ウェールズ代表のアシスタントマネージャーであり、プロのフィットネス評論家であるRaymond Verheijen氏が、ラムジーの怪我で怒りが頂点「アーセナルの怪我人が多いのはトレーニングがダメダメ説」を提唱してくださっていますので、是非耳を傾けてあげてください。(以下超訳)
http://www.dialsquare.co/posts/100
アーセナルのトレーニング方法について(2014年3月)
毎年毎年同じ事の繰り返しで、相変わらずアーセナルはバカばっかである。
わずか数週間のプレシーズンの間に早急に身体を作り上げてしまったら、長いシーズン持つはずがないのだ。
怪我の要因(2014年3月)
コンタクトスポーツにおいて不運な怪我はつきものだ。しかし、大抵の怪我はオーバーローディング、つまり身体に対する過剰な負荷によるものがほとんどだ。間違った動きで見当違いな時間だけトレーニングしたり、もしくは誤った反復運動を行うなどだ。ここ10年のデータを見れば明らかに何かが間違っている事に気づくはずなのに、これに背を向け、毎年同様のミスを繰り返しているとすればそれは、間違いなく”無能”な人種だ。しかしこれは”無意識の無能”と言ってもいいだろう。もしこれを改善出来るとすれば、彼らは”有意識の無能”の必要がある。つまり、この間違いを自覚している必要がある。がしかし、彼らは”無意識”なのだからどうしようもない。
もしこの意見に賛同出来ないとすれば、あなたは周りを見る事が出来ていない。認めたくないということはわかるが、しかしそれはずっと思考を停止させたまま生きて行くということに他ならない。これらの怪我がたまに起るような事であればその気持ちもわからなくはないが、10年以上同様の事が起り続けているという事実に対しては、明らかに何らかの理由が存在するはずなのだ。
問題はプレシーズンにあり(2014年3月)
ズバリ問題はトレーニングにある。特にプレシーズンが問題だ。長年にわたり、私は多くのアーセナルの選手とプレシーズンの話をしてきた。そこでわかったのは、彼らはプレミアリーグでプレーするというよりも、海兵隊に所属しているのではないかと思わせるような訓練を行っているということだ。
海兵隊では、短期でフィットネスを向上させる訓練を行うが、(フットボール選手であれば)徐々に上げていくのが通常だ。プレシーズンから過度なトレーニングを行う事は伝統的なトレーニング方法だが、もし短期で身体をフィットさせた場合、そのフィットネスは3、4ヶ月しか持続しない。これはアーセナルに限った事ではなく、ユナイテッドも同様だ。
また、短期の過度なトレーニングは、披露を蓄積することにもなる。疲労を蓄積すると神経系が鈍くなり、「最大限の動き」を行った際、身体の調整に異常をきたしてしまうのだ。
ウォルコットの怪我(2014年3月)
彼は随分長期で欠場していた。そして11月、ようやく元気にピッチに戻って来た時、25分間プレーした。そしてその後も25分、45分と、リハビリのフェーズ1として徐々にコンディションをビルドアップしていった。そう、ここまでは良かった。しかしアーセナルの試合というのは週に一度ではない。二度ある週もある。よって次の試合まで3日しかない週もあり、リカバリーの時間がなかなか取る事が出来なかった。結果、ウォルコットは16日間にの間に5試合投入され、全てフルタイムでプレーしている。90、90、90、90、90…これではフィット出来るはずも無く、当然疲労は蓄積し・・・これがアーセナルの怪我人が減らない大きな要因の一つでもある。
また他の要因の一つに、相手のファールによる怪我もある。自分のミスとは全く関係のない要因で起る怪我ではあるが、16日間で5回もプレーし疲労が蓄積していたら、鈍っている神経系が反応出来ないため怪我していた箇所を安定して守る事が出来ず、また次の怪我に繋がってしまうのだ。
ラムジーの怪我(2014年12月)
ラムジーの怪我は若い選手にとっては酷くショッキングなものだった。
怪我のパターン(2014年12月)
ロビン・ファンペルシはまだ31だが、ピッチ上では老人のように見える。それはアーセナル時代に追った怪我のダメージによるものだ。このアーセナルの構造的な問題は、ラムジー、ウォルコット、ウィルシャー、そしてチェンバレンの若い才能を脅かしている。
ラッキーな事にファブレガスはそこから逃れる事が出来たがね。
ラムジーがこれ以上怪我をしない為には(2015年2月)
ラムジーがこれ以上怪我をしない為に、二つの解決策がある。一つは、メディカルだけがこの問題に向き合うのではなく、全ての人間がこの問題を認識し、コーチも含めてトレーニングの仕方を見直すこと。
そしてもう一つは、彼がアーセナルを去ることだ。
毎シーズン、怪我人リーグは優勝圏内のアーセナル
いやあ、まずはウェールズ代表のアシスタントマネージャーの人、ラムジーのこと、アーセナルのことをここまで考えていただき、まずはお礼申し上げます。
あざーーっす!
いやあ実はですね、今までぼくちんも、エミレーツに塩を盛ったり、撒いたり、天に向かってお祈りしてみたり、ぼくちんなりに色々やってみてはいるのですが、この怪我については一向に改善される様子もなく、ご存知のように毎シーズン、インジュリー(怪我人)リーグは優勝圏内。
↓ん?盛り塩、撒き塩ってなあに?っていうあなたはこちら
「盛り塩は見かけ怪しい白い粉」それでも俺はお祓いをする!
【塩関係第二弾】撒き塩は見かけ怪しい白い粉 それでも俺はお祓いをする
なので、このプロフィットネス評論家とかいう人の「問題はプレシーズン説」もわからなくはないんですよねえ。
ただ、プレシーズンといえば、皆さんご存知の巨人軍伊東キャンプ。そう、あの天才長嶋茂雄が思いつきでおっぱじめ、ノー天気な江川卓ですら血の気が引いたでおなじみの、あの『地獄の伊東キャンプ』。巨人の星よろしく、早朝から深夜まで血反吐を吐くまで行われた地獄の特訓です。
約一ヶ月間もの間、自分の身体を虐めて虐めて虐め倒し、この自衛隊をも越えるしごきに耐えた翌々年巨人軍は優勝、今も声高にこの鬼のシゴキを絶賛している中畑清が未だにゼッコーチョーなのもうなずけます。いや確かに、俺も、高校ん時、6ヶ月いたサッカー部で、毎日永遠ダッシュとかやったけど全然平気だったし、
プロのスポーツ選手ならこんくらいの事やっても壊れない、むしろやるべき!
とかアンチ巨人の猿も思っちゃったけど、そもそも野球って90分ピッチの上を走るスポーツでもないし、基本殺人的なタックルも日常的に受ける事はないわけないので、あんま当てはまらないような気がしてきたぞ!
しかもこんなガイキチめいた非科学的な事やったら、あぶさんなら即死間違いなしだしな。。。
ただ「プレシーズンが大問題」って、あぶさんはプレシーズンの始まるずっとずっと前から問題なんだし、「疲労のままタックル受けるから危険だ」とかって、危険過ぎるタックルを放置する側も問題で、そもそもそんなタックルを許容しちゃうプレミアのレフェの劣化を差し置いて疲労のみせいにするのはいかがなもので、ラムジーやドゥドゥの大怪我とかも疲労のせいなんですか?とか思っちゃうし、
また、「過密日程のせいで怪我明けの選手が使われ過ぎ」というのは、当然ターンオーバーしなさすぎのボスのせいもあるけど、キリスト教が7割以上を占めるこの国で、クリスマスが存在しないほどの過密日程すぎるリーグの問題のような気もしちゃうし、そもそもアーセナルのプレースタイルである「美しさを追求」するが故の弊害のような気がしなくもありませんが、
でもやっぱプロフィットネス評論家の人が言うんだから間違いないような気がします。
よっぽどプレシーズンに間違った事をやっているに違いありません。
うん、きっとそうだ。
とはいえ、ムー愛読者の猿としましては、「絶対にエミレーツのトイレの方角とかがおかしい説」もしくは「エミレーツの下になんか得体の知れないもんが埋まってる説」は揺るぎないのですけど。
今季の怪我人リーグテーブル
ちなみに、今季の怪我人リーグのこれまでの結果はこちらみたいなのですが、
せやな。
一位、二位は怪我っていうより、ストライキを行っている選手が多いからこうなってるんでしょうけど、下位数チームは、やっぱ、しょうもない、つまんないフットボールしてるクラブが軒並であります。
とにかく、とっとと陰陽師を呼んできて、お祓いしてもらえば済むような気がしてしょうがない、猿からは以上ですが、
あ、よくよく考えたら、この人呼んでこれば全て解決なんじゃ・・・。
コメント
いやー、油達のけが人の少なさがめにつきますね、ぬるっとしてるのはわかりますが、首脳陣には今の順位を客観的に目をそらさずにしかと確認してほしいところです。
プレシーズンの海外ツアーやチャンピオンズリーグの予選などで短時間でフィジカルコンディションを上げなくてはいけないという事情もあるかもしれませんね。
もちろん、ボスがターンオーバーがうまくないことも要因だと思いますが。
段々と戦力が整いつつあるから、これからどんどんターンオーバーしていって欲しいですね。