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「ジャカとの和解」キャプテンを投げ捨てたジャカのこれまでとこれから

レジェンドたちの見守る天覧試合ユナイテッド戦にて、ジャカ砲で勝負を決めたグラニト・ジャカについてアルテタが長州調で語っていました。
( Arsenal.com )

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アルテタインタビュー「ジャカの和解について」

ジャカとサポーターの和解について

まぁ、グラニトは十分それに値する奴でもあるわけだから、あぁ。俺もまぁ、夢見ていたことというか。良かったですよね、うん。

まぁ、ファンもあんたも、グラニトと5分、10分、いや2分話せば、まぁアイツのプロフェッショナルな姿勢であったり、団体への愛というか、アーセナルラブみたいなものが一撃でわかると思いますよ、うん。すっと入ってくるよ、それは。

まぁアイツ自身、ああいうことをしたわけだし、
(サポからのブーイングにキャプテンマークを叩きつけたジャカ)

自分の気持ちを全てさらけ出してインタビューに答えるっていうのも、ひとつのけじめだよな。
ジャカが思いの丈を吐露したインタビュー(英語)は別記事で書く

見ての通り、アイツ自身覚悟決めて戦ってるし、(ファンのサポートも)感じてるはずですよ。もちろん愛されてるってのもわかってると思うし、うん。そんな中で身体を張って、献身的な姿を見せてくれるってのは殊更…うん。それが一番重要だってことはアイツが一番よくわかってることだから。

ジャカがチームの主軸なのか?

まぁ、どうだろうな…オレたちが目指してるのはバランスだから、あぁ。全てにおいてのバランスで。特に、癖の強いやつだったりタレントも揃ってるし、そこに生え抜きのヤングライオンもいて、そういう中で、グラニトってのは間違いなくど真ん中だよな、あぁ。ど真ん中の選手で、うん。まぁ、裏キャプテンみたいなもんだと思ってますよ、俺は。俺はね。

ジャカが「精神的に強くなる必要がある」というコメントを残していますが

まぁそうだろうな。ただ、それはまぁ言葉では分かってても、一朝一夕にはいかないというか、うん。勝ってりゃいいですよ。ただまぁ、水曜日にああいう試合(アウェイのチェルシー戦)があって、正直ぶっ倒れてる人間もいたわけだし。

3連敗した後にスタンフォード・ブリッジってのはヘル(HELL)というか、そりゃ肉体的にも精神的にも疲労困憊しますよ、あぁ。ぶっ倒れる谷津も出てくるよ。そこから2日で、しかも12時半っていう全く時間のない中でこのデカイことをやり遂げたわけだから。相手があのユナイテッドですよ?でもそれもまぁ、あってしかるべきの結果だよな、あぁ。

よし、腰あげるぞ!

ジャカとサポの和解とは?

ジャカとサポの間に何があったのか?事の経緯を知らない方にざっくり。

2019年10月27日エミレーツで行われたクリスタル・パレス戦での一幕。後半61分、途中交代を告げられたジャカにブーイングが起きました。

その場にいた俺個人の感想としては、「プレーで精彩を欠いたジャカをディスる」というよりは、点数で負けているのにすぐにピッチを出ないジャカに対し「いやいやいや、何やってんの!お前キャプテンだろ!!早く交代して点取り行こうぜ!!」的なブーイングだと感じています。

しかしそれを受けたジャカはキャプテンマークをピッチに投げ捨て、「F@CK OFF」と叫びながらグラウンドを後に。そこからエメリの手によってキャプテンマークを剥奪され(俺はジャカ自ら「俺はこれ以上巻けない」と断ったと推測)、1月退団移籍の方向で話は進んでいました。

しかし2019年12月、エメリ解任を受け監督に就任したアルテタが「お前は必要な人材だ」とジャカを真正面から説得。荷物もまとめ、パスポートを持って飛び立つ寸前だったというジャカは残留を決意したのです。

ジャカがキャプテンマークを投げつけた伏線はありました。彼はこのようなコメントを残しています。

自分の交代の際に起きたあの出来事は、正直深く俺の胸を切り裂いた。俺はクラブを愛しているし、常に100%捧げるつもりでピッチに立っているからだ。

だがファンに理解されないという気持ち、そしてこの数週間、数ヶ月に渡り繰り返される試合でのヤジやSNSでの誹謗中傷に正直心身ともに限界だった。例を挙げれば「お前の脚折ったろか」や「嫁を殺す」、そして「お前の娘がガンになればいいのに」など数え上げればきりがない。そんな積み重ねがあの日沸点に達し、あのような軽率な行動をするに至ってしまった。

故にクラブやチーム、そして俺を純粋に応援してくれている人間をも軽視することになってしまった。正直そういう意図はなかったが、もしそう感じさせてしまったとしたら、正直スマンと思っている。

これは「俺ことはいいが家族のことは違うだろ!」っていう、ガーシーに通づるやつ。

ジャカのとった行動は軽率であったことは間違いありませんが、このような経緯があったことだけは覚えておいて欲しいのです。

そしてSNSによる被害はジャカだけではありません。ムスタフィも誹謗中傷から一気に調子を落としスタメンを外れた一人。個人的にフットボールは、フィジカルだけでなく、メンタルも相当なウェイトを占めるスポーツだと思っています。そんな選手が病んでしまったら、プレーなんてまともに出来るはずがないって話で。

そういった経緯から、サポーターとの間にずっと潜み続けたわだかまり。

しかしジャカは再び俺たちのもとへ帰ってきた。

不屈の闘志と愛を持って。

その結実こそがこのジャカ砲なのです。

そしてゴール後のパフォーマンス…

チェルシー戦勝利の後、ジャカはこう語っています。

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最高の勝利だ…だが俺たちにはまだヤルべきことが残ってる。

また明日から練習再開だ!

俺たちには裏キャプテン、ジャカがいる。

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妄想記事を描いている猿

アーセナルのせいで日本に帰国できなくなった非国民、出家信者。「妄想8割・ガセ2割」をモットーにアーセナルのエア情報を垂れ流す意識低い系ブロガーとして、日本人グーナーのメディアリテラシー向上に貢献すべく、ほぼ毎日ブログを更新中。

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Arsenal (アーセナル) 猿のプレミアライフ

コメント

  1. かぬ より:

    あのブーイング事件は、スタジアムに居た猿さんは雰囲気をよく理解されてると思います。
    しかし、あの後もアーセナルが負けてたり、引き分けだが勝点3が絶対に必要な場面でも、ラカゼットやゲンドゥージあたりがチンタラ歩いていても全くブーイングが聞こえてこなかった。
    やはりあの時、ファンのジャカへの理不尽な憎悪は確かに感じられて、それは許されないことだったと思います。

    批判問題が取り沙汰された後もムスタフィへ同じことを繰り返して、悲しいことにサポーターの愚かな面をまざまざと見せられました。

  2. 343 より:

    色々騒々しい。まずスコールズ氏。恥というのなら、マンU関連の度重なる暴力犯罪。其れについて言及し、何とか止めようともしないスコールズ氏自身。私個人はマグワイア氏と共に両軍混ざって円陣を組んでも良いと思った。
    次にラムズデール。喜び方が少々オーバーだったというご批判は享受しよう。しかし代表がどうとかいうのはいかがか。アーセナルは皆それをおくびにも出さず頑張っている。又、読みが逆だったという指摘は間違い。キーパーというものは絶体絶命の時、ポジショニングなどで、相手のミスを誘うもの。彼は駆け引きに勝った。喜ぶ資格はある。
    ポジショニング全般については、前の試合から少し考えを変えた。この試合ではやはり変と思った瞬間、防いだ。全体的に良かったが、アの失点は防げた。滑ったのならしょうがない。

    ベンゲル時代に近づきつつある。悪意ある雑言。今度は打ち克つ。ジャカはその決意をしている。

  3. むー より:

    ジャカは熱い漢ですよ。えぇ。
    だから大好きです。
    メンヘングラードバッハにいたときから好きですよ。
    そして一度決めたことをやり遂げる漢です。
    もう二度とキャプテンマークは巻かないとの決意。
    ラカが変わるときにキャプテンマーク持って右往左往するエンケティアの気持ちを察してくれ。笑
    でも、ジャカ大好きです。

  4. 匿名 より:

    ベンゲル、エメリ、アルテタと誰が監督をやってもスタメンであり続けてるのよね。これが全てだと思う。

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