レフェリー界に超新星現る!!
昨日セルハーストで行われたパレス戦で、冨安がイエロー二枚で退場という正規の大誤審が発生しました。
今回はその誤審についての個人的見解です。
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昨晩行われたパレス戦直後のライブで「冨安大誤審の見解聞かせて?」というコメを山ほどいただいたのですが、スタジアムで観戦していると、俺の目が悪いというのもありますが、基本何が起こっているか一切わかりません。
「ゴール入ったー!入れられたー!!」くらいしかわからないわけです。
当然今回も、冨安が退場した理由などわかりませんでした。いやむしろ、誰が退場したのかすらわからない始末。
そんな中Twitter(X)では「アジア人差別」というワードまでトレンド入りしており、なかなか穏やかではない状況。
というわけで、この記事では、試合後退場したVTRを、目がひん剥くほど確認したわたくしさるの個人的見解と今後の展望を記しておきたいと思います。
冨安退場の経緯
まずは冨安に2枚のイエローが出た経緯から。
1目枚は、60分、スローインの際冨安がなかなか投げなかったため、それが遅延行為とみなされイエロー。
2枚目は、67分、マッチアップしたジョルダン・アイェウを倒し再びイエロー。
冨安はこの2枚で痛恨の退場となってしまいました。
俺もパリで信号待ちしてる時財布すられそうになって、さっと犯人の女睨んだらこんな顔しテタ。
まずは1枚目のスローインについて。
これは時間にして約8、9秒くらいボールを持っていたというのが遅延行為ととられたわけですが、確かに今季のプレミアの新ルールには「遅延行為は厳罰に処す」という項目があり、開幕戦でもベンホワが、スローイン遅ぇということでイエローをもらっています(これも確か9秒くらい)。
このほかにもキーパーのゴールキックの遅延行為もこれに含まれ、今後時間稼ぎをするGKはビッシビシ逝かれる可能性があるので、下位チームのキーパーの皆さんは是非お気をつけいただきたいのですが、
確かにこれらの変更は、ゲームを速やかに進行させるためにおいて非常に素晴らしい改変と言えるでしょう。
とはいえ「8、9秒が適切なのか?」については議論の余地があるかもしれません。
秒数については、バスケの3秒ルールのような明確なルールは提示されておらず、おそらく主審が「長げぇ」と感じたらカードが出されるという、全て「俺次第」ルール。
ただ冨安とベンホワの時間が8、9秒とほぼほぼ一致しているところを見ると、必ずしも冨安が狙い撃ちされたわけではなく、もしかすると「10秒を目安」みたいなやつがあるのかもしれません。
またプレー中だと、主審のカウントも、集中力や疲れだったりで若干速くなるのかもしれない。
これに関しては、他のクラブのスローインをどう捌くのか、この辺を注視して統計をとってみると面白い結果が出るかもしれません。誰かやってみてください。
そして問題の2枚目のイエローについて。
これに関しては間違いなくただ手を添えただけでしたが、相手が倒れてのイエロー。
もちろん冨安が、触れただけで相手を吹っ飛ばすことが出来る合気マスターだった可能性も捨てきれませんが、
それはさておき、
もし「タッチしただけでカード出す」っていう基準だとしたら、
これなんか一発レッドなわけです。
そういう話。
結局基準が曖昧すぎるのが、全世界のひんしゅくを買っているわけです。
でもそれは人がやってんだから、見えなかったり見逃したりする時もあるよな!わかる!!
と俺なんかは思ってたんだけど、
そうならないために導入したVARとはなんだったのか!!
普段はスタジオこもってお茶飲んでるVAR係も、レッド出た時ぐらいは、主審に頼まれなくても自主的にチェックしたってバチあたんないんじゃないの???
素人の俺なんかは、そう思っちゃうわけです。
だって俺はVAR反対派なんだから。
「誤審も球蹴りの華!これひっくるめてのサッカー!」と思ってたのに、肝心なところで機能していないじゃないかと。
もちろんVARで若干ファールの正確性が上がったかもしれませんが、VARをチェックするしないを決めるのもレフェリーや中の人となればまるで無意味。
こちとらVARに歓喜の半分もっていかれてんだから、そこまでしてやりてぇんだったら、なんの取りこぼしなくやってくれよと思わずにはいられないわけです。
とにかく、俺が言いたいのは、
冨安の合気でイエローなら、
この試合レッド20枚出てもおかしくないよねって話。
そらぁ「アジア人差別」とか言われちゃうよって話。
とにかく冨安は約5ヶ月ぶりのスタメン復帰。この試合にかけていたわけです。
それをこんなしょーもないジャッジで棒に振ることになったことに対しては、とにかく得意の謝罪とイエロー無条件取り消しをお願いします!と声を大にして言いたい。
しないだろうけど。
これはアジア人差別なのか?
前述したように「アジア人差別」というワードがTwitterのトレンド入りしていました。
それに関してはさすがに主語がデカすぎるような気がします。
これはアジア人差別ではなく、ただのアーセナル差別。
我々は幾度となくこういった差別を受けてきました。
PA内で追いかけるダビド・ルイスの膝に、勝手に相手のスパイクが当たり謎に転倒。
これでダビドルイスは一発レッド&PK。
「ジャカなら一発レッド案件」のこれなんて、何もおとがめナッシング。
これなんかも目ん玉飛び出ました。
明らかにカーフキック決まってるのにただのイエロー。
当然これとかもノーハンド。
てかさ、
冨安への顔面ウォッシュすらノーファールってどういうこと!?
一歩間違えば失明すらありうるこれを、VARチェックしてのノーファール。
と、数え上げればキリがないですが、このように誤審は、この度期待の新人として爆誕したデイヴィッド・クートさんだけではなく、
古くは、勝率2割の男、死神博士マイク・ディーンさんや
レロレロニキのマーク・クラッテンバーグさんをはじめ
同じ引退組では、走れていることが奇跡のジョンモスさん
人違いで全く関係ない聖人ギブスを退場させたアンドレ・マリナーさん
絶対秘密結社の一員リー・メイソンさん
昨季限りで引退、悠々自適のマーティン・アトキンソンさん(左)と今も現役バリバリのケヴィン・フレンドさん(中央)アンドレ・マリナーさん(右)
また先にも説明した、相手のスパイクの先がダビド・ルイスの膝に触れたことで一発レッドを食らわせた目利きの達人クレイグ・ポーソンさん
シティ戦でガブちゃんを退場させたり、トッテナム戦での三笘のゴールを認めなかったりするスチュワート・アトウェルさん
そして最近めきめき頭角を表しているポール・ティアニーさんなど、そうそうたるメンツが立ちはだかっているわけです。
唯一の良心が、秒速の男マイケル・オリバーさんくらいでしょうか。
※写真は、7秒間の間に2枚のイエローをゲッツするという神業で合わせ一本負けを喰らったガビー
これはレフェリーの出身地における地政学的事情も関係していると思われます。
レフェリーの出身地や好きなクラブなどを見ても、ほぼほぼ北イングランドに位置するクラブ。そらぁ南イングランドの良心、洗練されまくったロンドンのアーセナルが太刀打ち出来るわけがないって話!
という俺の妄想はさておき、
何故彼らのような誤審王ばかりがプレミアにのさばっているのか?
これについて考察してみたいと思います。
何故プレミアの誤審はなくならないのか?
諸説あると思いますが、俺が考える「プレミア誤審王が幅をきかせている理由」は、
彼らの鬼メンタルです。
説明します。
レフェリーという職業は、毎週末6、7万の大観衆の前で笛を吹き、時にはサポーターのみならず、選手やクラブの運命さえも左右するジャッジを求められます。
AI搭載のアンドロイドじゃないんだから、いくら優秀なレフェリーだとしても必ずミスはする。これはミス前提の仕事。
しかしミスをして待ち受けているのは、上司の叱責ではなく大観衆からの罵詈雑言。最悪カミソリとか脅迫状とかが届いちゃったりするわけです。
そんな仕事を、いけしゃあしゃあとまともな人間が出来るかって話。
よほどの鬼メンタルの持ち主じゃないと無理絶対。
いくら優秀な人間だったとしても、まともな人間ほど途中で離脱する。
優秀な人間ほど「こんなとこでやってられない!」つって、泥舟から脱出するようにとっとと現場を離れるという、フジテレビ現象みたいなことが起こっているに違いありません。
つまり、今のプレミアで笛を吹いている人間は、なんとしてでも現場にしがみつき、生き延びてきた、精神的にも図太く、どんな罵詈雑言さえも栄養に変えてしまうとんでもないモンスターなのです。
攻撃が一切効かないバケモンなんだから、何か改善を求めてたって無駄無駄無駄。
文字通りの糠に釘、暖簾に腕押し、馬の耳に念仏なのです。
もちろん、イングランドの審判員統括団体PGMOL (Professional Game Match Officials Limited)でも反省会やったり、研修やらなんやらで審判を教育しているようですが、
そもそも、全く優秀じゃない残り香みたいな人たちなんだから、そんな人たちが反省したり研修したところで、
一切レフェリングが向上なんてするわけないし、改善なんてされるわけないと断言!!
そうなると、やっぱ抗議したくなっちゃうよね?
しかしここで残念なお知らせです。
これまた今季の新ルールとして、主審を囲んだり問い詰めたりすると、これまで以上にさくっとカードが出される仕組みになっております。
つまり、主審に優しいルール改訂。
そもそも「抗議したとて」ということはありますが、VARを強く求めることで主審の考えが変わり、VARに移行する可能性も超絶稀にあったわけです。
しかし今後はそれも出来なくなります。
このように、遅延行為や主審保護、そしてボールとは関係ないコンタクトプレーの厳罰化などにより、カードは見事な右肩上がり傾向にあります。
今季既に6枚!ヤバイでしょ!って話。
今後の課題
では我々はどう対処すれば良いのか?
スローインに関してはモニターにカウントアップ、もしくは10秒経ったらブザー鳴らすなどの対処を求めたいところですが、そんなの実現するわけない。
となると、
1にも2にもスローイン練習。
リバプールはスローインコーチを雇いスローインの練習すらガチで行っているとのこと。
スローインに関してはこれでなんとかなるとして、問題は2枚目のような疑惑の判定の場合です。
その時は、
選手が抗議出来ないのであれば、
サポが声を出す。
VARが必要な場面は、全力で「V.A.R!V.A.R!」とロブヴァンダム調、もしくはU.S.A調で叫び審判団に圧をかける。
もはや我々に残された道はこれしかありません。
でもね、いい?
2026年訪れると言われているシンギュラリティ。
この世界は全てAIに切り替わっていくわけだろ?
それは審判だって例外じゃねぇから。
ラインズマンなんていい例だろ。横からカメラで監視してりゃいい話だろ?わかるな?
そのうち主審も猫型ロボットがやるわけだろ?
今みたいな中途半端だから問題がおきてるわけだろ?
そろそろ気づかなきゃダメだよ、いい?
もうパンドラの箱は開いちゃってるからね。
来るべき2026年、審判はどのような進化を遂げ、新たな生命体として生まれ変わるのか。
フットボールの新時代はもうそこまできているのかもしれません。
信じるか信じないかは、
あなた次第です!
今の審判団は既得権益をむさぼるただの悪魔。
そんな悪魔との戦いは、残りあと3年。
審判団全滅のカウントダウンは始まっているから、いいな。
そしてこれを吉と捉えるか、凶と捉えるかで、今後の生き方が変わってくるから。
いいな?ボーッとしてちゃダメだぞ!
と関さんもおっしゃっているように、
「既得権益をぶっこわーす!」
既得権益の権化ともいうべきPGMOLがAIによって淘汰され、全AI化となるシンギュラリティ時代の到来を座して待つこととします。
P.S
次節フラム戦は、直近1分5敗くらいのポール・ティアニー師匠です。
コメント
戦術的ファウル。以前はケガをさせないように配慮したスライディングタックル。が、出来る人間はチームに一人いればいい方。
誰かが簡略化する方法を発明した。「倒れていいよ」の合図。勿論そのままドリブルを続けてもいい。リーグによっては皆倒れた。カードもなかった。
これは合意の上でないと成立しない。合意とはルールである。そう決めるならともかく、裏でやるのは八百長。
FAはヨーロッパのこうした流れを断固拒否した。…だから私は観ている。