R.I.P the Queen.
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在位最長70年 エリザベス女王崩御
イギリスの君主であるクイーンことエリザベス女王陛下が、8日静養先のスコットランド・バルモラル城で崩御されました。96歳でした。
We are deeply saddened to hear of the passing of Her Majesty The Queen.
Along with many of our supporters today, we will be taking time to mourn and reflect on Her Majesty’s incredible life and devoted service.
— Arsenal (@Arsenal) September 8, 2022
バルモラル城は、フィリップ殿下が女王にプロポーズをしたゆかりの地。
誤解を恐れずに言えば、このバルモラル城こそが最高のお別れの地だったのかもしれません。
そしてその日、バッキンガムには綺麗な虹がかかったのでした。
エリザベス女王が愛された理由
今年6月行われた、女王の即位70年記念するプラチナ・ジュビリーをお祝いするため、俺もバッキンガムに参戦してきたんですが、
みんな好きなのよ、女王を…を実感したバカリ。
この国では皇室は一切タブー視されていないので、嫌いな人は堂々と皇室批判をするんだけれど、
女王だけは別
みたいな空気感がどこかにあるような気がするんですよ。とにかく愛されている。
在位70年は歴代最長。
大概の人は、生まれた時から笑顔で手を振ってくれる優しい女王で、最近の若者にとっては、「永遠のおばあちゃん」みたいなイメージがあるんだと思う。
そう思う理由は、やはり女王の抜群のキャラ。
オリンピックの開会式では、猪木ばりにヘリから飛び降り、
エリザベス女王と言えばロンドンオリンピック開会式。
『007』と共演してほしいという無茶振りに5分で快諾し、セリフが欲しいか聞かれると「勿論。だってジェームズ・ボンドは私を救いに来るのですから。」と答え、そしてこのノリノリな演技。
こんなにユーモアと愛に溢れた英国君主は他にいない.. pic.twitter.com/WmyB4xcJXV
— Mr.T (@Taylor143always) September 8, 2022
時には、イタズラで送られてきた結婚式の招待状にサプライズ参戦(CNN)、
つい先日のプラチナ・ジュビリーでも、とっても失礼なパディントンとかいうぬいぐるみを手玉にとったバカリ。
This on par if not better than the Olympic James Bond scene.
The Queen having tea with Paddington – incredible that at 96 and after 70 years on the throne she still has the power to surprise #platinumpartyatthepalace pic.twitter.com/88NP1ScpXx— Michael Cowan (@mrmikecowan) June 4, 2022
「Queen」の「We Will Rock You」のリズムに合わせてくださる女王様なんて、どこにいらっしゃいますかって話。
Queenと言えば、コロちゃん禍の中のこれも。
「家でQueenを聴きましょう。Queenと言っても私ではありません。バンドの方です」
以上のことからも、愛されない理由が一切見つからない女王ですが、そんな女王とアーセナルにもただならぬ関係があります。
King of Gooner? エリザベス女王とアーセナルのただならぬ関係
実は、アーセナルは、バッキンガム宮殿での女王のお茶会に招かれた唯一のフットボールクラブなのです。
とにかく見てよ、キング・アンリのど緊張した姿!!
— AP (@Clips3Ap) September 8, 2022
この出来事のヤバさを物語っております。
元祖ヒョロガリ、フレブも真っ青。。。
今にもぶっ倒れそうなフレブを、仲良しセスクがつっかえ棒のように支えています。
瀬尾君もド緊張で、ポッケに手を入れざるおえないッッッ!!
決して龍書文のアレではありません。
そんな瀬尾君をキングアンリがご紹介。
アンリ「彼はイングランド代表の子です」
女王「あなたは何をなさっている方なの?」
瀬尾「あ、あのぉ、あ、足が速い担当ですッ」
そんな感じで皆がガクブルする中、俺たちのエブエのステキなエピソードをひとつ。(エブエは俺が唯一ナンバーを入れていた選手)
Emmanuel Eboue on visiting Buckingham Palace in February 2007: “We went there & Thierry Henry said to me, ‘Please, Emmanuel, it’s the Queen’s house, don’t do anything’. ‘No problem,’ I said, ‘Don’t worry’. So the Queen came in & went along shaking each player’s hand.” #afc
— afcstuff (@afcstuff) September 8, 2022
エブエ「宮殿行った時、アンリさんに『エマニュエルよ、おいエマニュエルよ!クイーンの前で頼むから余計なことだけはするなよ!』と言われだんだすよ。オイも『わがったわがった、心配いらねすで』って言って。
でも、クイーンがみんなと握手しながら来たんだすども、女王さんの犬見たらオレもとどまることが出来なくってすよ、
思わず、『女王様、女王様!』って呼びかけたんだすよ。
そしたら振り返ってくれて『あら、あなたお元気?どうなさったの?』っていうから、オイも襟を正して、
『女王様、オイは体調バッチリだす!ありがどうございます!そんなごとより、オイはもう球蹴りしたくないんだす。だがらオレをどうか犬の世話係で雇ってもらわれねすべが?
散歩もするし、キレイキレイするし、餌もちゃんとあげるす。オレは球蹴りよりも犬の世話係が向いてるんだど思うんだす!』
つったら、女王様もわらってくれて、旦那のヒリップさんも笑ってくれで、とにかぐみんな笑ってくれだんだすよ。」
さっきの動画からは一切カットされてますが、なんていいエピソードでしょう。。。
オレが唯一背中にしょっただけのことはあるよ!!
エブエ最高!
出でよ、ネクストエブエ!!
というわけで、
女王はこれでガチグナ認定されたのです。
SUNが言ってんだから間違いありません。
ちなみに、アーセナルが唯一女王のお茶会に招かれた理由は、女王がガチグナってこともありますが、エミレーツのこけら落としのテープカットに女王をお招きしたところ、残念ながら予定が合わず参戦出来なかったため、そのお詫びとして選手と上層部が宮殿に招待されたのでした。
そんなわけで、グーナーから沢山のお悔やみメッセージが送られているのは、こういった理由からなのです。
RIP 😔 pic.twitter.com/YOzJ6L3oT3
— GoonerNick (@nickvann1987__) September 8, 2022
RIP pic.twitter.com/H1lNpQ1YgF
— Arsenal News Channel (@Arsenalnewschan) September 8, 2022
The queen’s favourite team was top of the League when she passed
God bless Arteta pic.twitter.com/Q6LVM9eWku
— UpYourArsenal🔴⚪🔴⚪♥️ (@UPYOURARSENAL04) September 8, 2022
— 🔴⚪️Gooner Kev⚪️🔴 (@kevdavis736) September 9, 2022
R.I.P our Queen.
今後のスケジュール
そんな女王に哀悼の意を表し、今週末のプレミアは延期となりました。
As a mark of respect to Her Majesty Queen Elizabeth II, this weekend’s Premier League match round will be postponed.
— Premier League (@premierleague) September 9, 2022
9月19日(月)の国葬に向け、ここ英国は10日間喪に服すことになります。
この10日間のスケジュールは以下の通り
1日目:9月10日(土)チャールズ新国王の即位を正式に布告する王位継承評議会が招集され、新国王は謁見を行う。
2日目:9月11日(日) 女王のひつぎが、バルモラル城からエディンバラのホリールード宮殿に車で運ばれる。
3日目:9月12日(月) 新国王がイングランドとウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4地域を歴訪。
4日目:9月13日(火) ひつぎがバッキンガム宮殿へ。
5日目:9月14日(水)ひつぎはロンドン市内での葬列を経て、国会議事堂のウェストミンスターホールに安置。王族は、ひつぎを囲む儀式「王子の通夜(Vigil of the Princes)」を行う。
6~8日目:9月15~17日(木~土) 一般人の弔問受け付け。
9日目:9月18日(日) 女王の葬儀のために来訪した要人や各国首脳の歓迎会。
10日目:9月19日(月) ウェストミンスター寺院で国葬。
以上ですが、この時期プレミア観戦で渡英されている方は、こちらに参加してみてください。
また来週のプレミアがあるのかは現時点では未定ですが、分かり次第ご報告いたします。
在位70周年プラチナ・ジュビリーの模様はこちら
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