の定、監督柄本明の差し金で、見違えるように修正してきたウルヴス。
Bruno Lage blames “strange decisions” after “better team” Wolves beaten by Arsenalhttps://t.co/IXUZJ2NfAW pic.twitter.com/HCaYCpFAfw
— Mirror Football (@MirrorFootball) February 11, 2022
サイドからえぐるようにズバズバ来ます。
幸いなのはヒメネスって人が全て外してくれる事。これは助かった。
もしここにクラウチみたいな人がいたら…と考えるとガクブルで夜も眠れませんが、いないので大丈夫でした。
それと、トラオレがいないってのも俺の精神衛生上すこぶる良かった。
「ドログバのいないチェルシーみたいな感覚」って言えばわかっていただけるでしょうか?
前代未聞!?マルティネッリの合わせ一本負け
しかし、ここで前代未聞の出来事が起こります。
69分、ガビーがイエローを一気に二枚喰らい、わずか7秒で合わせ一本敗け!!
退場ッッッ!!
「え、一気にイエロー2枚??どゆこと!?」という言う方のためにざっくり説明すると、
まずガビーが自らのミスでボールがタッチラインを割ったため、相手ボールのスローインとなりました。
しかし、プレーを遅らせるため相手のスローインを邪魔をしたのですが、それに対し主審マイケル・オリバーは笛を吹かず流します。
何事もなかったようにプレーが続行したため、ガビーは自らのミスを埋めるため猛ダッシュでボールを追い、相手選手をプッシュしたところ、今度は笛を吹かれしっかりとイエローを一枚喰らってしまいます。
と思いきや、直前のスローインの妨害行為も罰則対象ということで、その場でもう一枚イエローを提示され光速一発レッドとなったのでした。
てか、これ見てもらった方が早い!
😱 INÉDIT
🔴 #Martinelli prend deux cartons jaunes sur la même action !
🤔 L’arbitre aurait-il dû revenir à la première faute avec un seul carton jaune ?#PremierLeague pic.twitter.com/GounWpgSvO
— Canal Football Club (@CanalFootClub) February 10, 2022
これに関しては賛否ありますが、主審目線でいえば、スローインで吹かなかったのはアドバンテージを与えて流しただけなので、当然といえば当然だし、選手目線でいえば、スローインで吹かれなかったから逝ったわけだし、両方に正義が存在します。
ですが、ピッチ上の出来事は全て主審が絶対正義というわけで、ガビーの合わせ一本負けは仕方のないジャスティス。(厳密のルールは知らんけど、そーいうもん。ルールなんてあってないようなもんだし、存在するとすれば主審の心の中だけ!)
そんなことより、俺の短いアーセナル人生で、いやフットボール人生でこの経験は初めてだったので、めちゃめちゃ貴重なものを見たと俺大興奮。(確かアルテタも「長いフットボール人生で初めてみた」みたいなこと言っテタ!)
とにかく、マイケル・オリバー先生が赤紙をかざした時の、微塵も揺るぎない自信に満ち溢れたその姿には、
スローイン注意1!
プッシング注意1!!
合わせて一本!!!
という極真・磯部清次師範の快活で清々しい姿がダブって見え、空手ファンにとっては最高の瞬間だったのではないでしょうか?だよね??
というわけで、
そっからは、
残り25分耐えるだけの簡単なお仕事スターツDEATH。
そもそも11人で凌ぐのも必死こいてやってたのに、それを10人でやるわけだから、そらぁもう、ただ事じゃないですよ。
でも、やるんだよ。
テタさんの意思決定はマッハでした。光速でサカを下げ裏スーパーサブのロブ君投入、5バックで肉のカーテンを形成し、穴熊籠城作戦決行。
そっからはもう、当然ウルヴスのシュー練体制。
ありとあらゆる角度から、叩き込まれては弾き、叩き込まれては弾きを繰り返すという、まるでリプレイを見ているかのようなデジャブ。
さらに、1分がまるで10分にも感じるという人体の不思議を実感しながら、ただひたすら手を合わせ息を飲む修行。
ただ、どこかで、
アーセナルを舐めてもらっちゃ困る。
という、謎の自信があったのも事実。
なぜなら、
この際、ハッキリ言っとおこうではないか。
アーセナルは10人のスペシャリストであると。
今年に入ってレッド何枚目だと思ってんのよ??
6試合で4枚目だぜ、4枚目!
なんかすげー出てんだから!
そらぁ10人になった時の戦い方は世界中のどこよりもわかってるし、これでシティとかリバポー相手にフルボッコされず戦い抜いてんだからさ、
そらぁ舐めてもらっちゃ困るよ。
むしろ、俺たちの本番は10人になってから!!(どん!)
途中カウンター一発、ラカキメちゃいなよ!ってのがあったけど、
これを決めないってのもまた、ジェットコースターみたいなドキドキを誘発してくれたってのもあるし、
ラカに替わって入ったエディも、アディショナル残り1分、キープして時間稼ぎすればいいものを、あえて相手ボール渡してコーナーキックまで与えちゃうっていう、攻撃陣による台本通りの演出も好感しかなかった。
そしてなにより、
俺たちには神がいる!
カムン、ラムズデェル!!(蝶野調)
っつーわけで、ラスト25分、四方八方から鉄パイプとかでフルボッコされながらも、守護神ラムズデールの神セーブ連発と、50人フルボッコを乗り切った朝倉未来ばりの肉のカーテンで耐えに耐えまくったアーセナルが、
ワンニルという壁を凌ぎきり、
見事優勝デス!!(いえい)
ってのをTwitterに投稿してたんだけど、
この「優勝」って表現は、まるっきり間違っていなかったみたいで、
この冬アーセナルに来るみたいな話のあったウルヴスのすごい人、ルヴェン・ネヴィスさんも手放しでこんなコメンツを残しておられっから読んで読んで!
Ruben Neves takes a dig at Arsenal’s post-match celebrations following their 1-0 win at Wolves 😬 pic.twitter.com/bSjaFoeUfI
— Football on BT Sport (@btsportfootball) February 10, 2022
「アーセナルの試合後のセレブレーション見て、俺たちもついにこのレベルまで到達したってことを実感した。
てか、ここ10年あんな大はしゃぎしてるアーセナル見た事ねーぞ。まるで優勝したみたいだな!」
そーなんす!
俺達は10人で優勝したんす!!
YOUもこっち来ちゃいなよ!!!
でもさ、ひとつだけ言っとくけど、
「1-0」なんてスコアは「Boring Boring Arsenal」っていうチャントがあるように、古き良きアーセナルを表す退屈な試合の象徴だったわけです。
誤解を恐れずに言えば、1-0の膠着試合なんてガイ・メッツァー的な、しょっぱい試合だったわけ。
でも、この試合をみていただければお分かりのように、このスコアで、ここまで全てが詰め込まれた、ヒリヒリするような90分見た事ありますか!?いやないね!!
ガブ先制でラブ注入から、ジャカとパーティが迂闊なイエロー喰らって終始ドキドキしてたら、ガビー謎の合わせ一本敗けで退場!
しかしそこからラム神、そして普段はベンチをあっためてるセドロブの二人が覚醒し優勝!とか、
アマプラもいい加減にしろマジで!!
と言いたい俺は!!(にやにや)
そしてこれポゼッション6-4とか言ってっけど、
後半なんて10-0だかんね、10-0!
にも関わらず、
こんなしょっぱい「1-0」ってスコアを、
ここまで激アツ演出できるクラブはアーセナルだけだし、
こんな無茶ぶりに受身とれんのも
アーセナルだけだかんな!!!!!
アマプラの人、図に乗って他でやっちゃダメだぞマジで!
神々の戯び
試合後は当然最高の雰囲気でしたよね。
アウェイスタンドにシャツを投げ込んだ後、しっかりとホームサポを煽っちゃう守護神ラムズデール。
Aaron Ramsdale throws his shirt into the crowd and celebrates in front of the away (and home) fans. #AFC pic.twitter.com/67qJxn2oTr
— Chris Wheatley (@ChrisWheatley_) February 10, 2022
これぞ神々の戯び。
そしてリリーフエースのロブ君も、きっちり仕事を成し遂げました。
A big performance when we needed it most…
⏱ 19 minutes
💪 9 clearances
👏 3/3 duels won
⛔ 1 shot blockedKeep it up, @RobHolding95 ✊ pic.twitter.com/j2TgWAqTMA
— Arsenal (@Arsenal) February 11, 2022
わずか19分出場で9つのクリアー、3つのデュエル勝利、1つのシュートブロック。
そして冨安の代役として出場したセドも、
Very happy with the away win and the clean sheet. Huge thanks to our travelling fans for the support! 🔴⚔️💪🏻#Arsenal #COYG #Win #Gunners #Team pic.twitter.com/vgY23DdsF6
— Cédric Soares (@OficialCedric) February 10, 2022
代役以上の仕事を果たしたと思うぞ俺は!
というわけで、「たかがワンニル、されどワンニル」を制したアーセナルはこーなりました!
定位置の4位まであと一歩!!
てか、3位チェルシーの背中も見えてきてんじゃね???
まだチェルとの直接対決も残ってるから、これはワンちゃんあんぞ!?
というわけで、無事アーセナルの年も開けたので、残り16試合全力で楽しみたいと思います!
ただ最後にひとつだけ!
今回優勝はしましたが、
さすがはモリニュー「ダヴィドの呪い」の呪縛からは解放されず…!
さっきはマイケルオリバー信用できるとか言ったけど、
嘘!
前言撤回!!
全く信用できないッッッ!!!
ダメだ、アイツも暗黒面に堕ちたな。。。
つーわけで、気を取り直して、
2週間後、またウルヴス戦なので、
ガビーには大暴れしてもらいたいと思います!(いい意味で)
そして最後に大予言。
そのうちアーセナルスタンドにこんなステキなチャントが鳴り響く、はず!!
Arsenal get Red Card everywhere we go♪
ウルヴス戦マッチレポ!
何こんなに話すことあんだ!?ってくらい謎にしゃべりました。
コメント
マルテネッリはしっかり二人の人間をマークし、レッドを受けた。レフリーのジャッジ以前に彼のメッセージをチームは読み解くべきだろう。
気付いたことを一つ言えば、このチームに富安は必要という事。ガブリエルは悩んだ末3人分やる決意をし、実際何人分の仕事をしたか解らないぐらいだが、前線の若い選手が触発され華麗にゴールを奪い捲るというところまではいかなかった。
多様な価値観を受け入れるチームにおいて、ラカゼットの次は富安。そのつもりで頑張って頂きたい。ノーマルにガブリエルでも勿論構わないと思ってはいる。アンリとヴィエラのような関係になればいい。