Arsenal 5-0 Wolves
Sun May 28 – 16:30 Emirates Stadium
スターティング: やべぇ!シーズン終わっちゃったから来季こそ更新する!
とろサーモン 神の子ジェズス ビッグサカ
釈迦 ジョル爺 (C)マーチン
キヴィ ガブちゃん ベンホワ パーティ
ラムちゃん
■ゴール:
ジャカ (11、14)
ビッグサカ (28)
神の子ジェズス (58)
キヴィ (78)
■ 交代:
59 ビッグサカ → ネルソン提督
75 マーチン → スミス朗
75 ジャカ → 阿部ちゃん
79 キヴィ → テスコ
79 とろサーモン → エディ
■レフェリー:
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今シーズンをざっくり振り返る
アロマイ!さるです。
今季の超絶長いシーズン、皆様お疲れ様でした!
というわけで、ウルヴス戦を振り返るというよりも、今シーズンをざっくり振り返ってみたいと思います。
思い起こせば、8月5アウェイのパレス戦2-0勝利からスタートした今シーズン。
続くレスター、ボーンマス、フラム、ヴィラと8月は無傷の5連勝、昨シーズンの3連敗最下位が嘘のようなスタートダッシュにエミレーツも要塞化、チームを後押ししました。
この勢いで勝ち切りたいと思われた9月初戦のオールド・トラッフォードでは、ガビーのゴールで先制するも、その前のマーチンのファールがとられノーゴール。その後はラシュフォードの二発で3-1で敗退。とにかくポール・ティアニー恐るべし!をまざまざと見せつけられた試合となりました。
※OTからの帰路のバスでは「絶対に笑ってはいけないアウェイバス・森保大喜利」が開催。秀逸な回答に救われました。
しかしここで立て直せるのが今季のアーセナル。昨季開幕戦で敗れたアウェイのブレントフォードに3-0でリベンジ。またこの試合アーセナルの未来が爆誕。
MFのイーサン・ヌワネリ君が15歳181日でプレミアリーグトップデビュー。2019年5月にU-21イングランド代表MFハーヴェイ・エリオットが記録した16歳30日を更新し、プレミアリーグ史上最年少記録となりました。
9月中旬予定されていたエヴァトン戦とELが、エリザベス女王崩御による国葬の警備体制を廻り試合が飛んでしまいさらなる過密日程に。この試合だけを目指し弾丸で来られた方を何人か知っていますが、是非いつかリベンジしていただきたく…!
10月はEL入れて9試合、しかもスパーズ、リバプール2連戦から始まる過酷労働月間。最大の鬼門と言われたこのエミレーツ2連戦も、スパーズに3-1、リバプールもガビーの開始0秒のゴールを含め3-2で競り勝つなど、昨季にはなかった勝負強さを魅せつけ「これワンチャンCLいけんじゃね!?」と思わせられたのもこの時でした。
そして何より、冨安の先発復帰がこのリバプール戦。左SBとしてモウ・サラーを全面通行止め。クラブ、本人共、新たな生き場所を見つけた試合でした。
アウェイのリーズ戦はゴールセンサーの故障により中断。これで調子が狂ったアーセナルはリーズに追い込まれるものの、サカのゴールで逃げ切り。
続くセインツ戦もこの勢いで!と思われたものの、そうは許してくれないのが要塞センメリ。サカのゴールで先制するものの、後半追いつかれまさかの1-1という悪夢。しかしホームに戻ったノッティンガム戦では森を森林伐採、5-0フルボッコ。魔の10月を5戦4勝1分で乗り切ります。
10月最後の森戦は、後半サカの負傷交代で入ったネルソン提督が大爆発。2点連続ゴールを決めるなど、「やっぱネルソン提督は必要!」を全グーナーに刻み込んだ一戦となりました。
疲労困憊で迎えた11月、ワールドカップの直前試合となったチェルシー戦はアウェイでガブちゃんの頭を守り抜き最高の勝利。そしてモリニューでウルヴスも難なく撃破、前半戦を大勝利で折り返し。
しかしここで邪魔してくるのが、前代未聞冬開催のカタールワールドカップ。各々が代表として酷暑の中東へ向かったわけですが、これはやっぱり無理があった。怪我を押して出場した冨安が調子を落とし、またジェズスも代表での練習中に右膝を負傷全治3ヶ月。この大事なシーズンに手術を受け戦線離脱。
※ここで俺もプチ炎上。「怪我をおしてでも国のためにプレーすんのが日本人だろ」勢の皆さんとレスバ。おそらくここでウエストランド井口にブロックされました。井口さん、俺森保さん嫌いの海外厨じゃないんですよ!むしろ森保さん大好きだし、なにより海外厨じゃなく、ただのアーセナルのカルト信者なだけなんだから、ブロック解除してください!
そんなわけで、ワールドカップ明けはスーパーエースジェズスの怪我で大ピンチ。しかし神の子ジェズスに代わり、待ってましたとバカリにエディが電話かけまくってくれたわけですよ。ハマーズ、ブライトンと連続ゴール。
元旦の超金満ニューカッソー戦こそ「ニルニル」だったものの、アウェイでスパーズを撃破。ノーロンダブルを達成。そしてここで試合後ラムちゃんがサポに蹴られるというハプニング勃発。激昂したジャカをテタさんがなだめるという微笑ましい光景も。
続くユナイテッド戦でもラシュフォードのゴールで先制されるものの、サカのゴールで1-1。さらにマルティネスの頭で勝ち越しされるものの、今度はエディの二発。しかも一発はアディショナルの劇的勝ち越し弾で3-2勝利。これまでにまでなかった勝負強さを見せつけオールドトラッフォードのリベンジを果たします。
しかし魔の2月に突入。あの降格争いを演じるエヴァトンにアウェイで1-0敗退。エヴァトンはちょうど成績不振を理由に前監督が解任され、新監督のHHHショーン・ダイチ就任第一戦がうちらという、まさに解任ブースト真っ只中の一戦。当然エヴァの選手も「監督、俺を見て見て!!」つってハッスルしちゃってるわけよ。そしてダイチの一発狙いが功を奏し、降格組のエヴァトンに敗北。全部そーいうのをアーセナルに当ててくる流れマジやめて欲しい。
そこから流れが一転、ブレントフォードに1-1ドロー。これもイヴァン・トニーの一発で追いつかれたやつなんだけど、トニーなんて260件くらいの賭博法違反喰らってんのになんで出てんだよ!っていう。そしてシティ戦は出れないとか…もう一生出てこなくていいよ!!
その後シティにさくっと1-3で敗退。もうちょいうやれると思ったんだけど、その壁はデカい!
そこから3日後のヴィラ戦はとんでもねぇシーソーゲームを展開。2-2で迎えたアディショナルタイムに、ジョル爺のハイパーミドルがバー直撃。下に落ちてきたのを元アーセナルGKのマルちゃんが押し込み93分逆転という激アツのカウント2.9プロレスを展開。
そこから復調したアーセナルは、レスター、エヴァトンと連勝を続け迎えたボンマス戦。これまた2-2で迎えたロスタイム、97分間違いなくこれが今季ベストゴールであろうネルソンの一撃でアーセナル土壇場で大逆転勝利…。
激震。間違いなく揺れた。エミレーツが揺れた。
この揺れは、ミラクルレスターを撃破したウェルベックのゴール以来だったかもしれない。
しかし3月中ばに行われたELスポルティング戦で悪夢が襲います。冨安とサリバが揃って負傷。この試合で実質的にシーズン終了となってしまったわけですが、この最重要人物二人の不在により今季の潮目が一気に変わります。
そこからはフラム、パレス、リーズを難なく消し去ったものの、4月シーズン後半最後の直線、アンフィールドで全てが狂いました。
あのリバポーに2点のアドバンテージから追いつかれ逃げ切ることができず。これは途中アンフィールドの寝た子を起こしちゃったのが原因。ジャカが熱くなり選手と揉めたところでアンフィールドが目を醒ましてしまった。その後選手たちののメンタルが追いつかずズルズル逝っちゃった感じ。
こんな時、冨安とサリバがいてくれれば…
そう思ったのは俺だけじゃないはず。そのくらいの安定感が欲しかった。
この”弱メンタル”がハマーズ、セインツまで引きずり、シティでトドメを刺された感じ。
その後チェルシー、ニューカッソーを破るなどギリギリの鉄骨を渡ったアーセナルですが、ぶっちゃけアンフィールドからエティハドまでの4戦で今季決着。最後のブライトン、森戦でジエンドでした。
しかし晴れやかなノーロンで行われた最終節のウルヴス戦は、今季を象徴するようなパス廻しと試合展開で5-0快勝。最後を締めくくるにふさわしい試合となりました。しかも退団濃厚のジャカが2ゴールでMoMとか、アーセナルにしかなし得ない物語を展開。
今季ラストマッチは「有終の美=終わり良ければ全てチャラ!」を地で行く試合で、明日へと繋げたのでした。
残念ながら土壇場で優勝こそ逃してしまいましたが、今季は2位でフィニッシュ。当初の目標がCLだったことを考えれば俺的には最高のシーズンでした。(※個人差がございます)
そしてなにより、エミレーツが一体になった。
「チームの順位と雰囲気が最高!」というのが前提としてあるとはいえ、それでもここまでエミレーツが要塞化したシーズンは初めてだったと思います。
その理由のひとつが「North London Forever」を手に入れたこと。試合前これで同じ志を持つことができた。
Hearing North London Forever before a match is goosebumps. Every fan needs to pick it up 🔴⚪🔴⚪ pic.twitter.com/mViu592naR
— Dylan 🇮🇪 (@AfcDylan3) January 23, 2023
そしてなにより、チームが「戦える集団」になった。先制されても取り返す。追いつかれても獲りに行く。だからこそ、開始数分でゴール決められても一切スタンドは「死ーーん」とはならなかった。これは劇的な変化。
「よし!こっからこっから!!」とピッチを鼓舞し、オウンゴールした選手のチャントを歌う。そして選手が俺たちの声援に応える。そんな相乗効果から生まれる要塞感。今季のエミレーツはこれまでにない、本当に最高の雰囲気でした。
来季は7シーズンぶりとなるCL復帰となるわけですが、ここからが新たなスタート。
特に冨安は膝にメスを入れるほどの重傷。車替えて、スパイクまで変えて運命変えようとした矢先だっただけに、これは無念でしかなかった。
冨安は、嘘偽りなく、アーセナルで唯一無二の存在だと思ってる。左右をあのクオリティで通行止め出来るポリスいたらお目にかかりたい。とにかく、焦らず急がず、時間をかけてでもいいから、万全で戻ってきて欲しい。
俺は2位で満足しちゃってるけれど、選手は満足しているわけがないんで、来季は全力でやってくれるはず!
また皆さん、今季はBlog、YouTube共々大変お世話になりました。こやって続けてこられるのも、全て皆さんのリアクションのおかげであります。
あざす!
来季も何があろうとも、しれっと続けて参りますので、何卒よろしくお願いいたします!
ジャカに圧倒的感謝!最終節のマッチレポはこちら
コメント
色々考えるに、私たちは先ずスパーズを異様に敵視するのをやめるべきと思う。岩淵もいる。古橋選手の噂もある。
特定のチームを敵視してよい、という思考法が差別を生む。内部スタッフ同士の交流に温度差、八百長を疑われる現象も発生させた。勿論ウーデゴーアはウブだっただけ。突け込むのは悪質であり、犯罪に等しい。談合もそうだが、スポーツマンシップを歪曲した解釈は国をも亡ぼす。
古橋選手が以前、代表に呼ばれなかった事。実は正当性があった。選ぶ人間とは思えない(国を問わずサッカー関係者に多い)発言で滅茶苦茶になったが。
イングリッシュフットボールと日本人との関係。…香川あたりから顕著になったことがある。多くの人が、心を捻じ曲げられた。あまりにも高い勉強代だった。今ようやく。
古橋選手はサッカーに生きる人らしく戦っている。BGMはアレッシアカーラ「スカーズトゥユアビューティフル」
…総括です。