サポ激震の衝撃ニュースが飛び込んできました。
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アーセナル公式からサポ激震の衝撃ニュースが発表されました。
来季のアーセナルのシーズンチケッツの値段が4%上昇するというニュース。
ただでさえ「世界一高ぇ!」と評判のアーセナルのチケ。
「CL獲ってから言え!!(寝言は寝てから言え調)」というお叱りの声が各所から聞こえてきそうですが、今回はどれくらいアップするのか、何故アップするのか、現在の値段と比較しながら、俺なりに検証してみたいと思います。
エミレーツどれくらい値段がアップするの?
まずはどんくらい値段がアップするのか、公式の表を見てみましょう。
( Arsenal.com )
まず前提として、エミレーツスタジアムは、1階(ローワー)スタンド、2階(アッパー)スタンド、メインスタンド、ゴール裏、さらには対戦相手によっても値段が変わるのでこの値段はあくまで平均ベースです。
例えば今季の座席別の値段はこちら。
( Arsenal.com )
このように、エミレーツは2階席の方が高い値段設定となっており、カテAと呼ばれるノーロンやユナイテッド戦などの黙ってても売れるビッグマッチは、2階の最高額が95.5 (約14,000円)、1階の最高額が70.5 (約10,000円)。
※2022年2月のレート1ポンドざっくり150円換算
逆にカテCと呼ばれる、あまり客入りのよくない下位クラブが相手の場合は、2階最高額が38.5(約5,800円)、1階最高額も28.5(約4,300円)とジャパネットもびっくりのディスカウント価格となっています。
このような形で、エミレーツは帳尻を合わせています。
ちなみに「2階席の方が高い」というのは観るプロが多数存在する、実にイングランドならではの設定。
確かに2階は試合展開が手にとるようにわかるし、誰がサボってるかも丸わかり。
戦術オタの人は絶対アッパー!
またCLやELなどの欧州の大会がある場合その分の試合もシーチケに含まれるので、欧州があるかないかでも大きく値段が変動します(ちなみにCLの場合はいっちゃん値段の高いカテゴリーA)。
それを踏まえ、もういちど来季の値上げ率を見てみましょう。
これまでの値段にCLが含まれた場合、平均1,219、ELあれば1,095、なんもなければ1,010(現在のレートで18万〜15万くらい)だったわけですが、これが4%値上げで平均45ポンドほど値上げ(現在のレートで6,750円)されるというわけです。
当然、
4%?一昔前の消費税分くらい余裕じゃね?
と思われる方もいらっしゃると思いますが、ただでさえ宇宙一高いシーチケ代を払っているサポです。
終末感漂うこのご時世、タイトル獲ってるならまだしも、なんの土産もなしに値上げするとか、
ざけんな!!!
となるのが正常な思考であると思われます。
ちなみに平民の値上げは45ポンドくらいですが、上級国民の社交場でもある天井席(クラブレベル)は200ポンド(30,000円くらい)くらい上がるみたいです。
この人たちは文句はないと思われます。
年間3,500ポンド(500,000円)払える人なんだから、余裕余裕。
何故値上げなのか?
しかし何故ここで値上げなのか?
そのヒントも時間差で発表されていました。
アーセナル大赤字のニュース。
( Arsenal.com )
20-21シーズンの決算発表によると、税引き後107.3mポンド(現在のレートで約164億円)という大赤字。
利益は39.5mポンド(約60億円)と前年度の37.1mに比べ2.4m(4億円)ほど出ているようですが、コロちゃんによる影響は大きく、85mポンド(130億円)の損失。
特に無観客が響き、75mポンド(約114億円)を失ってしまったようです。
あとは選手の投げ売りにより、 19-20年£60mだったものが、20-21はわずか£11.8m。
とにかく大赤字ってことで、
そのひずみがサポに向けられたのではないか?
というのが大方の見方ですが、、、
なら仕方ない。
楽しみに待ちたいと思います。
コメント
来季ロシア勢がUEFAから追放なら実際6位くらいでもCL復帰はありそうですね。